20220312

2022年3月12日
 晴。8℃~21℃。


 『日本の歴史 七』読み終わる。344p。第八章 応仁の乱 家督争い 大和の応仁 落日の幕府 地方の時代。下剋上の足音。大乗院の荘園越前河口荘。朝倉氏。斯波氏の没落。東西の幕府。足軽。東の大将、成身院光宣。貴族の避難。山城国一揆。守護下向。350p。終わりに。変転する政治と社会。危機の時代。中世びとに学ぶ。

 本巻でも少しみた三毛作は農業生産や技術の発展というよりも、むしろ飢餓への対応という文脈で理解されるようになった。領主の恣意的な賦課を拒絶する荘民らの強硬な姿勢も、そして土一揆や国一揆も、農民の政治的な成長とか村人の団結としてよりも、そうせざるをえないぎりぎりと選択として解釈されるようになった。(348p)

 『魔王』読み終わる。兄の安藤が主人公の「魔王」~215p。弟の潤也とパートナーの詩織が主人公の「呼吸」~355p。兄弟ともある種の能力をもつ。多少能力があったとしても、1億2千万人の世間の前では無力。架空の政治家・犬養みたいな人は意外になかなか出てこないものだ。伊坂氏が大学時代を過ごした街・仙台が出てくる。郊外なら、オオタカがいるだろうと思う。


コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年7月  >>
293012345
6789101112
13141516171819
20212223242526
272829303112

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索