20190402

2019年4月2日
 曇後晴。午後一時弱い雨。冷たい北風。真冬に戻る。3℃~13℃。


 『宮沢賢治全集4』353p。「異稿」。文語詩稿五十篇。

 『日本の名著15 新井白石』360p。「読史余論」。第二巻。源頼朝父子三代のこと。比企氏の乱。北条時政評。和田合戦。

 『放浪記』238p。第一部、第二部。東京だったり徳島だったり尾道だったり。因島の男のところへ。ベニと不良パパ。関東大震災。両親も行商をしながら頻繁に移動。

 『フラニーとズーイ』176p。「ズーイ」。グラス家の兄弟。長男シーモア(7年前に自殺)、二男バディー、長女ブーブー、三男ウォルト(10年前に戦死)、四男ウェイカー(ウォルトとウェイカーは双子)、五男ズーイ、二女フラニー。母親ベッシー。バディーからズーイに宛てた愚にもつかない長い手紙で寝かける。ベッシーの過干渉な感じがリアルな母親感。シーモアは『ナイン・ストーリーズ』の「バナナフィッシュにうってつけの日」、ブーブーは「小舟のほとりで」、ウォルトは「コネティカットのひょこひょこおじさん」に出てくる。





 

20190401

2019年4月1日
 曇。時々雨ぱらつく。5℃~14℃。


 『宮沢賢治全集4』324p再開~338p。「異稿」。文語詩稿五十篇。

 『日本の名著15 新井白石』316p再開~340p。「読史余論」。第二巻。中世以来、将軍の職が世襲になったこと。源頼朝父子三代のこと。

 『放浪記』135p。日記風。ブログ風。薄給の女中や女給をやってしのぐ。都市の最底辺の暮らし。

 J・D・サリンジャー 村上春樹訳『フラニーとズーイ』70p。「フラニー」。フラニーとレーンの無茶苦茶なデート。思い込みの激しい年代。将来のフラニーにとっての黒歴史。レーンのようなのが近くにいてしゃべっていたら張り倒したくなる。





 

 
 
 

20190331

2019年3月31日
 晴。8℃~15℃。


 『宮沢賢治全集3』232p。「歌稿」。

 『騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編(下)』読了。シューベルトの弦楽四重奏15番・13番。亡くなった妹。離婚した妻。騎士団長。スバル・フォレスターの男。免色とまりえ。雨田のウィーン時代。小説世界中の作者の独裁権。

 林芙美子『放浪記』58p。様々な生きるための仕事。放浪者。合間に詩が入る。叫ぶ文章。


20190330

2019年3月30日
 曇後雨。日中曇。夜になって雨。8℃~15℃。


 『宮沢賢治全集3』216p。「歌稿」。

 『騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編(上)』読了。
 『騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編(下)』115p。鈴の音。発掘。絵完成。免色の正体。新境地。新たな鈴の音。面白い。


20190329

2019年3月29日
 曇。花冷え。7℃~11℃。


 『宮沢賢治全集3』186p。「歌稿」。原体剣舞連の歌がある。

 『騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編(上)』。230p。箱根、画家で三島由紀夫の「鏡子の家」に出てくる夏雄を想起する。免色の依頼。薔薇の騎士。おっさんのイデア。



20190327

2019年3月28日
 曇。昼雨ぱらつく。夜寒くなる。9℃~17℃。


 『宮沢賢治全集3』120p。「歌稿」。

 村上春樹『騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編(上)』80p。プロローグ。マグリットの絵のような男。





 



20190327

2019年3月27日
 晴。8℃~19℃。


 『宮沢賢治全集3』101p。

 くわくこうの
 まねしてひとり行きたれば
 ひとは恐れてみちを避けたり
              (96p 312)

 美代子に石を投げられる。


 桐野夏生『残虐記』読了。景子。ケンジ。ヤタベさん。みっちゃん。宮坂。家族や世間の残虐性の方が印象に残ってしまう。



20190326

2019年3月26日
 晴時々曇。10℃~15℃。


 『宮沢賢治全集3』70p。「歌稿」。

 『上と外 下』読了。

 

20190325

2019年3月25日
 曇時々晴。5℃~14℃。


 『宮沢賢治全集3』54p。歌稿。約800首。チフス。蠍。

 『上と外 下』75p。賢と千鶴子救出される。祖父の力。練、成人式参加。ジャンプの漫画的展開。

 

