雑記

　シューベルトのピアノソナタ第14番。3楽章の速いカノン風の出だしが結構好きで以前から聴いていたけれど、全体としては1楽章の重い感じが今一つ気に入らなくて、そんな頻繁に聴いてこなかった。16番の同じイ短調の曲と比較してみるとなかなか面白いかもしれないと思い、最近聴きなおしている。直観的印象は、16番の方が表現などにおいて14番よりもだいぶ前進しているような気がする。だが、14番も悪い曲じゃない。1楽章も第2主題の湧き立つような出だしとかはなかなか面白い。

シューベルト　ピアノソナタ第14番イ短調　D784

1楽章　アレグロ・ジュスト　イ短調
http://www.youtube.com/watch?v=3NbZH6UEoec&feature=relmfu
2楽章　アンダンテ　ヘ長調
http://www.youtube.com/watch?v=cbKyLCE3LHs&feature=fvwrel
3楽章　アレグロ・ヴィヴァーチェ　イ短調
http://www.youtube.com/watch?v=VLaEWMHKVJs&feature=relmfu