雑記

2011年6月30日
 松本で地震。M5.4。6月上旬に危険度が上がったと報じられたごふくじ断層近く。長野新潟県境やいわき北茨城のと比較すると今のところピンポイントで起きている模様。同じように危険度が上がったとされる立川断層と双葉断層は今後どうなるのか気になるところだ。

 立川断層は今のところすぐにでも起きるという兆候はなさそうだ。しかし、小さな地震は時折あるので、注意していくのに越したことはない。双葉断層は、そのものよりも南延に連続する断層の方が気がかりだ。ただし、ここもすぐにでも揺れるという感じではない。

 311の震源域は以前と比べると、全体的な連動という感じではなく、幾つかの特定の場所ごとにブロック化しているようにも見える。311地震そのものは収束していっていることは間違いないのだけれど、未だにM5クラスの地震が普通に起こるのだから、時々M6、M7のものが来る可能性は否定できない。ただ、もうやみくもに恐れる時期は去った。原発災害でも言われていたけれど、地震に関しても正しく落ち着いて恐れることが大事だと思う。


 前兆現象とされる発光現象や微振動、地響きなどは、今日のように雷の多い日などは全くあてにならない。おそらくこれらのほとんどは、雷由来によるものが圧倒的に多いはずだ。一部ブログで微振動を取り上げているけれど、これに関してはあたかも川砂から一粒の砂金を取り出すような、地震由来以外の膨大なノイズを取り去る作業が不可欠なはずなのだが、安易に用い過ぎだし主観的すぎる。

 微振動に関しては、やはりMESO-netのデータが一般にも目に見える形で提示されているという点において、一番ましかなと思う。ちなみに今はどの地点もほぼ平行線だ。
http://wwwmeso.eri.u-tokyo.ac.jp/realtime/



 





コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索