20210930

2021年9月30日
 曇後雨。夕方前降ってくる。夕方曇。20℃~29℃。


 『巨匠とマルガリータ(上)』209p。ベルリオーズと同居していたステパン・リホジェーノフ。見知らぬ男。ヤルタ。教授と詩人。ストラヴィンスキーとイワン。リホジェーノフらのアパートの居住者組合議長ボソイと見知らぬ男の通訳コロヴィエフ。

 『日本文化の形成』105p。二 日本文化に見る海洋的性格。赤米。


20210929

2021年9月29日
 曇時々晴。18℃~27℃。


 『巨匠とマルガリータ(上)』151p。モスクワのグリボエードフの家。マスソリトの会合。ベルリオーズのことで大混乱。精神的に混乱したイワン・ボヌイリョフの登場。暴れる。制圧。精神科。

 『日本文化の形成』71p。二 日本文化に見る海洋的性格。




20210928

2021年9月28日
 曇時々晴。18℃~26℃。.


 『巨匠とマルガリータ(上)』108p。ポンティウス・ピラトゥスがイエスを裁く。見知らぬ外国人の予言通りのベルリオーズの最期。ポヌイリョフは見知らぬ外国人を追う。

 宮本常一『日本文化の形成』41p。一 日本列島に住んだ人びと。


 

20210927

2021年9月27日
 曇時々晴。朝は小雨。18℃~24℃。


 「詩が多様に喚起する―わが猶予期間3」『大江健三郎全作品1』読了。メキシコ在住時。郷土の先輩正岡子規。

 ミハイル・ブルガーコフ 水野忠夫訳『巨匠とマルガリータ(上)』35p。文芸誌の編集長ベルリオーズと詩人ポヌイリョフの会話に見知らぬ外国人が入り込んでくる。イエスの実在。


20210926

2021年9月26日
 曇。時折雨ぱらつく。20℃~22℃。


 『黙読の山』読了。ラッタウット・ラープチャルーンサップ「観光」。柳田邦男「もう一度読みたかった本」。ヴォルテール「カンディード」。「岩波文庫の80年」。伊藤整「日本文壇史」「近代日本の文学史」。嘉村礒太「崖の下」「途上」「一日」。「岩波いろはカルタ辞典」。アドラー、ドーレン「本を読む本」。平成の大合併。消えた地名は多い。

 「万延元年のフットボール」267p。読了。曾祖父の弟の事実。再構築。僕・蜜三郎に象徴される日本の貴族的なもの、末期の将軍。

20210925

2021年9月25日
 曇。時折弱い雨。21℃~25℃。


 『黙読の山』171p。「加賀・越前と美濃街道」。渡辺京二「逝きし世の面影」。ディーノ・ブッツァーティ「神を見た犬」。イタロ・カルヴィーノ「見えない都市」。鎌田慧「椎の若葉に光あれ―葛西善蔵の生涯」。葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」。高見順「敗戦日記」。挿絵。

 「万延元年のフットボール」217p。追放された者の自由。想像力の暴動。蠅の力。蠅は我々の魂の活動を妨げ、我々の体を食ひ、かくして戦ひに打ち勝つ。暴動。スーパーマーケットの略奪。鷹四と妻・菜採子との密通。寝取られ男。コキュ文学。陰キャは潜在的に寝取られ男。その後の精神形成に大きく影響する。



20210924

2021年9月24日
 曇時々晴。22℃~30℃。


 『黙読の山』117p。加能作次郎「世の中へ・乳の匂い」。広津和郎が女性名で投稿。高見順「いやな感じ」。文芸時評の百年。「テルーの唄」。中村真一郎「死の影の下に」「四季」。チェーホフ「かわいい女・犬を連れた奥さん」。市島三千雄。ヨシフ・ブロツキイ「私人」。石川九楊「失われた書を求めて」。高野喜久雄。ヘンリー・ジェイムズ「使者たち」。

