20220306

2022年3月6日
 晴。午後北西の風。5℃~13℃。


 『日本の歴史 七』108p。第二章 京都の幕府 幕府再興 苦戦する南朝 分裂する幕府 最前線の大和。建武式目。「ふたりの将軍」尊氏と直義。守護と国人。観応の擾乱。正平の一統。東山内一揆。連歌が一揆結合にふさわしい寄合文芸。

建武式目:京都に開かれることになった幕府は、前代の鎌倉幕府と違い、朝廷や貴族たちと積極的にかかわっていくことは避けられないのである。そのことを答申の起草者たちは十分に自覚していた。「遠くは延喜・天暦両聖の徳化を訪(とぶら)い、近くは義時・泰時父子の行状をもって、近代の師となす」と、あたかも後醍醐のめざした公武統合路線を継承するかのようなものの言い方も、ただの修辞ではなかった。(74p)

三島由紀夫『音楽』読み終わる。精神科医汐見氏が語る、ある女性の冷感症に関する手記。その女性・麗子の幼い時に遡る性的コンプレックス。実家を出奔した兄との関係。彼氏の隆一。旅先で出会った男・花井。比喩が巧み。作者のフェティズムへの理解の深さ。

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