20220130
2022年1月30日 曇時々晴。3℃~9℃。
『香港とは何か』159p。第六章 日本人と香港。香港のペスト禍を救った北里柴三郎。邱永漢を変えた香港。東大安田講堂鎮圧との接点。ヤオハンの盛衰。層の厚い香港研究。
『ユリシーズ Ⅳ』200p。17 イタケ。ブルームとスティーヴンを構成する要素、項目に関する問いと答えの続き。延々続く。
『香港とは何か』159p。第六章 日本人と香港。香港のペスト禍を救った北里柴三郎。邱永漢を変えた香港。東大安田講堂鎮圧との接点。ヤオハンの盛衰。層の厚い香港研究。
『ユリシーズ Ⅳ』200p。17 イタケ。ブルームとスティーヴンを構成する要素、項目に関する問いと答えの続き。延々続く。
20220129
2022年1月29日 晴。4℃~10℃。
『作家の日記』204p。0401~0601。エドモンド・マニーの「ランボオ論」。フランクのソナタ。「フォンスの井戸」。病気への不安。クロソウスキー「わが隣人サド」。ジョルジュ・ビュラン「マスク」。ピエール・ド・ポワデッフル「文学の変貌―バレスからマルローまで―」。マルロー「人間の条件」。ジョン・オハラ「サマラの決闘」。
『ユリシーズ Ⅳ』162p。17 イタケ。ブルームはスティーヴンを自宅に連れていく。鍵がないので、塀を越えて台所から入る。問いと答えの形にげんなりする。
『作家の日記』204p。0401~0601。エドモンド・マニーの「ランボオ論」。フランクのソナタ。「フォンスの井戸」。病気への不安。クロソウスキー「わが隣人サド」。ジョルジュ・ビュラン「マスク」。ピエール・ド・ポワデッフル「文学の変貌―バレスからマルローまで―」。マルロー「人間の条件」。ジョン・オハラ「サマラの決闘」。
『ユリシーズ Ⅳ』162p。17 イタケ。ブルームはスティーヴンを自宅に連れていく。鍵がないので、塀を越えて台所から入る。問いと答えの形にげんなりする。
20220128
2022年1月28日 晴。5℃~11℃。
『作家の日記』164p。0201~0331。スタインベック「大いなる谷」「勝敗のわからぬ戦」。ジャック・チボーの演奏でショーソンの詩曲。0220アンドレ・ジッドの死。フォークナー「サンクチュアリ」。0326原民喜の死と遺言を知る。
『ユリシーズ Ⅳ』127p。16 エウマイオス。ブルームはスティーヴンに妻のマリアンの写真を見せる。溜りを出る。中年おっさんの醜悪さ。
『作家の日記』164p。0201~0331。スタインベック「大いなる谷」「勝敗のわからぬ戦」。ジャック・チボーの演奏でショーソンの詩曲。0220アンドレ・ジッドの死。フォークナー「サンクチュアリ」。0326原民喜の死と遺言を知る。
『ユリシーズ Ⅳ』127p。16 エウマイオス。ブルームはスティーヴンに妻のマリアンの写真を見せる。溜りを出る。中年おっさんの醜悪さ。
20220127
2022年1月27日 晴後曇。3℃~12℃。
『作家の日記』134p。1216~19510131。クロード・エドモンド・マニー「アメリカ小説の年輪」。フォークナー。グリーンの日記。スタインベック。
『ユリシーズ Ⅳ』100p。16 エウマイオス。馭者溜りでブルームがスティーヴンにいろいろ話す。嘘つき船乗り。大英帝国に対してのアイルランド万歳な話。
『作家の日記』134p。1216~19510131。クロード・エドモンド・マニー「アメリカ小説の年輪」。フォークナー。グリーンの日記。スタインベック。
『ユリシーズ Ⅳ』100p。16 エウマイオス。馭者溜りでブルームがスティーヴンにいろいろ話す。嘘つき船乗り。大英帝国に対してのアイルランド万歳な話。
20220126
2022年1月26日 曇後晴。雨は朝方で上がる。午前中曇。午後晴れてくる。4℃~9℃。
