20181004

2018年10月4日
 曇時々雨。19℃~21℃。


 『會津八一』161p。第七章 東京専門学校と早稲田大学 

 短い期間だが小泉八雲の講義を受ける。卒論はジョン・キーツ。淡島寒月との出会い。

 『デカメロン(上)』126p。第一日第3話~第10話・結び。フィロメーナ、ディオネーオ、フィアンメッタ、エミーリア、フィローストラト、ラウレッタ、エリッサ、パンピーネア。1日目の女王がパンピーネアで2日目がフィロメーナ。二日目から標題に基づいて話をする。話のトリは、標題に関係ない話題をディオネーオがすることになる。

 マーク・トウェイン 大久保博訳『アーサー王宮廷のヤンキー』44p。開高健の『輝ける闇』の中で出てきたので気になっていた。タイムスリップ。コネチカット。サー・ケイ。燃えろアーサー。





 

20181003

2018年10月3日
 晴後曇。18℃~23℃。


 『會津八一』120p。第六章 脚気の再発と俳句、そして書 

 『デカメロン(上)』77p。第一日第1話・第2話。パンフィロ、ネイーフィレ。



20181002

2018年10月2日
 晴時々曇。気温上がるが湿度低い。18℃~27℃。


 『會津八一』98p。第四章 幕末維新の知識層と東京大学の学生 第五章 鷗渡会と東京専門学校の創立

 東大、早稲田の創成期。

 ジョヴァンニ・ボッカッチョ『デカメロン(上)』47p。著者序 第一日まえがき。ペスト禍のフィレンツェ。郊外に逃れる7人の女性と3人の男性+召使(少なくとも7人)。著者がつけた全員の仮名。女性7人:パンピーネア、フィアンメッタ、フィロメーナ、エミーリア、ラウレッタ、ネイーフィレそしてエリッサ。男性3人:パンフィロ、フィローストラト、ディオネーオ。召使が忙しい。『三銃士』を読んだ時に、三銃士(+ダルタニヤン)にはそれぞれ従者が付いているから実質六銃士(八銃士)だと感じたことがあったけれど、それと似たようなことを思う。


 

20181001

2018年10月1日
 雨後晴。台風一過。強烈な南風。日中はだいぶ治まる。暑くなる。南海上で台風25号発達。24℃~32℃。


 大橋一章『會津八一』64p。序章 奈良美術研究の第一歩 第一章 會津八一の美術史学 第二章 會津家の人びと 第三章 小中学校時代

 中学時代は俳句に没頭。尾崎紅葉に会う。ボート部だったが脚気でやめる。左利きのため書道が上達しない。「奈良美術史料 推古篇」。


 

20180930

2018年9月30日
 雨時々曇。未明は結構降っていたようだが日中はそれほど強くない。昼過ぎは一時的に日差しがあって蒸し暑い。夜台風上陸。風が心配。17℃~24℃。


 『武器よさらば(下)』読了。マッジョーレ湖を使ってのスイス脱出は成功するが悲劇的結末。




 

 

20180929

2018年9月29日
 曇後雨。11時過ぎ降ってくる。強くはないが止みそうにない雨。18℃~21℃。


 『クマにあったらどうするのか』読了。テープ起こしからの編集と構成のことを考える。

 『武器よさらば(下)』156p。ドイツ・オーストリア軍のウディネへの突進。ヘンリーは大渋滞に巻き込まれ、ついには車を手放し、部下を失い、捕えられ、銃殺される寸前に脱走。バークリのいるミラノまで逃走。バークリがマッジョーレ湖畔の町ストレーザへ行ったのを追う。再会。スイスへ逃げる計画。命がけの逃走の中でバークリを思う描写に心打たれる。



20180928

2018年9月28日
 晴。久しぶりの快晴。台風24号接近。14℃~26℃。


 姉崎等・片山龍峯『クマにあったらどうするのか アイヌ民族最後の狩人姉崎等』96p。衝動読み。自分が育った山にクマはいないことになっていたが最近はいるらしい。子供の時に「くまうちの日までに」を読んだ時のことを思い出す。


