20180914

2018年9月14日
 雨後曇。午後予想とは違って雨が降らない。21℃~25℃。


 『日本の詩歌14 萩原朔太郎』120p。「青猫」。

 『胡蝶の夢(1)』読了。
 『胡蝶の夢(2)』110p。伊之助も長崎へ。天才的な語学の才能。ポンペ・ファン・メールデルフォールト来日。良順らの師となって医学を教える。医学伝習所。勝、良順ら咸臨丸の航海。薩摩へ。島津斉彬。

 『村上春樹インタビュー集』359p。ナラティブ。

 『大鏡 全現代語訳』331p。兼通。忠義公。為光 恒徳公。公季 仁義公。えぐい話。若侍も結構しゃべっている。


20180913

2018年9月13日
 曇。夜雨。19℃~27℃。


 『日本の詩歌14 萩原朔太郎』102p。「月に吠える」「青猫」。

 『胡蝶の夢(1)』402p。松本良順は、半分強引に長崎へ。勝海舟との出会い。出島。

 『村上春樹インタビュー集』324p。レイモンド・カーヴァーについて。

 『大鏡 全現代語訳』290p。第三巻 師輔 伊尹 謙徳公 





20180912

2018年9月12日
 曇。18℃~24℃。


 『日本の詩歌14 萩原朔太郎』78p。「月に吠える」。

 『胡蝶の夢(1)』342p。伊之助は佐倉の順天堂へ。門人と合わない。安政地震。祖父の伊右衛門が伊之助を佐渡へ連れ戻しに来る。

 『村上春樹インタビュー集』248p。

 『大鏡 全現代語訳』242p。第三巻 師輔(安子)。中国の歴史書的記述とマラソン中継の増田明美的解説が同居している。




20180911

2018年9月11日
 曇。気温下がる。19℃~24℃。


 『日本の詩歌14 萩原朔太郎』50p。「月に吠える」。

 『胡蝶の夢(1)』226p。ペリー来航で良順を取り巻く環境が大きく変わる。伊之助はコミュ障。

 『村上春樹インタビュー集』142p。台湾、中国。「アンダーグラウンド」をまだ読んでいない。

 『大鏡 全現代語訳』218p。帝紀の後がたり 大臣序説 第二巻 冬嗣 良房(忠仁公) 良相 長良 基経(昭宣公) 時平 仲平 忠平(貞信公) 実頼(清慎公) 頼忠(廉義公) 師尹 第三巻 師輔 
 

20180910

2018年9月10日
 曇後雨。朝弱い雨。夕方前本降り。やや強く降る。日中は蒸し暑いが、雨が降ってきて涼しくなる。25℃~31℃。


 萩原朔太郎『日本の詩歌14 萩原朔太郎』28p。「月に吠える」。読めば読むほど良くなってくる。

 司馬遼太郎『胡蝶の夢(1)』109p。佐渡に生まれた神童・島倉伊之助は、江戸に出て奥御医師の松本良順に仕える。「みみづのたはこと」に出てきた関寛斎に興味を持って読んでみる。

 村上春樹『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集』25p。アウトサイダー。村上春樹の小説と現代のまちの景観は一致している部分がある。



 保坂弘司『大鏡 全現代語訳』93p。第一巻 序 帝紀 55代文徳天皇 56代清和天皇 57代陽成院 58代光孝天皇 59代宇多天皇 60代醍醐天皇 61代朱雀天皇 62代村上天皇 63代冷泉院 64代円融院 65代花山院 66代一条院 67代三条院 68代御一条院 850年~1025年。14代176年。



20180909

2018年9月9日
 晴後曇。南風やや強い。26℃~32℃。


 『現代小説クロニクル 1980~1984』読了。
 澁澤龍彦「きらら姫」 江戸から鎌倉。江ノ島の洞窟。

 『原典版マハーバーラタ3』326p中断。聖地巡礼(第30章~第153章)。いろいろ途方もない。

20180908

2018年9月8日
 曇時々晴。暑い。26℃~33℃。


 『現代小説クロニクル 1980~1984』241p。
 「泳ぐ男―水の中の「雨の木」」 不快な小説。玉利君の情報を犯人の奥さんにべらべら話すところ。






20180907

2018年9月7日
 曇。午前一時雨。蒸し暑いがどこか涼しい。25℃~30℃。諍。


 『現代小説クロニクル 1980~1984』162p。
 島尾敏雄「湾内の入江で」
 大江健三郎「泳ぐ男―水の中の「雨の木」

 『原典版マハーバーラタ3』290p。聖地巡礼(第30章~第153章)。様々な聖地の説明。地誌学的側面。パーンドゥ兄弟が聖者ローマシャと聖地巡礼へ。
 

20180906

2018年9月6日
 晴後曇。3時8分北海道胆振地方でM6.7の地震。2017年7月1日にもM5.1。昼前暑い。午後は雲多い。夕方雨ぱらつく。25℃~32℃。


 「現代小説クロニクル 1980~1984』132p。
 坂上弘「杞憂夢」

 『原典版マハーバーラタ3』250p。聖地巡礼(第30章~第153章)。話が長くくどい。

 

