20140308

2014年3月8日
 リセット日。かなり寝ている。今日も寒い。それでも晴れたので10℃くらいにはなる。

 家の比較的近くにある某コンビニが何らかの事情で無くなったので、少し遠くの同種のところまで行ったら、別種になっていた。さらに違うところへ行く。

 某会から冊子が届く。過去のことに由来する自己嫌悪。こんな気持ちで物事をやりたくない。どうすれば自分の楽な居場所ができるのだろう。大量に情報を頭に注ぎ込むことは必要だ。そういう環境を整備しないといけない。

 シューマンの交響曲第3番を聴く。NHKの某番組で冒頭を少し聴いたことがあったが、全部を聴くのはこれが初めて。1楽章の明朗さがまず際立つが、各楽章の構成が非常によく考えてつくられていると思う。スケルツォと緩徐楽章の差が曖昧なベートーヴェンの7・8やメンデルスゾーンの「イタリア」と同じ流れで、この流れがブラームスにも引き継がれる。


 「それから」読み終わる。代助は三千代に愛を告白し、三千代も受け入れる。平岡にも談判し、三千代と離縁することを承諾させる。嫂と父親にもお見合いを断る旨を伝える。結果、実家から勘当され、平岡から絶交される。思い切った決断。かなり劇的な幕切れ。「それから」の続編的性格をもつ「門」はもう既に読んでしまったが、この小説を読んだ後にするのだった。「緋文字」で同じようなことをやった牧師には腹が立ったのに、結果的に不倫をしたことになる代助にはそこまで批判めいた思いを感じなかった。義理とか世間体とか金とかではない別の道がある。自分もその別の道に同調する側面を持つ。生活者として辛酸を少しは舐めてきたけれど、金とか地位とは違うもので自分は動いている。今回の読書で自分の立ち位置を再考することが少しできた。













 






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