20210720

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　「軽蔑」『世界文学全集Ⅱ‐03』353p。「わたし」とエミーリアのやりとり。軽蔑される。その理由。エミーリアは実家へ帰れない。「わたし」とカプリ島へ。エミーリアはバッティスタの車に再び同乗。ものすごい寝取られ感。「わたし」とラインゴルト氏の、オデュッセイアを巡る見解の相違。オデュッセイアはペネロペのもとに帰りたくない。

　『続続・荒川洋治　詩集』107p。詩集〈心理〉から。詩集〈実視連星〉から。詩集〈北山十八間戸〉全篇。独創的。独走している感じ。

　『日本奥地紀行』83p。第六信～第十信。粕壁。三台の人力車。茶屋。粕壁で宿泊。蚤だらけの畳。好奇の眼。私的生活の欠如。日光。金谷家。東照宮。日光山　湯元　屋島屋。駄馬。公式の子どものパーティ。

　『巡礼』読了。第二章　家族　第三章　巡礼。不幸が続く。弟・修次の結婚と離脱。瓦屋の仕事はそれなりに繁盛。生活の流れ。帰結。ボヤ。修次の帰宅。活路。遍路。この家族も一種の「永遠の家族」。変化できず荒廃していく。「永遠の家族」は結果的に滅ぶ。