20180905

2018年9月5日
 雨後晴。未明激しい雨。早朝地震。茨城県沖M5.6。日中気温上がるが、風がやや涼しい。23℃~32℃。

 
 『現代小説クロニクル 1980~1984』115p。
 増田みず子「独身病」 世界はあまり変わっていかない。

 『原典版マハーバーラタ3』234p。山岳民(キラータ)(第13章~第42章) アルジュナ、インドラの世界へ行く(第43章~第79章) 聖地巡礼(第30章~第153章)
 アルジュナ、シヴァと戦い、シヴァに認められる。父インドラの宮殿へ。ナラ王とダヤマンディーの話。ナラ王も賭博で身を落とし、妻ダヤマンディーも苦痛を味わう。


20180904

2018年9月4日
 曇時々雨。朝強い雨。日中は曇り多い。南風強い。夕方さらに強くなる。春に吹く季節風と違う点は瞬間風速の強さ。20mは超えていると思う。蒸し暑い。23℃~29℃。


 『現代小説クロニクル 1980~1984』80p。
 吉村昭「鯊釣り」 浦安。苦い話。

 『原典版マハーバーラタ3』110p。第3巻 森林の巻(ヴァナ・パルヴァン) 森林の教え(第1章~第11章) キルミーラの殺害(第12章) 山岳民(キラータ)(第13章~第42章) 賭博に負けて都を追い出されたパーンダヴァは森で暮らす。バラモンがぞろぞろついてくる。ドラウパディーとビーマが控えめなユディシュティラ批判。ユディシュティラは自分の賭博の失敗を反省するどころか、ビーマの言葉を怒らないでやると言う。「すべてああなるべき運命だった。」 文化の違いとはいえ、インドでもユディシュティラを好きな人は少ないと思う。





 
 

20180903

2018年9月3日
 雨後曇。お昼前まで雨降ったり止んだり。午後概ね曇。夕方蒸し暑さを感じる。22℃~27℃。


 『現代小説クロニクル 1980~1984』56p。
 藤枝静男「みな生きものみな死にもの」
 吉行淳之介「菓子祭」 黒服の男の男なるもの。

 『原典版マハーバーラタ2』読了。第2巻 集会の巻(サバー・パルヴァン) 集会場(第1章~第11章) 協議(第12章~第17章) ジャラーサンダ(第18章~第22章) 世界制覇(第23章~第29章) ラージャスーヤ祭(第30章~第32章) 引出物の授与(第33章~第36章) シシュパーラ殺し(第37章~第42章) 賭博(第43章~第65章) 第二の賭博(第66章~第72章) ドゥルヨーダナの叔父シャクニは賭博の名人で、ユディシュティラを賭博で負かし、全てを奪い、パーンダヴァを森へ追放する。ここのくだりはいつ読んでも、ユディシュティラに対して猛烈に腹が立つ。



20180902

2018年9月2日
 曇時々雨。午前中の方が雨多い。一気に秋の空気。21℃~23℃。


 日本文藝家協会編『現代小説クロニクル 1980~1984』20p。
 野間宏「泥海」 

 『原典版マハーバーラタ2』219p。カーンダヴァ森炎上(第214章~第225章)。アルジュナとクリシュナの動物大殺戮、神々との戦闘。インドらしい無茶苦茶な話。





20180901

2018年9月1日
 曇時々雨。蒸し暑い。午後時々雨。一時激しく降る。遠雷。夜気温22℃くらいまで下がってくる。24℃~31℃。諍。


 『短篇ベストコレクション 現代の小説2018』読了。
 勝山海百合「落星始末」

 『原典版マハーバーラタ2』201p。アルジュナ、森に住む(第200章~第210章) スバドラーの掠奪(第211章~第212章) 結婚の贈物(第213章)。一妻多夫の決まり事を破ったアルジュナは都を出て森で暮らす。クリシュナを訪ね、クリシュナの妹スバドラーを掠奪婚する。アルジュナとスバドラーとの間にジャナメージャヤ王の祖父アビマンニュが生まれる。







 

