曇後雨。ほぼ曇。昼前雪が舞う。初雪。夕方から弱い雨。12月上旬頃は、雨が多くなることを懸念していたが、クリスマス過ぎから今日まで降らなかった。4℃～7℃。


　『日本の詩歌25』121p。安西冬衛　「亜細亜の鹹湖」「大学の留守」　描かれたイメージを構成している言葉のセンスが卓越している。飛脚＝定六(じょうろく)→王定六？

　『世界文学全集21　ゴーゴリ集』262p。
　「死せる魂」　ほとんど進まない。チチコフは街で知り合った地主マニーロフを訪ねる。



　　
　

　晴。昨日より暖かい。午後北風やや強い時ある。1℃～13℃。


　『日本の詩歌25』102p。北川冬彦　「夜半の目覚めと机の位置」「しんかん」　安西冬衛　「軍艦茉莉」「村」　「軍艦茉莉」を読んでエキセントリック少年ボウイをイメージする。「春」　てふてふ。山頭火の「いらかをこえた」。「春」　鰊が地下鉄道をくぐつて食卓に運ばれてくる。「村」　芥川龍之介の「侏儒の言葉」的。

　ニコライ・ゴーゴリ　横田瑞穂訳『世界文学全集21　ゴーゴリ集』243p～256p。
　「死せる魂」(第一部)　NN市にチチコフがやってくる。ゴーゴリの肖像画は子供の頃軽いトラウマだった。髪の毛さらさらなのが余計に怖い。

　曇時々晴。寒気の底。0℃～7℃。尹。


　『日本の詩歌25』82p。北川冬彦　「夜陰」「花電車」「馬と風景」

　『空気の研究』読了。日本的根本主義について　難解。ドイツ農民戦争の指導者トマス・ミュンツァーの長い引用。

　曇後晴。北風寒い。3℃～8℃。


　『日本の詩歌25』60p。北川冬彦　「氷」「いやらしい神」「実験室」「蛇」　シネ・ポエム。戦前戦後。

　『わたしの容れ物』読了。エクオール。

　晴。室内でも手がかじかむ。昨日よりやや暖かく感じる。1℃～10℃。


　『日本の詩歌25』40p。北川冬彦　「検温器と花」「戦争」　「馬」軍港を内臓してゐる。

　『わたしの容れもの』106p。加齢の感覚。

　『最終講義　生き延びるための七講』読了。共生する作法　コストの外部化。七人の侍。昭和残侠伝。対米従属。買弁。国民国家の株式会社化。
　

　

　晴時々曇。日中は昨日より暖かい。2℃～11℃。


　北川冬彦・安西冬衛・北園克衛・春山行夫・竹中郁『日本の詩歌25』22p。北川冬彦　「三半規管喪失」。短詩。自由律俳句的。

　角田光代『わたしの容れもの』60p。エッセイ。転倒は怖い。

　

　曇後晴。寒い日。4℃～8℃。


　『ユートピア』読了。すみれ・光稀・奈々子の三者三様。因業な町。子供の論理。

　『最終講義　生き延びるための七講』308p。ミッションスクールのミッション　教育に等価交換はいらない　日本人はなぜユダヤ人に関心をもつのか

　「荘子」の天籟は倍音？(166p～168p)　村上春樹「羊をめぐる冒険」、チャンドラー「ザ・ロング・グッド・バイ」、フィッツジェラルド「ザ・グレート・ギャッツビー」、アラン・フルニエ「ル・グラン・モーヌ」の系譜。(174p～176p)「矛盾に耐えて生きる」ことで成熟する。(246p)　自分が寝食を忘れて一生涯研究しても究めきれないかもしれないと思うからこそ、「後事を託す」ために若い研究者を育てるわけじゃないですか。世代を超えた協力がなければ、絶対に果たせないほどの研究対象の奥行きと深みを実感していたら、研究共同体はフレンドリーな空間になるはずなんですよ。(307p)

　『「空気」の研究』185p。「水＝通常性」の研究

　一君万民。「父と子」の間で事実を否定することによって「直きことその中にあり」の忠誠で、秩序が維持された。(159p他)　「自由なる思考」(180p)　
　

　晴。日中は暖かい。夕方北風出てくる。2℃～15℃。


　『ユートピア』89p。鼻崎ユートピア商店街。商店街祭り。地元商店街の人々と外から移ってきた人々。母娘。

　『最終講義　生き延びるための七講』162p。日本の人文科学に明日はあるのか(あるといいけど)　　

