20130825

2013年8月25日
 温度が下がったせいかよく寝てしまう。昨日ビール2缶飲んだのも影響しているかもしれない。昔のように沢山飲めなくなった。

 冷やし中華を食う。冷やし中華は結構好きで冬でも食いたくなる時がある。1人の時は3玉一遍に食う時もある。

 「門」読み終わる。宗助と御米夫妻は、実は駆け落ちしたことが明らかになる。宗助は大学の同級生だった御米の兄安井を裏切る形となってしまい、トラウマになっている。その安井が宗助の家主である坂井の弟と知り合いであることがわかり、そのトラウマが一気に復活し、精神的に不安定になる。その不安をはねのけるためにつてを頼って鎌倉の禅寺に10日ほど籠るが、不安はかえって増大し、痩せこけて家に帰ることになる。しかし、その間に坂井の弟と安井は日本を離れたことがわかり、不安が去ったことで宗助は精神の安定を取り戻す。

 明治時代は45年まであるが、その40年間で日本は劇的に変わったのだなということを思い知らされる。文明的な生活を送って、その生活の中での小市民的な悩みに汲々としている。そして、それは今にも通じる。これからもっと殺伐な時代がやってきたら、漱石や村上春樹の小説は打ち捨てられる時が来るのかもしれない。

 村上春樹の「レキシントンの幽霊」を読み始める。短編集。「レキシントンの幽霊」P3-P38 「僕」は、アメリカで知り合った建築家と親しくなった。その建築家がイギリスに行くことになり、家の留守番を「僕」に頼む。留守番をすることになった初夜、2階の客室に泊まった「僕」は夜中の1時過ぎに目を覚ますと不思議な物音を聞く。

 

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