20181113

2018年11月13日
 曇。それほど寒くはない。15℃~18℃。


 『アンダーグラウンド』232p。丸ノ内線(荻窪行き)。症状の共通性。生死を分けた空気の動き。

 『日本の古典をよむ14 方丈記・徒然草・歎異抄』272p。七~十二。

 『神曲 天国篇』45p。第三歌。月天。天国でも下位。ピッカルダ。



20181112

2018年11月12日
 曇時々雨。ほぼ曇だが、朝と夕雨。14℃~19℃。


 『アンダーグラウンド』167p。千代田線。丸ノ内線(荻窪行き)。普通の社会人の日常が突然崩れる。

 神田秀夫・永積安明・安良岡康校訂・訳『日本の古典をよむ14 方丈記・徒然草・歎異抄』240~254。
 唯円「歎異抄」 一~七。熱意のこもった日本語。ミサ曲なら「グローリア」のような。

 ダンテ・アルギエーリ 寿岳文章訳『神曲 天国篇』34p。第一歌・第二歌。ベアトリーチェの導きでダンテは天上界を上がっていく。火炎天、月天。当時の宇宙観。巻末の「ダンテ神曲巡礼記」。訳に7年。ウィリアム・ブレイクが「神曲」を読むために68歳でイタリア語を習い始めた話。




20181111

2018年11月11日
 晴後曇。14℃~20℃。プリニー。


 『エプタメロン』読了。第七日プロローグ、第23話~第27話。ロンガリーヌ、パルラマント、ノメルフィド、イルカン、パルラマント。ナヴァール王妃の実体験。斑猫。

 村上春樹『アンダーグラウンド』100p。千代田線。明日は我が身。昔ID先生が話してくれたことを思い出す。電車に入る時の観察。






20181110

2018年11月10日
 晴時々曇。日中暖かい。13℃~21℃。揉。

 
 『エプタメロン』296p。第六日プロローグ、第22話。オワジル。公爵夫人が愛欲のために青年と公爵を失った話。 

 

20181109

2018年11月10日
 曇後雨。14℃~17℃。


 


 

20181108

2018年11月8日
 晴後曇。13℃~21℃。


 『新訳キーツ詩集』読了。短い生涯。

 『暗黒童話』読了。後味悪い。吉良。

 『コンビニ人間』読了。偽装結婚。ムラの奴隷。

 『エプタメロン』255p。第五日第18話~第20話。シモントー、オワジル、アンナスィート、イルカン。雪の中の折檻。フランシス派修道士の悪事語られること多い。監獄と捕虜。

20181107

2018年11月7日
 晴後曇。15℃~20℃。


 『新訳キーツ詩集』139p。

 『暗黒童話』254p。潮崎と青い煉瓦の屋敷の謎。三田との関係と三田の行方。眼の記憶。

 村田沙耶香『コンビニ人間』105p。今頃読む。こっち側の世界。おまいら。

 『エプタメロン』222p。第五日第16話、第17話。ジェビュロン、シモントー。オーストリアのシャルル皇帝がプロヴァンスに侵攻。

 

20181106

2018年11月6日
 雨時々曇。降ったり止んだり。そんなに寒くない。17℃~21℃。


 『新訳キーツ詩集』132p。「ギリシアの古い甕に寄せる」

 聞える音楽は美しいが、聞えない音楽はさらに美しい
                        (126p~127p)

 『暗黒童話』208p。「憂鬱の森」の常連客たち。潮崎の住む青い煉瓦の屋敷。自分の読書歴の中でも屈指のえぐいシーン。保育園の頃偶然目にした「デビルマン」のワンシーンを思い出す。
 
 『エプタメロン』196p。第四日第十四話、第五日プロローグ、第十五話。オワジル、サフルダン。夫が密通した妻に与えた罰。織田信長が浅井家に対して行った仕打ちと同じ。これもえぐい。第十五話の中でオーストリアとフランスの緊迫した関係が垣間見える。

20181105

2018年11月5日
 曇時々雨。何となく暖かい。15℃~22℃。


 『新訳キーツ詩集』125p。「ナイチンゲールに寄せる」。痛ましい死の予感。

 『暗黒童話』133p。殺人鬼で童話作家の三木。菜深は和弥の記憶をたどって、喫茶店「憂鬱の森」へ。姉の砂織に会う。

 『エプタメロン』176p。第四日プロローグ、第十三話。ジェビュロン。ある修道士がさる紳士の妻を恋するあまり、妻の小間使いたちを殺し、妻をさらう。発覚。失敗。修道士のいるフランシス派修道院は修道士たちもろとも焼かれる。ユグノー戦争など新教旧教の争い。