『香港とは何か』130p。第五章 映画と香港史。映画都市・香港。阿片戦争と香港。日本の香港占領。中国革命と人口流入。戦後香港とイップ・マン。ブルース・リー。ジャッキー・チェン。返還で切り替わった忠誠の対象。一〇年後のディストピア。
『作家の日記』102p。0814~1213。ジッドとクローデルの書簡。ルアン。「異邦人」。ボーヴォワール「穀つぶし」。リヨン。「ペスト」。シャルル・デュ・ボス。ボーヴォワール「肉欲論」。サルトル「文学とは何か」。シャルリィ・ギヨ「現代のアメリカ作家」。
精神を駄目にするのは、出来合いの観念で考えるという習慣である。この傾向に身をまかえると、われわれは生者であることを止めて、機械になってしまう。するともはやわれわれの内部では、何ものも芽生えずわれわれは、枯木となり、樹皮となってしまう。(ベルクソン 70p~71p)
『香港とは何か』130p。第五章 映画と香港史。映画都市・香港。阿片戦争と香港。日本の香港占領。中国革命と人口流入。戦後香港とイップ・マン。ブルース・リー。ジャッキー・チェン。返還で切り替わった忠誠の対象。一〇年後のディストピア。
『作家の日記』102p。0814~1213。ジッドとクローデルの書簡。ルアン。「異邦人」。ボーヴォワール「穀つぶし」。リヨン。「ペスト」。シャルル・デュ・ボス。ボーヴォワール「肉欲論」。サルトル「文学とは何か」。シャルリィ・ギヨ「現代のアメリカ作家」。
精神を駄目にするのは、出来合いの観念で考えるという習慣である。この傾向に身をまかえると、われわれは生者であることを止めて、機械になってしまう。するともはやわれわれの内部では、何ものも芽生えずわれわれは、枯木となり、樹皮となってしまう。(ベルクソン 70p~71p)
20220125
2022年1月25日 晴後曇。夜雨。1℃~9℃。
『香港とは何か』102p。第四章 二〇一九年に何が起きたか。無数の新語。ネットとSNSで戦う。レノン・ウォール。和理非派と勇武派。林鄭月娥のKY。
『作家の日記』53p。0705~0813。マルセイユからパリへ。手紙ばかり書いている。
プロバンス、うまし国、山々のある所必ず、城あり。(23p)
『ユリシーズ Ⅳ』50p。第三部 16 エウマイオス。娼館を抜け出したブルームと酔っ払いのスティーヴンは馭者溜りへ。船員の法螺話を聞く。
『香港とは何か』102p。第四章 二〇一九年に何が起きたか。無数の新語。ネットとSNSで戦う。レノン・ウォール。和理非派と勇武派。林鄭月娥のKY。
『作家の日記』53p。0705~0813。マルセイユからパリへ。手紙ばかり書いている。
プロバンス、うまし国、山々のある所必ず、城あり。(23p)
『ユリシーズ Ⅳ』50p。第三部 16 エウマイオス。娼館を抜け出したブルームと酔っ払いのスティーヴンは馭者溜りへ。船員の法螺話を聞く。
20220124
2022年1月24日 晴。先週より少し暖かい。4℃~11℃。
『香港とは何か』72p。第三章 三人の若者―雨傘運動のあと。周庭(アグネス・チョウ)、梁天琦(エドワード・レオン)、游蕙禎(ヤウ・ワイチン)。
カミュの「ペスト」の一節
絶望は不幸であるが、絶望に慣れるのは絶望そのものよりもっと悪いものである。 (71p)
『トクする女 みちづれのススメ』読了。生理用品。明治期にナプキンよりもタンポンが使われていた時期があるという。
遠藤周作『作家の日記 1950.06~1952.8』22p。船で日本からフランスまで行く。0604出帆。0605神戸。0609台湾。0610香港。0612マニラ。0615サイゴン。0619シンガポール。0623コロンボ。0628ジブチ。0701スエズ。0703クレタ。0704コルシカ。0705マルセイユ。
『香港とは何か』72p。第三章 三人の若者―雨傘運動のあと。周庭(アグネス・チョウ)、梁天琦(エドワード・レオン)、游蕙禎(ヤウ・ワイチン)。
カミュの「ペスト」の一節
