20140505

2014年5月5日
 天気曇り。時折雨がぱらつく。南風が強い。朝方5時頃2回地震。2回目の方はさすがにやばいと思ったが、それ以上大きくならずに済んでよかった。その後同じ震源の揺れがないので単発的なもののような気がするがここ数日は注意しないといけない。

 2度目の地震の時、なぜかパジャマ代わりのジャージが脱げていて、後からKHに散々ネタにされる。

 今日は外に出ないでゆっくりする。実家情報を整理。KHが姪甥をすごく気に入ったようでひとまず安心する。ただ今後バランスが難しいかもしれない。1号案件についても少しずつ考える。

 シューマンの交響曲第1番と第2番を聴く。2番はだいぶ聴き慣れた。1楽章序奏は素晴らしい。1番をルイージ指揮、ウィーンフィルの演奏で聴く。1楽章の第1主題と第2主題にあまり差異をつくらない感じの演奏だったので目新しく感じた。だが、自分的には第1主題部分と第2主題部分にもっと違いがあったほうが好みだ。スコアはどうなっているのだろう。

演奏
http://www.youtube.com/watch?v=kGoYaMatX6E
スコア(PDF 7.75MB)
http://javanese.imslp.info/files/imglnks/usimg/5/51/IMSLP61374-PMLP10737-Schumann_op.038_Sinfonie_Nr.1_1.Andante_un_poco_maestoso_Allegro_molto_vivace_fs.pdf

 スコアをみると、第1主題と第2主題の間に特にテンポ変動の指示がない(リンクしたサイトだと11ページの5小節目)ので、ルイージの指揮がスコア通りで、自分がイメージしていたものは付け加えられたものだということがわかった。この辺にシューマンの交響曲を演奏する問題点の一端があるのだろう。それでも、第2主題の出だしから盛り上がるところはとてもシューマンらしさにあふれていて魅力的だ。1番は両端楽章は2番に劣っていないと思う。発想が飛ぶが、ブルックナーの交響曲第1番はシューマンのこれらの交響曲と同じくらいの水準に達しているとも感じる。

 「アンの幸福」170ページまで読む。アンは風にそよぐヤナギ荘の生活になじむが、仕事の面では裏事情から町の有力者プリングル一族に様々な妨害を受け、悩む日々が続く。しかし、プリングル一族の先祖が食人をしていた記述をみつけたことがきっかけで劇的に関係が改善する。隣の住人キャンベル家のエリザベスという「相呼ぶ魂」を持つ女の子と少しずつ交流を持っていく。エリザベスは曾祖母のミセス・キャンベルと召使のモンクマンにあまりにも厳格な教育を受けているため、内向的な性格になっている。その日の気分によって自分の名前とキャラクターを変えるという多重人格的な面を持つ。今日も読んでいて、この小説の世界観がとても豊かなことに感心してしまう。第1作「赤毛のアン」が有名だけれど、その続編も決して劣らない価値を持っていると思う。







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