20180831

2018年8月31日
 晴後雨。気温上がる。今年は何度もこのレベルの暑さを体感した。午後積乱雲発達。激しい雷雨。風向きが目まぐるしく変わる。雨あがった後も不穏な空模様。「運命」交響曲の3楽章冒頭のような。25℃~35℃。


 『短篇ベストコレクション 現代の小説2018』530p。
 唯川恵「陽だまりの中」
 青崎有吾「穴の開いた密室」 殺人現場でキャベツ太郎は食いたくない。
 三崎亜記「公園」

 『原典版マハーバーラタ2』155p。ヴィドゥラの到着(第192章~第198章)。王国の獲得(第199章)。ドラウパディーとの結婚によってパーンダヴァ五兄弟がパンチャーラにいることが知れ渡り、ビーシュマ、ドローナらの勧めによってドリタラーシュトラはパーンダヴァを呼び寄せ、王国を二つに分け、一方をパーンダヴァに与える。都はカーンダヴァプラスタ(インドラプラスタ)。ドリタラーシュトラは本音をドゥルヨーダナには語っている。





 
 

20180830

2018年8月30日
 曇時々晴。気温高かったが、雲が多かったせいでそこまで暑く感じなかった。25℃~34℃。


 『短篇ベストコレクション 現代の小説2018』421p。
 いしいしんじ「おとうさん」
 小田雅久仁「髪禍」 描写が禍々しい。髪の服。
 澤村伊智「コンピューターお義母さん」 
 恩田陸「皇居前広場のピルエット」
 深緑野分「緑の子どもたち」
 藤田宜永「土産話」

 『原典版マハーバーラタ2』131p。ドラウパディーの婿選び式(第174章~第185章) 結婚(第186章~第191章) アルジュナの見せ場。一妻多夫。この時点でナクラとサハデーヴァは少年。


20180829

2018年8月29日
 曇。蒸す。24℃~29℃。


 『短篇ベストコレクション 現代の小説2018』213p。
 野﨑まど「精神構造相関性物理属性」 箸袋で折った鶴。
 高野文緒「ハンノキのある島で」 恨み言。

 『原典版マハーバーラタ2』95p。チトララタ(第153章~第173章)。ガンダルヴァの話。サンヴァラナとタパティー。ヴァシシタとヴィシュヴァーミトラ。乳牛ナンディニー。ヴィシュヴァーミトラが羅刹に乗り移られ、人食いに転じる。世界を滅ぼそうとする者パラーシャラ、アウルヴァ。


 

20180828

2018年8月28日
 曇。午後一時雨。蒸す。24℃~31℃。


 『短篇ベストコレクション 現代の小説2018』153p。
 小川洋子「仮名の作家」 素晴らしいセンス。ストー…。

 『原典版マハーバーラタ2』63p。バカ殺し(第145章~第152章)。チトララタ(第153章~第173章)。ビーマのバカ殺しの話は、化け物退治話の原型になっているような気がする。『水滸伝』の李逵が「鬼」退治をする話にも少し似てると思った。ドルパダの子供たち。ドリシュタドュムナとクリシュナー(ドラウパディー)。アルジュナ、ガンダルヴァを負かす。

 

20180827

2018年8月27日
 晴後雨。残暑といえない暑さ。夕方前激しいにわか雨。空模様怪しくなる。夜激しい雷雨。強い北風。台風並み。気温が一気に下がる。26℃~36℃。


 日本文藝家協会編『短篇ベストコレクション 現代の小説2018』122p。
 川上弘美「廊下」 飛夫と朝香。ピーターとウェンディ。
 雪舟えま「りゅりゅりゅ流星群」 BL。
 河﨑秋子「頸、冷える」 野付半島。ラッコ。


 『原典版マハーバーラタ2』30p。第1巻アーディ・パルヴァン続き。ヒディンバ殺し(第139章~第144章)。羅刹ヒディンバは、火災から逃れてきたパーンダヴァをみつけ食い殺そうとするが、ヒディンバの妹ヒディンバーはビーマに恋してしまい、兄の襲撃をビーマに知らせる。ビーマとヒディンバは格闘になり、ビーマがヒディンバを殺す。ビーマとヒディンバーの間に息子ガトートカチャができる。この訳が未完であることに今頃気づく。

20180826

2018年8月26日
 晴。強烈な残暑。26℃~36℃。


 黒川博行『後妻業』読了。後妻業の女がモンスター。悪役が強力なら味方も強力で智慧がなくてはならない。

 西加奈子『ふる』読了。不思議な読後感。花しすはHSPでコスモゾーンが見える。新田人生。

 あなたは、誰かと能動的に関わってゆくことが、忘れられない確かな方法であるということを知っているはずだ。でも出来ない。出来ないから、せめて記録しておこうとしている。(225p)



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