 

20180927

2018年9月27日
 雨後曇。15℃~17℃。


 『武器よさらば(上)』読了。ヘンリーとバークリは楽しくいちゃつく。酒を飲み過ぎて黄疸。前線に戻される。
 『武器よさらば(下)』63p。ヘンリーがミラノでいちゃついていた間に戦争は激化。友人のリナルディも神父も精神的ダメージを受けている。


 

20180926

2018年9月26日
 曇後雨。午前中は霧雨が時々降る。午後になって本降り。気温低い。17℃~20℃。


 『武器よさらば(上)』242p。負傷したヘンリーはミラノの戦病院へ移る。ミス・バークリも同じ病院に移ってきて、二人は仲を深める。会話が自然。



20180925

2018年9月25日
 曇後雨。昼前から降り出す。昼過ぎ激しい雨。雷鳴轟く。夕方弱まるが降り続く。22℃~25℃。


 アーネスト・ヘミングウェイ 金原瑞人訳『武器よさらば(上)』110p。第一次大戦。イタリアとオーストリア・ハンガリー帝国国境付近の戦線。アメリカ人フレデリック・ヘンリーは、救急ボランティアで病院にいるミス・バークリと知り合う。ヘンリーは運転手としての軍務中、砲弾に当たり重傷を負う。



 

20180924

2018年9月24日
 晴後曇。蒸し暑い。夕方雨ぱらつく。21℃~29℃。


 『冬の夢』読了。フィッツジェラルドの小説に出てくる女は大体糞女。ミソジニストなのに敵が好きでたまらない。
 「メイデー」
 「罪の赦し」
 「リッツくらい大きなダイアモンド」
 「ベイビー・パーティー」再読。名短篇。

 『永遠をさがしに』読了。プリオン病。耳が聞こえなくなる。




 

20180923

2018年9月23日
 晴後曇。気温上がる。21℃~28℃。


 『バベットの晩餐会』読了。「エーレンガート」。画家カゾッテとリュドミラ妃の侍女エーレンガート。

 『日本の詩歌14 萩原朔太郎』読了。散文詩(「宿命」より)。未完詩篇。

 スコット・フィッツジェラルド 村上春樹訳『冬の夢』57p。「冬の夢」。『若者は皆悲しい』(20150426~0506)に収録されていて以前読んでいた。忘れていたが、最後で思い出す。

 「ずっと昔、僕の中には何かがあった。でもそれは消えてしまった。それはどこかに消え去った。どこかに失われてしまった。僕には泣くこともできない。思いを寄せることもできない。それは二度と再び戻ってはこないものなのだ。」(56p~57p)

 「その昔、この自分には何かがあった。いまはない。もうない。なくなった。泣くこともできない。どうでもよい。あの何かが戻ってくることはない。」(小川高義訳p134)

 村上訳は説明的、小川訳は虚無的。

 原田マハ『永遠をさがしに』48p。世界的指揮者の父とチェロ奏者の母をもつ和音のもとから突然母が去ってしまい、やがて唐突に継母がやってくる。





20180922

2018年9月22日
 曇後晴。午前中はたびたびにわか雨。午後になって晴れてくる。気温上がる。19℃~26℃。


 『日本の詩歌14 萩原朔太郎』321p。「純情小曲集」「氷島」。デカダン。

 『まにまに』読了。第3章 本のこと 「しろいろの街の、その骨の体温の」「アメリカにいる、きみ」「これからお祈りにいきます」「ミスター・ピップ」「存在しない小説」「オスカー・ワオの短く凄まじい人生」「こうしてお前は彼女にフラれる」「問いのない答え」「HHhH プラハ、1942年」「論理と感性は相反しない」「ひとりの体で」「ソロモンの歌」 全部未読。