20181104

2018年11月4日
 曇後雨。日中はほぼ曇。13℃~16℃。


 『新訳キーツ詩集』119p。「サイキに寄せて」。サイキ=プシケ。プシケはパンドラと混同してしまいやすい。

 『エプタメロン』162p。第三日第十二話。ノメルフィド。唐箕。

20181103

2018年11月3日
 曇時々晴。11℃~20℃。この数日天気のことをあまり気にしなかった。


 『新訳キーツ詩集』113p。「聖アグネス祭の前夜」。長詩。乙女マデラィンをどこか遠くへ連れ去ったポーフィロ。その手引きをした老女アンジェラ。

 乙一『暗黒童話』86p。両目のない少女のために眼球を奪って持ってくる人語を話す鴉。左眼を失い記憶喪失になった菜深。左眼に眼球移植をしてから、眼球のもつ記憶が見えるようになる。その眼球は和弥という少年のもの。移植された眼球のスタンド感。ジャイロのスキャン。

 『エプタメロン』159p。第三日第十一話。サフルダン。全七十二のうち二十七を訳出。全訳ではなかった。
 

20181102

2018年11月2日
 曇時々晴。11℃~19℃。


 『新訳キーツ詩集』85p。

 『N響80年全記録』読了。第九章 空前のN響ブーム 第十章 音楽監督の誕生 スウィトナー、シュタイン、ブロムシュテット。ブロムシュテットがまだ元気なのがうれしい。デュトワが来たのは良かったと思う。

 『エプタメロン』132p。第三日第九話・第十話。ジェビュロン、ロンガリーヌ。第九話の僧院長みたいな奴は一番嫌いなタイプ。第十話は自分が性病に罹ることによって妻の浮気相手にもうつすという恐ろしい話。うつされた相手は作者の弟フランソワ1世。


 

20181101

2018年11月1日
 晴後曇。12℃~20℃。


 『新訳キーツ詩集』73p。マーメイド酒場。ロビン・フッド。

 『N響80年全記録』259p。第八章 三人の名誉指揮者。サヴァリッシュ、カイルベルト、マタチッチ。ベートーヴェンの7番はマタチッチ指揮のN響演奏が今でも脳裏に鳴り響く。アンセルメの京都愛が可愛い。

 『エプタメロン』98p。第一日第2話~第6話、第二日第7話・第8話、第三日プロローグ。サフルダン、アンナスィート、ジェピュロン、ノメルフィド、ロンガリーヌ、ノメルフィド、サフルダン。第2話は結果的にスワッピングになってしまっている。第4話は塚原卜伝の無手勝流。第8話は100年の恋が醒めた話。「デカメロン」とは違った味わい。






20181031

2018年10月31日
 晴後曇。昨日より寒い。12℃~20℃。


 『新訳キーツ詩集』62 p。「眠りと詩」。長詩。ギリシャ神話と世界史がちりばめられている。宗教が取り除かれている。

 『N響80年全記録』219p。第五章 オペラの薫陶 第六章 試練のとき 第七章 世界を舞台に

 シュヒターの特訓。子供の頃聴いたN響の重々しさはこの頃できたものなのかと思った。世界演奏旅行のくだりがとても面白い。「管弦楽のためのラプソディ」のウケがいい。

 『老後の資金がありません』読了。義母のキャラが秀逸。替え玉祖母の話は1回でよかった。年を取れば先行きがないように思えるけれど、考え方を変えることによってまだ未来が残っていることを実感できる。資金の具体的な算段について書いていないところもよい。世間の世知辛さと寛大さ。

 

 


 

20181030

2018年10月30日
 晴時々曇。日中は暑いくらい。12℃~23℃。


 『新訳キーツ詩集』37p。「小さい丘の上に―」。カロリー高くてお腹一杯。

 『N響80年全記録』126p。第四章 NHK交響楽団の誕生。マルティノン、カラヤン。

 『老後の資金がありません』207p。生け花を一緒に習っているサツキとの二人グループに美乃留が入り込んでくる。仕事探し。志々子とバトル。高級老人ホームにいる義母を引き取る羽目に。

 『エプタメロン』44p。第一日第1話。シモントー。女が二人の愛人を持ち、快楽と金をそれぞれ得ていたが、浮気がばれたので一人を殺す。実話。

 

 