 「万延元年のフットボール」157p。本当のことを云おうか。大雪。蜜三郎がヤマドリをさばく描写が、幼い頃見た父親がキジをさばいた過程と一緒。


20210923

2021年9月23日
 晴時々曇。昨夜は遠雷が聞えた。24℃~31℃。


 『秘密のおこない』読了。鶴岡真弓「黄金と生命」。南桂子。織田作之助の「可能性の文學」。古事記。刺さってくるものは少ない。この方面で自分は鈍いということだ。

 荒川洋治『黙読の山』27p。再読多い。ガルシン「紅い花」「信号」。

 「万延元年のフットボール」138p。百年後のフットボール。念仏踊りの復興。




20210922

2021年9月22日
 曇時々晴。22℃~30℃。


 『秘密のおこない』185p。ジョーゼフ・コンラッド「エイミー・フォスター」。マーリオ・リゴーニ・ステルン「野性の樹木園」。フラナリー・オコナー。アイザック・バシェヴィス・シンガー「タイベレと彼女の悪魔」。フリオ・コルタサル「コルタサル短編集 悪魔の涎・追い求める男 他八篇」。イーユン・リー「千年の祈り」。リディア・デイヴィス「ほとんど記憶のない女」。尾崎翠。絵画十選「虫と人間」。アラニア洞窟の蜜蜂。川端龍子「夢」。上村松園「螢」。鈴木春信「虫籠をもつ母と子」。天稚彦草紙絵巻。香月泰男「青の太陽」。ロレンツォ・ロット「ジョバンニ・アゴスティーノ・デラ・トッレと息子ニッコロ」。河鍋暁斎「鳥獣戯画 動物と昆虫の踊り」。オディロン・ルドン「笑う蜘蛛」。谷内六郎「かなかな蝉の駅長さん」。

 「万延元年のフットボール」103p。見たり見えたりする一切有は夢の夢にすぎませぬか。スーパー・マーケットの天皇。村の青年が飼育していた鶏の全滅。スーパーマーケット。唐突にフットボール。



20210921

2021年9月21日
 晴後曇。19℃~28℃。


 『秘密のおこない』137p。ソル・フアナ「知への賛歌 修道女フアナの手紙」。ベティエ編「トリスタン・イズー物語」。ヴァージニア・ウルフ「オーランド―」。トゥルゲーネフ「初恋」。チェーホフ「チェーホフ・ユモレスカ」。尾崎放哉。泉鏡花「高野聖」。高橋たか子「墓の話」。河野多惠子「臍の緒は妙薬」。伊藤比呂美「とげ抜き新巣鴨地蔵縁起」。横尾忠則「温泉主義」。

 「万延元年のフットボール」65p。森の力。四国の山奥。障害を持った息子を抱えた密三郎夫婦と、学生運動に加わりアメリカに逃亡していた弟の鷹四およびシンパの星男と桃子は四国の生家で新しい生活を始めようとする。



20210920

2021年9月20日
 曇時々晴。19℃~28℃。


 蜂飼耳『秘密のおこない』86p。左利き。短文目立つ。

 大江健三郎「万延元年のフットボール」『大江健三郎全作品1』46p。死者にみちびかれて。一族再会。

20210919

2021年9月19日
 晴。21℃~29℃。I 晴。17℃~26℃。

 
 『プラスティック・ソウル』読了。5~7。薬。オノダシンゴ。福永信「プラスティック・ソウル」リサイクル。

 今村夏子『父と私の桜尾通り商店街』読了。「白いセーター」彼氏の姉の子を預かる。「ルルちゃん」「ひょうたんの精」「せとのママの誕生日」「モグラハウスの扉」「父と私の桜尾通り商店街」。

 長嶋有『ジャージの二人』読了。「ジャージの二人」「ジャージの三人」。北軽井沢。「富士日記」的。


20210918

2021年9月18日
 雨後曇。思ったより風ない。ぬるい空気。23℃~26℃。怖い。


 『クオーレ』読了。母をたずねて三千里 アペニン山脈からアンデス山脈まで。人情芝居みたい。耳のきこえない女の子。ガリバルディの死。かわいそうな女の先生の死。遭難。タイタニックのような話。最後の試験。別れ。

 『プラスティック・ソウル』98p。幻覚。文鳥を探しに来た長髪の男。N出版社からの手紙。編集者サトウオサムと有望な作家志望者イダフミコ・ウエダミツオ・エツダシンとわたしの一人であるアシダイチロウ。