絶望は不幸であるが、絶望に慣れるのは絶望そのものよりもっと悪いものである。 (71p)
『トクする女 みちづれのススメ』読了。生理用品。明治期にナプキンよりもタンポンが使われていた時期があるという。
遠藤周作『作家の日記 1950.06~1952.8』22p。船で日本からフランスまで行く。0604出帆。0605神戸。0609台湾。0610香港。0612マニラ。0615サイゴン。0619シンガポール。0623コロンボ。0628ジブチ。0701スエズ。0703クレタ。0704コルシカ。0705マルセイユ。
20220123
2022年1月23日 曇後雨。日中曇。夜小雨。3℃~8℃。
野嶋剛『香港とは何か』39p。第一章 境界の都市 第二章 香港アイデンティティと本土思想。
わかぎゑふ『トクする女 みちづれのススメ』114p。大阪のこと。はとバスツアー。黒鳥の湖。
野嶋剛『香港とは何か』39p。第一章 境界の都市 第二章 香港アイデンティティと本土思想。
わかぎゑふ『トクする女 みちづれのススメ』114p。大阪のこと。はとバスツアー。黒鳥の湖。
20220122
2022年1月22日 曇時々晴。1℃~10℃。
『ユリシーズ Ⅲ』読了。15 キルケ。戯曲続き。ブルームとスティーヴンが娼館に入って、幻覚と乱痴気騒ぎに翻弄される。幻覚の突飛さを延々と読んでいるうちに、昔読んだキクチヒロノリの漫画を思い出す。
『ユリシーズ Ⅲ』読了。15 キルケ。戯曲続き。ブルームとスティーヴンが娼館に入って、幻覚と乱痴気騒ぎに翻弄される。幻覚の突飛さを延々と読んでいるうちに、昔読んだキクチヒロノリの漫画を思い出す。
20220121
2022年1月21日 晴。0℃~8℃。明日あたりが1年で一番寒そう。
『僕にはわからない』読了。ケニアの呪術医。「ガダラの豚」に出てきた。長島信弘「死と病いの民族誌」。わるもの列伝。マカロニウエスタン。鶴見良行「ナマコの眼」。
『僕にはわからない』読了。ケニアの呪術医。「ガダラの豚」に出てきた。長島信弘「死と病いの民族誌」。わるもの列伝。マカロニウエスタン。鶴見良行「ナマコの眼」。
20220120
2022年1月20日 晴。0℃~8℃。
『シンセミア Ⅳ』読了。第五部 死者たち(承前) 第六部 The Everlasting Now。田宮家をつぶした先にあるもの。上層部の計画。それぞれの結末。隅元の正体。因業。むごたらしく凄惨なシーンが続くのに、どこかドリフのコントの終りめいた滑稽さがある。根底の欲望と社会との整合性。
『シンセミア Ⅳ』読了。第五部 死者たち(承前) 第六部 The Everlasting Now。田宮家をつぶした先にあるもの。上層部の計画。それぞれの結末。隅元の正体。因業。むごたらしく凄惨なシーンが続くのに、どこかドリフのコントの終りめいた滑稽さがある。根底の欲望と社会との整合性。
20220119
2022年1月19日 曇時々晴。2℃~8℃。
『シンセミア Ⅲ』読了。第四部 洪水(承前) 第五部 死者たち。博徳と松尾丈士、一触即発。サークルの田宮家をつぶす計画。台風八号の襲来。神町は洪水の被害に遭う。体育館に避難。博徳と和歌子との対話。洪水の後始末。洪水のはずみで死体が出てくる。犯人。書店主が語る過去の事件。盆踊り大会。
『僕にはわからない』167p。プロレスもホラー映画も見ないのでわからない。
『シンセミア Ⅲ』読了。第四部 洪水(承前) 第五部 死者たち。博徳と松尾丈士、一触即発。サークルの田宮家をつぶす計画。台風八号の襲来。神町は洪水の被害に遭う。体育館に避難。博徳と和歌子との対話。洪水の後始末。洪水のはずみで死体が出てくる。犯人。書店主が語る過去の事件。盆踊り大会。
『僕にはわからない』167p。プロレスもホラー映画も見ないのでわからない。
20220117
2022年1月17日 晴時々曇。2℃~11℃。