20190324

2019年3月24日
 晴。冬型的。2℃~14℃。


 『宮沢賢治全集3』33p。「歌稿」。短歌。後につながる要素が短歌型式に制約を受けている。

 『上と外 上』読了。千華子熱出す。視線の正体ニコ。地下の世界。王の息。大人も脱出。



20190323

2019年3月23日
 曇時々雨。気温下がる。6℃~10℃。


 『宮沢賢治全集4』322p中断。「文語詩未定稿」。「スタンレー探検隊に対する二人のコンゴー土人の演説」を読んで、いつもここからの暴走族コントに似ていると思う。

 https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/53433_43291.html

 『上と外 上』322p。2 緑の底 3 神々と死者の迷宮 サバイバル続き。夢と現実の境界。




20190322

2019年3月22日
 曇時々晴。昼過ぎは暑いくらい。9℃~22℃。


 『宮沢賢治全集4』276p。「文語詩未定稿」。

 『上と外 上』259p。2 緑の底 錬と千華子のサバイバル。屋根のある祭壇。王の息。


20190321

2019年3月21日
 曇後晴。南風強い。15℃~22℃。


 『宮沢賢治全集4』252p。「文語詩未定稿」。

 『グルーム』読了。死の瞬間まで妄想。

 恩田陸『上と外 上』141p。1 素晴らしき休日 G国。離婚した家族の再会。破綻。クーデター。

 

20190320

2019年3月20日
 曇時々晴。9℃~20℃。


 『宮沢賢治全集4』226p。「文語詩未定稿」。

 『山の仕事、山の暮らし』読了。ゼンマイ・山小屋。猟。山岳ガイド。天然水製氷。

 『グルーム』402p。ハイムに容赦なく現実は迫ってくる。現実の人物に続いて空想の人物も次々と抹殺される。サラ・ドッドルドーの出番。
 

20190319

2019年3月19日
 曇時々晴。7℃~19℃。


 『宮沢賢治全集4』202p。「文語詩未定稿」。

 『山の仕事、山の暮らし』285p。写真。ヒメサユリ。漆。

 『グルーム』345p。最悪の読み心地。傑作。引きこもりの認知が歪み、妄想が進み、無敵化。




 

20190318

2019年3月18日
 曇時々晴。週末より少し寒さ戻る。5℃~14℃。


 『宮沢賢治全集4』181p。「文語詩稿一百篇」「文語詩未定稿」。唯一無二。

 『山の仕事、山の暮らし』233p。かんじき。炭。遭難救助。

 『グルーム』64p。やばさがどんどん明らかになってくる。




20190317

2019年3月17日
 曇時々晴。4℃~15℃。


 『宮沢賢治全集4』159p。「文語詩稿一百篇」。「鶯宿はこの月の夜を雪ふるらし」の七つ森の描写。

 『大江戸観光』読了。「旧事諮問録」は読んでみたい。岩波文庫。

 『山の仕事、山の暮らし』169p。シカ撃ち。養蜂。山小屋。写真が良い。

 『グルーム』48p。ハイムの妄想。実際はしがない美術教師。赴任初日に生徒から暴行。母子。引きこもり。
 

20190316

2019年3月16日
 曇。午後一時的に激しい雨。雨が降って寒くなる。7℃~13℃。揉。


 『宮沢賢治全集4』121p。「文語詩稿一百篇」。

 ジャン・ヴォートラン 高野優訳『グルーム』28p。プロローグ。アルゴンキンホテル。ヴォートランのペンネームは、バルザックに出てくるキャラからとったか。

 高桑信一『山の仕事、山の暮らし』66p。奥会津。ゼンマイ取り、峠の茶屋、林業、山椒魚。

 『日本の名著15 新井白石』316p中断。「読史世論」。江戸時代の日本史ダイジェスト。日本の天下の大勢は、九度変化して武家の治世となり、武家の治世がまた五度変化して、当代にあたったこと。1~3藤原氏、4親政、5院政、6鎌倉源将軍、7鎌倉執権、8建武新政、9足利将軍。1鎌倉源将軍、2鎌倉執権、3足利将軍、4織豊期、5江戸徳川将軍。


 

20190315

2019年3月15日
 曇時々晴。5℃~14℃。揉。


 『宮沢賢治全集4』98p。「文語詩稿一百篇」。

 『OUT 下』読了。

 『日本の名著15 新井白石』294p。「古史通或問」。抄訳。古代朝鮮との関係。国名の由来。魏志。

20190314

2019年3月14日
 晴。冬型。5℃~13℃。


 『宮沢賢治全集4』82p。「文語詩稿一百篇」。「ポランの広場」

 『OUT 下』278p。佐竹はモンスター。十文字と雅子の共謀。佐竹が雅子らに牙を剥く。

 『日本の名著15 新井白石』270p。「古史通」。抄訳。「古事記」などに出てくる神々の白石なりの解釈。



 


 

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