20210917

2021年9月17日
 曇。夕方にわか雨に打たれる。天罰。19℃~26℃。


 『クオーレ』362p。エンリーコの病気。ジュゼッペ・マッツィーニ。市民勲章。苦しい家計。消防士。

 『プラスティック・ソウル』45p。2。フジコとのただれた生活。



20210916

2021年9月16日
 曇時々晴。21℃~27℃。


 『クオーレ』335p。ウンベルト王。幼稚園。とうさんの先生。84歳。手が震える症状。感動的な邂逅。

 阿部和重『プラスティック・ソウル』22p。1。アシダイチロウの妄想癖。登場人物の名前の怪しさ。「わたし」のわからなさ。筒井康隆の「夢の木坂分岐点」に似ているところがあると思った。

 

20210915

2021年9月15日
 曇時々晴。20℃~29℃。


 『クオーレ』291p。夜の学校。フランティは少年院行きへ。賞状授与式。イタリア各地の子が授与者。サルデーニャ、シチリア、フィレンツェ、ローマ、ロンバルディーア、ロマーニャ、ナポリ、ジェノヴァ、カラブリア、ピエモンテ。ロマーニャの血。カヴール伯爵。

 『文学は実学である』読了。国際交流の流行。ルイジ・ピランデルロ「ひとりは誰でもなく、また十万人」。平野謙「昭和文学史」。三派鼎立。左翼陣営、芸術派、既成リアリズムの世界。セアラ・オーン・ジュエット「とんがりモミの木の郷 他五篇」。「飯田龍太全句集」。「色川武大・阿佐田哲也電子全集」。ニコライ・セミョーノヴィチ・レスコフ「ムツェンスク郡のマクベス夫人」。「じゃこう牛」。武田百合子「富士日記」。

20210914

2021年9月14日
 曇後雨。夕方前くらいに降ってくる。22℃~26℃。


 『クオーレ』244p。フランティやカルロ・ノービスのような嫌な奴の存在。自分の中に嫌な奴成分(天邪鬼成分)が濃厚に入っているので、むげに悪玉にできず、ざわついた気分で読んでいる。囚人七十八号。おとうの看護人。心打たれる話。ちいさな道化師。とうさんの手紙は立派な内容だが、書いてあることをすべてやろうとすると心がくじける。

 『文学は実学である』293p。Ⅲはほぼ再読。広州。古籍門市。ゴンチャロフ「オブローモフ」。高見順の文章。葛西善蔵。「作」。



20210913

2021年9月13日
 曇時々晴。南東の風。22℃~31℃。


 『クオーレ』179p。雪合戦。フィレンツェのちいさな代書屋。ヴィットリオ・エマヌエーレの葬儀。サルデーニャの少年鼓手。愛国的模範少年。小学校1・2年の時に模範少年になろうとして、諸事情により挫折した。その結果、立派な真面目系クズになった。

 『文学は実学である』230p。高見順「東橋新誌」。瀬戸内寂聴「場所」。室生犀星「あにいもうと」。スタインベック「ハツカネズミと人間」。他の本で読んだ再録多い。






 

20210912

2021年9月12日
 曇。24℃~27℃。


 エドモンド・デ・アミーチス 和田忠彦訳『クオーレ』108p。3年に進級したエンリーコ少年の学校生活。ペルポーニ先生。様々な級友。表紙は「母を訪ねて三千里」のアニメ。「クオーレ」自体のアニメも昔あったなと思う。

 荒川洋治『文学は実学である』133p。横光利一「夜の靴」。学習必携小事典。国語。ストリップのクーポン券。朗読詩人批判。漱石の自己批評。江口渙「わが文学半生記」。光岡明「薔薇噴水」。陽気な文章。中谷宇吉郎「由布院行」。柳田國男「美しき村」。芥川龍之介の外出。近松秋江「黒髪」。思わずどきっとするような鋭い批判。


20210911

2021年9月11日
 曇。昼前雨ぱらつく。23℃~29℃。


 『花咲ける上方武士道』読了。若書きの魅力。

 今村夏子『あひる』読了。「あひる」。再読。日常の中の残酷さ。「おばあちゃんの家」。おばあちゃんの慈愛が心を潤す。「森の兄妹」。日常の愛。

 

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