『ユリシーズ Ⅲ』362p。15 キルケ。戯曲続き。CGやアニメを併用しないと上演できないようなもの。ブルームが王様になったり女になったり出産したりいろいろ無茶苦茶。御下品。妄想と現実世界が入り乱れる。
『シンセミア Ⅲ』50p。第四部 洪水(承前)。中山が会沢慶子の家へ巡回中、女物下着を着た変質者が泥酔している。市会議員の村西。笠谷の政敵。盗撮サークルの一員・笠谷保宏は、父・宗太とパン屋のオヤジ・田宮明の話を盗聴する。お下劣さで「ユリシーズ」と「シンセミア」は互角。
『僕にはわからない』93p。
進歩の敵となるのは無知で「だまされやすい」人々ではない。冷然と嘲笑して、無視をきめこもうとする「だまされにくい」人々なのである。(65p)
『ユリシーズ Ⅲ』362p。15 キルケ。戯曲続き。CGやアニメを併用しないと上演できないようなもの。ブルームが王様になったり女になったり出産したりいろいろ無茶苦茶。御下品。妄想と現実世界が入り乱れる。
『シンセミア Ⅲ』50p。第四部 洪水(承前)。中山が会沢慶子の家へ巡回中、女物下着を着た変質者が泥酔している。市会議員の村西。笠谷の政敵。盗撮サークルの一員・笠谷保宏は、父・宗太とパン屋のオヤジ・田宮明の話を盗聴する。お下劣さで「ユリシーズ」と「シンセミア」は互角。
『僕にはわからない』93p。
進歩の敵となるのは無知で「だまされやすい」人々ではない。冷然と嘲笑して、無視をきめこもうとする「だまされにくい」人々なのである。(65p)
20220116
2022年1月16日 晴。2℃~11℃。
『シンセミア Ⅱ』読了。第四部 洪水。彩香は、麻生興業の隅元と付き合っている。中山の勘繰り。松尾の行方不明の捜査。様々な別種の不審な問題。事故死した会沢の妻のストーカー・盗撮被害。博徳からの情報。松尾とビデオレンタル店「オレンジ」。サークルの悪だくみの拡大。不良中学生への暴行の混じった補導。
中島らも「僕にはわからない」60p。Ⅰ 僕にはわからない。昔新聞でやっていた「明るい悩み相談室」は面白かった。頭のいい人の文章は面白い。
『シンセミア Ⅱ』読了。第四部 洪水。彩香は、麻生興業の隅元と付き合っている。中山の勘繰り。松尾の行方不明の捜査。様々な別種の不審な問題。事故死した会沢の妻のストーカー・盗撮被害。博徳からの情報。松尾とビデオレンタル店「オレンジ」。サークルの悪だくみの拡大。不良中学生への暴行の混じった補導。
中島らも「僕にはわからない」60p。Ⅰ 僕にはわからない。昔新聞でやっていた「明るい悩み相談室」は面白かった。頭のいい人の文章は面白い。
20220115
2022年1月15日 晴。2℃~11℃。
『男たちへ』読了。
『シンセミア Ⅱ』191p。第三部 畏怖する人間たち(承前)。博徳の妹・彩香と謎の小説家「阿部和重」との接点。田宮明が笠谷宗太から請け負った「最後」の仕事。シャブ中で荒廃する麻生繁芳。強請屋の三沢次郎。松尾丈士と自殺した広崎の妻・妙子とのつながり。神町歴史研究会。博徳はサークルを抜けることを伝える。博徳と和歌子の東京旅行。渋谷でのダンプ暴走事件。和歌子と中年男の現場を見る。嘘と本当の混ざった告白。「闇金ウシジマくん」的な過剰なリアルさ。
『男たちへ』読了。
『シンセミア Ⅱ』191p。第三部 畏怖する人間たち(承前)。博徳の妹・彩香と謎の小説家「阿部和重」との接点。田宮明が笠谷宗太から請け負った「最後」の仕事。シャブ中で荒廃する麻生繁芳。強請屋の三沢次郎。松尾丈士と自殺した広崎の妻・妙子とのつながり。神町歴史研究会。博徳はサークルを抜けることを伝える。博徳と和歌子の東京旅行。渋谷でのダンプ暴走事件。和歌子と中年男の現場を見る。嘘と本当の混ざった告白。「闇金ウシジマくん」的な過剰なリアルさ。
20220114
2022年1月14日 晴。北風強い。2℃~9℃。.
