雑記

2011年4月5日
 ここ数日うまくバランスを保てないできた。漠たる不安に行動を妨げられてきた。でも、結果はどうあれ結局は動くしかない。それしか道はない。まだまだ甘ったれていると思う。

 余震は少なくなったけれども、ある場所で起きると連動するように別の場所で次々に起こる。思うに、その要因には様々な理由があって、一つには絞りきれないようだ。起こる原因は必ずあるのだろうけれど、その起こる場所や時期的タイミングはまちまちで、従来の地震学的なものだけでは到底把握できないような気がする。

 地震に関する解説を見て、一番不可解なのは、たとえば、今回の東北地方太平洋地震の後で起こった長野北部や静岡で起こった地震に関して、地震学者が言った「両地震とも地震のメカニズムや震源域は異なり、直接の関係は無い」というような発言だ。それぞれの事象や地震のメカニズムに関して局所的にしか捉えていないのではないかという不安を呼び起こすような発言が多い。最初の前提となるべく仮説に不備があるような気がしてならない。

 地震という現象は、科学的に説明がつくものではあるけれども、起こる要因やタイミングは偶発的要素が多々含まれると思う。ある程度予測のつく部分は持つものの、所詮は目にみえない地中の現象だから、不確定要素がつきまとう。そして起こった結果のみがクローズアップされる。

 実は大地震になりそうだったが、いくつかの中規模の地震の連続で終わったとか、大地震だったけれど震源域が人が住んでいないために注目されずに終わったとかいう事例も数多くありそうだ。

 やはり、地震予知に関しては、歴史的叙述の積み重ね、あるいは歴史的叙述の細かい事象の分析などに、解決していくための方向性の一つがあるのではないかと思う。














 






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