20140322

2014年3月22日
 病院池珈琲。春の陽気。桜の芽が膨らんできた。午後少し作業。残務と宝物の続き。散髪。

 KHの予行演習。明日は正直面倒くさいが仕方ない。

 シューマンの2番と3番をほぼ同時に聴き始めたが、2番に完全にはまってしまった。3番も決して悪い曲ではないのだが、好みの問題だと思う。2番は一つの動機に対しての求心力があるのに対して、3番は最初の主題を起点にどんどん外に広がっていく遠心力のようなものがある。求心力がある方が一つの作品としてのまとまりが持てる分わかりやすいから2番のほうが良いと思ったのかもしれない。ベートーヴェンの交響曲の場合、「運命」が前者で「田園」が後者だ。ブラームスの場合は1番が前者で3番が後者というところか。

 シューマンの4つの交響曲のうち、これまでに聴いていた1番と4番は良い曲だけれど、それぞれ少し物足りないものがあると思っていた。1番は3楽章がシューベルトの影響を抜け切っていないと感じていた。4番は4楽章があっけらかんとし過ぎていてそれまでの苦悩に満ちた前の楽章は何だったのだという気にさせられてしまった。2番と3番はワンランク上のような気がする。

 「アンの愛情」読み終わる。アンは「めぞん一刻」の三鷹さんのようなロイ・ガードナーにプロポーズされるがそれを断り、結局はギルバートと一緒になる。「アンの青春」でも思ったのだが、物語の幕切れが見事だ。






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