20181029

2018年10月29日
 晴。12℃~22℃。


 ジョン・キーツ 高島誠訳『新訳キーツ詩集』21p。會津八一繋がりで。美しい言葉。

 佐野之彦『N響80年全記録』88p。第一章 新交響楽団の旗揚げ 第二章 迫り来る戦火 第三章 焦土からの復活

 垣谷美雨『老後の資金がありません』128p。篤子と章の夫婦。長女さやか28歳、長男勇人大学4年。さやか600万の結婚式。章の父90歳で死去。葬儀・墓400万。章の妹志々子との確執。さやかの夫琢磨の暴力疑惑。篤子事務職クビ。章会社リストラ。1200万貯金があっという間になくなる。

 マルグリット・ド・ナヴァール 平野威馬雄訳『エプタメロン ナヴァール王妃の七日物語』29p。プロローグ。イルカンとパルラマントの夫妻、未亡人ロンガリーヌ、二人の紳士ダグサンとサフルダン。さらに、クマに襲われた婦人ノメルフィドとアンナスィート。逃げてきた男ジェビュロン。紳士シモントー、老いた未亡人オワジル。10人の老若男女。ベアルンの瀑流で立ち往生。洪水で橋が流され、橋ができるまで10日か12日かかるという。一行は橋を出来るまで話をして時間をつぶすことにする。



 

20181028

2018年10月28日
 晴。14℃~21℃。


 『デカメロン(下)』読了。ワカチコ。第十日第10話・結び、著者結び。ディオネーオ。グワルティエーリは百姓の娘グリゼルダを娶る。妻の愛を確かめるために酷い仕打ちをする。カバーがボッティチェリの「ナスタージョ・デリ・オネスティの物語 第三の挿話」。

 『娼婦の部屋・不意の出来事』読了。
 「花束」
 「紫陽花」
 「食卓の光景」 剥き出しの感じがよくわかる。会食恐怖。
 「不意の出来事」

 『日はまた昇る』読了。ブレットは闘牛士ロメロと駆け落ちするが破綻。コーンは嫉妬で大暴れ。ジェイク、マイクを殴り、ロメロもボコボコにする。鬱屈した感情の発散。退廃。






 

20181027

2018年10月27日
 雨後晴。朝方雨。9時過ぎから晴れて気温上がる。16℃~24℃。

 
 『デカメロン(下)』448p。第十日第9話。パンフィロ。旅商人に変装したサラディンが旅先のイタリア・パヴィーアのトレゥロ騎士に厚遇される。後にトレゥロが十字軍に参加し捕虜となった時にサラディンは恩返しをし、魔法でイタリアにトレゥロを移動させ、再婚する直前だった妻と復縁できるようにする。

 『娼婦の部屋・不意の出来事』259p。
 「童謡」 少年が病気から快復する過程。同じようなことを経験したので心に響くものがある。
 「出口」 評判の鰻屋。兄妹で夫婦。

 『日はまた昇る』236p。飲み屋で皆友達。闘牛を楽しむ。アメリカの禁酒法時代(1920~1933)が背景。

 



 

20181026

2018年10月26日
 曇時々晴。15℃~22℃。

 『デカメロン(下)』414p。第十日第8話。フィロメーナ。ギシップスとティトゥスは親友。ギシップスは、ティトゥスが許嫁ソフローニアに惚れたのに気づき、友人に妻を譲る。「走れメロス」のような雰囲気。ソフローニアに人権がない。

 『娼婦の部屋・不意の出来事』220p。
 「風景の中の関係」 熱川温泉。父と子。

 『日はまた昇る』211p。鱒釣り。その後、ジェイクとビルはパンプローナでブレット、マイケル夫妻とコーンと落ち合う。闘牛。マイケルは、サンセバスティアンまでブレットに会いに来たコーンを酔った勢いでなじる。去勢牛。

 

20181025

2018年10月25日
 晴後曇。14℃~22℃。


 『デカメロン(下)』379p。第十日第6話・第7話。フィアンメッタ、パンピーネア。カルロ1世。マンフレーディ(マンフレッド)王を破る。アラゴン王ピエートロ(ペドロ3世)、シチリア統治。

 『娼婦の部屋・不意の出来事』188p。
 「海沿いの土地で」 旅先でみたサーカスの男女。
 「手鞠」 秘密映画。

 『日はまた昇る』166p。ブルゲートへ。パンプローナやサンセバスティアンが近い。バスク人。ビルと口論。おたんちん。

 
 

< 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 >

 

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索