『ユリシーズ Ⅲ』200p。戯曲続き。妄想の中で警察に捕まり、裁判にかけられる。
『男たちへ』306p。
立つ、とは決めることであり、惑わず、とは、ただ単にそれを進めることである。(257p)
『シンセミア Ⅰ』読了。第三部 畏怖する人間たち。民家の放火。都心での「毒ガス・テロ事件」。博徳のサークルでの立ち位置はまずいものになっていく。
『ユリシーズ Ⅲ』200p。戯曲続き。妄想の中で警察に捕まり、裁判にかけられる。
『男たちへ』306p。
立つ、とは決めることであり、惑わず、とは、ただ単にそれを進めることである。(257p)
『シンセミア Ⅰ』読了。第三部 畏怖する人間たち。民家の放火。都心での「毒ガス・テロ事件」。博徳のサークルでの立ち位置はまずいものになっていく。
20220113
2022年1月13日 曇時々晴。3℃~12℃。
『ユリシーズ Ⅲ』150p。15 キルケ。戯曲になる。戯曲なのにブルームの幻覚が混ざり出す。娼家街に入ったスティーヴンの後をブルームが追う。下着を覗き見したガーティや文通しているミセス・ブリーンの幻覚が現れる。「ひかりごけ」は「ユリシーズ」の影響を受けているのかと思った。
『男たちへ』250p。
『ユリシーズ Ⅲ』150p。15 キルケ。戯曲になる。戯曲なのにブルームの幻覚が混ざり出す。娼家街に入ったスティーヴンの後をブルームが追う。下着を覗き見したガーティや文通しているミセス・ブリーンの幻覚が現れる。「ひかりごけ」は「ユリシーズ」の影響を受けているのかと思った。
『男たちへ』250p。
20220112
2022年1月12日 晴。朝は路面凍結。幸いつるつるのところはなかった。4℃~9℃。
『シンセミア Ⅰ』211p。第二部 監視網。親世代(第二世代)。田宮明と麻生繁義。議員の笠谷と子分の森。子世代(第三世代)。田宮博徳とビデオ撮影仲間の松尾・笠谷・菅田・本馬・麻生。不良警官の中山。三つの事件。産廃施設反対派の教師広崎の自殺。自動車整備工会沢の事故死。松尾孝作の失踪(何者かによる殺人)。フェチズム。地方の爛れた感じ。田宮博徳の妻和歌子の過去。
―どこの世界であれ、足抜けこそが最も厄介な問題というわけだ。神町などと町名はご立派だが、その神の町を支配しているのは腐れ土建屋の親族にほかならず、しがないパン屋や小者のヤクザは連中に扱き使われまくった挙句に自由をいっさい失うか、野垂れ死ぬしかないのかもしれない―うちら以外の家であっても例外ではなく、自覚的か無自覚かを問わず、町中のどの一家も雁字搦めの状態なのだと田宮明は思い及ぶ。(192p)
『男たちへ』204p。
『シンセミア Ⅰ』211p。第二部 監視網。親世代(第二世代)。田宮明と麻生繁義。議員の笠谷と子分の森。子世代(第三世代)。田宮博徳とビデオ撮影仲間の松尾・笠谷・菅田・本馬・麻生。不良警官の中山。三つの事件。産廃施設反対派の教師広崎の自殺。自動車整備工会沢の事故死。松尾孝作の失踪(何者かによる殺人)。フェチズム。地方の爛れた感じ。田宮博徳の妻和歌子の過去。
―どこの世界であれ、足抜けこそが最も厄介な問題というわけだ。神町などと町名はご立派だが、その神の町を支配しているのは腐れ土建屋の親族にほかならず、しがないパン屋や小者のヤクザは連中に扱き使われまくった挙句に自由をいっさい失うか、野垂れ死ぬしかないのかもしれない―うちら以外の家であっても例外ではなく、自覚的か無自覚かを問わず、町中のどの一家も雁字搦めの状態なのだと田宮明は思い及ぶ。(192p)
『男たちへ』204p。
20220111
2022年1月11日 雨時々曇。6℃~10℃。
『男たちへ』137p。
『ユリシーズ Ⅲ』101p。14 太陽神の牛。物語の続きなのに、ここから唐突に古代英語。訳文が古文。ここを訳しているのは丸谷氏だろうと思う。ゲンダイオンガク。ブルームが産婦人科に立ち寄る。医学生が酒飲みをしている。拳骨コステロという奴が一際下品。スティーヴンも来る。
『男たちへ』137p。
『ユリシーズ Ⅲ』101p。14 太陽神の牛。物語の続きなのに、ここから唐突に古代英語。訳文が古文。ここを訳しているのは丸谷氏だろうと思う。ゲンダイオンガク。ブルームが産婦人科に立ち寄る。医学生が酒飲みをしている。拳骨コステロという奴が一際下品。スティーヴンも来る。