20220214

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　『日本の歴史　六』202p。第六章　ふたつの王権。執権政治の展開。三上皇配流・六波羅探題・新補地頭。鎌倉の新体制。伊賀氏の変。寛喜の飢饉―民衆と政権との関係。公家の撫民・武家の撫民。御成敗式目―ただ道理の推すところを記され候ものなり。道理と合議。公武協調体制の進展。九条道家と鎌倉幕府。後嵯峨天皇の誕生。後嵯峨院政。宝治合戦。中世の経済構造。銭の病。文書と銭。便補保商業課税・金融業者。西園寺家の興隆。三浦氏の経済基盤。コラム3　伝統的宗教界の内部意識。

　第一・二条は寺社整備と仏神事興行をうたっており、この条目を最初に置くのは朝廷の出す公家法の慣習に倣ったものである。五一か条全体がひとつのまとまりをもち、政策上の明確な意図のもとに発せられていることを示している。以下、諸国の守護・地頭の職務・職権と朝廷・本所との関係、御家人領知行の原則、刑事法・家族法・訴訟法など、武家政権の体系的な法基準が定められた。「右大将家の御時」「大将家の例」など源頼朝の時代の立法や慣例、頼朝による裁定などが源泉であることが強調されており、多くの政変や合戦の末に、絶対的な存在である頼朝の意志を受け継ぐものとして制定されたのがこれら五一か条であったことがわかる。(177p～178p)

　『ビギナーズ』376p。
　「パイ」　クリスマス時のある家族の崩壊。
　『静けさ」　床屋での会話から始まった諍い。