 『花神(下)』読了。「鬼謀の人」。暗殺。








20180921

2018年9月21日
 雨。ほぼ一日雨。午後一時激しく降る。夜になって小降り。気温上がらない。15℃~19℃。


 『日本の詩歌14 萩原朔太郎』302p。「純情小曲集」。

 『まにまに』211p。違う世界。

 『花神(下)』382p。薩長連合以降、長州は薩摩の仕立てに出る。鳥羽伏見。江戸無血開城。幕府軍の反攻。彰義隊。蔵六江戸へ。海江田。
 

20180920

2018年9月20日
 曇後雨。午後雨。一時激しく降る。20℃~24℃。


 『日本の詩歌14 萩原朔太郎』288p。「萩原朔太郎詩集」「純情小曲集」。

 『まにまに』181p。

 『花神(中)』読了。
 『花神(下)』74p。四境戦争。長州、幕府軍を破る。
 

20180919

2018年9月19日
 晴後曇。日中気温上がる。夕方低い雲出てくるが降らない。18℃~27℃。


 『日本の詩歌14 萩原朔太郎』257p。「萩原朔太郎詩集」。

 『まにまに』141p。

 『花神(上)』読了。
 『花神(中)』352p。桂小五郎。



20180918

2018年9月18日
 曇後雨。日中は晴れ間も多い。夜になって激しい雨が降ったり止んだりする。21℃~28℃。諍。


 『日本の詩歌14 萩原朔太郎』227p。「蝶を夢む」。与謝蕪村の評価。

 西加奈子『まにまに』92p。思ったよりリア充感。

 イサク・ディーネセン『バベットの晩餐会』74p。「バベットの晩餐会」。ニールセンの「広がりの交響曲」が流れてきそうな光景。パリ・コミューン。海亀のスープ。

 司馬遼太郎『花神(上)』384p。村田蔵六(大村益次郎)。シーボルトの娘楠本イネ。緒方洪庵。適塾。宇和島藩。長崎。江戸。長州。



20180917

2018年9月17日
 曇後雨。夕方土砂降り。遠雷。21℃~31℃。


 『日本の詩歌14 萩原朔太郎』202p。「蝶を夢む」。こっちも「荘子」か。

 『胡蝶の夢(4)』読了。明治維新。三人の医者のその後。司馬凌海。

 『村上春樹インタビュー集』読了。

 『大鏡 全現代語訳』読了。第五巻 道長 第六巻 昔物語 別巻 二の舞の翁の物語

 二の舞の翁の物語では、若侍が90歳くらいの老人になっている。


20180916

2018年9月16日
 曇。思ったほど暑くない。20℃~27℃。


 『日本の詩歌14 萩原朔太郎』171p。「青猫」。軍隊。

 『胡蝶の夢(3)』読了。
 『胡蝶の夢(4)』267p。大政奉還。鳥羽伏見。良順は好漢。

 『村上春樹インタビュー集』445p。マラソン最高タイム3時間27分。かなり速い。カズオ・イシグロに言及。

 『大鏡 全現代語訳』421p。第四巻 道兼。第五巻 道長。道兼は七日関白。


20180915

2018年9月15日
 雨後曇。午後になって雨が弱まる。やや蒸し暑い。湿度高い。19℃~22℃。


 『日本の詩歌14 萩原朔太郎』146p。「青猫」。

 『胡蝶の夢(2)』読了。関寛斎が本格的に出てくる。伊之助の理解者。伊之助破門。
 『胡蝶の夢(3)』306p。ポンぺ離日。良順は江戸へ。江戸の医者世界も漢方から蘭方へ。伊藤玄朴の迫害。京都で慶喜を診る。伊之助は平戸の岡口家の婿養子になりかけるが、祖父伊右衛門によって佐渡へ連れ戻される。寛斎は徳島藩の典医になる。蜂須賀家。

 『村上春樹インタビュー集』391p。

 『大鏡 全現代語訳』388p。第四巻 兼家 道隆。兼家のところで「蜻蛉日記」の記述。道隆の子隆家は、刀伊の入寇を撃退。









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