　アカデミックハイの感覚。学問的生成を担う人間に必要なのは「客観的に測定できない入力」に反応する能力。(94p)　子どもには球を渡さず、上手なプレイヤーだけでトリッキーなパス回しを楽しんでいるうちに、気がついたらグラウンドも客席も無人になっていたというのが、日本の仏文の現状じゃないのかと思います。(100p)

　『「空気」の研究』146p。「空気」の研究　「水＝通常性」の研究　書かれた当時のネタをもとに展開しているから理解が難しいところがある。
　
　たとえば内村鑑三はこの作用を一種の腐食にたとえ、日本は雨が多いから、外来のどんな思想や制度もたえず「水」を差しつづけられて、やがて腐食されて実体を失い、名のみ残って内容は変質し、日本という風土の中に消化吸収されてしまうという、面白い観察を述べている(99p～100p)。

　曇時々晴。部屋が暖かくならない。1℃～10℃。


　湊かなえ『ユートピア』24p。地方の町の姿。

　内田樹『最終講義　生き延びるための七講』47p。市場原理主義はダメだ。(30p)　死者はそこに存在しないにもかかわらず、むしろ存在しないがゆえに、生きているものたちの判断や行動の規矩となっている。(36p)
　

　晴。昼頃から北西の風やや強い。1℃～11℃。


　『最後の花束』読了。「ハイビスカスの森」「最後の花束」　不連続だと思わせて実は連続している。

　山本七平『「空気」の研究』46p。日本の道徳は差別の道徳である。(12p)　

　晴。3℃～11℃。


　『アメリカ素描』読了。第二部。E・O・ライシャワー。ワシントンDC。ニューヨーク。貿易センター。ビジネス。英国。軍隊のビジネス化。土屋守章「ハーバート・ビジネス・スクールにて」。ウォール街。ブロードウェイ。アメリカ的善意。

　『最後の花束』367p。「おし津提灯」「枕香」　王子・王女であふれている。

　晴。風弱い。2℃～11℃。


　『アメリカ素描』388p。第二部。ボストン。オランダ人。ピルグリムファーザーズ。法が主人。メイフラワー号の誓約。ルソーの社会契約説より100年早い。黒人英語。ポーツマス。金子堅太郎とセオドア・ルーズベルトは同窓生。江戸中期に近代。商品経済。日本基金。

20181230
　晴時々曇。冬型。0℃～9℃。

20181231
　晴。冬型。2℃～9℃。


　『最後の花束』301p。「祝辞」「留守番電話」「青空」「はなの便り」「薬缶」「髪」「おし津提灯」(途中)

　晴。北風寒い。1℃～10℃。諍。


　乃南アサ『最後の花束』69p。
　「くらわんか」　

　『アメリカ素描』340p。第二部　ニューヨーク。フィラディルフィア。費府。重工業。桝本卯平。クラムプ造船所。マンハッタンシスト。ハーレム。

　
　


　

　晴。北風やや強い。寒気。3℃～9℃。


　『詩めくり』読了。十二月一日～十二月三十一日。なぜか嘉門達夫の替え歌の歌詞が思い浮かぶ。

　『アメリカ素描』230p。第一部。葉隠。親切文明。windows updateのような思いやり。第二部。東海岸。アイルランド。聖パトリック教会。

　晴。今日は思ったより寒くない。明日か。7℃～14℃。


　『詩めくり』十一月一日～十一月三十日　

　『アメリカ素描』196p。第一部。職業人としての犯罪者。英雄。論理。ゲイ。

　曇時々晴。天気悪めだが雨は降らない。週末寒波に注意。2℃～12℃。


　『詩めくり』十月一日～十月三十一日　高圧線てとても立派　足踏ん張って六本も腕があって　猜疑心なんてひとかけらもないわ　というのが彼女の口ぐせだった

　『アメリカ素描』148p。第一部　サンフランシスコ郊外の日本人墓地。咸臨丸の乗組員。ペリー。白鯨。讃岐の塩飽の人々。アイアコッカ。排日。

　晴。昨日より風弱い。4℃～10℃。


　『詩めくり』九月一日～九月三十日　広範な知識。

　『アメリカ素描』118p。第一部　ベトナムの中の中国系。オークランド。ジャック・ロンドン。WASP。

　曇時々晴。北の風やや強い。寒くなる。5℃～12℃。揉。


　『詩めくり』八月一日～八月三十一日　物事を分析するのは物事を分からなくする一番の早道だ。

　司馬遼太郎『アメリカ素描』54p。第一部。カリフォルニア。アメリカの広さ。東西4000km。移民。文明。現実という肉塊。