20180602

2018年6月2日
 晴後曇。17℃~27℃。


 『荒川洋治詩集』60p。「あたらしいぞわたしは」。

 『ホテルローヤル』読了。「ギフト」。巧みな構成。

 『緑の家 下』220p。後半になって、複雑な前後関係、人間関係がようやく理解できてくる。時系列・人間関係が整理されたとしても、物語に描かれている社会の複雑さは変わらない。軍曹=リトゥーマ。アキリーノ=フシーアの相棒の老船頭と、老船頭にあやかって名付けられたラリータの長男。ボニファシア=ラ・セルバティカ=リトゥーマ軍曹の妻で「緑の家」の娼婦。アンセルモ父→ラ・チュンガ娘、母親はアントニア。物語の雰囲気は、日本の歴史の中にあえて当てはめるなら第二次大戦後の闇市的なものがある。軍隊、ヤクザ、修道院が社会を仕切っている。フシーアは日系人だが、日本人的要素は微塵もない。

 

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