20180426

2018年4月26日
 晴後曇。ほぼ快晴。南風やや強い。15℃~25℃。


 『深夜特急5 トルコ・ギリシャ・地中海』読了。アテネ。茶の国からコーヒーの国へ。Cの茶、Tの茶。ペロポネソス半島を巡る。ミケーネ。エレクトラ。スパルタ。トリポリ。パトラス→ブリンディジ。ブリンディジは『八十日間世界一周』に出てくる。


 


20180425

2018年4月25日
 雨後曇。17℃~22℃。


 『深夜特急5 トルコ・ギリシャ・地中海』157p。アンカラ、イスタンブール、アテネ。

20180424

2018年4月24日
 曇後雨。南風やや強い。夕方前降ってくる。弱い。15℃~21℃。


 『深夜特急5 トルコ・ギリシャ・地中海』96p。トルコに入る。エルズルム、トラブソン、サムスン、アンカラ。アンカラでゲンチャイに会う。

20180423

2018年4月23日
 曇。16℃~19℃。

 
 『高見順詩集』読了。初期詩篇から。未完行訳詩集「さまざまな角笛」。詩論。

 『深夜特急5 トルコ・ギリシャ・地中海』21p。テヘランからイスタンブール行きのバスに乗る。アララット山。





20180422

2018年4月22日
 晴。気温上がる。夏日。14℃~28℃。明日は気温下がる。

 
 『高見順詩集』92p。死の淵より。重量喪失。重量喪失拾遺。「われは草なり」。教科書にも載っている有名な詩だけれど、『死の淵より』に並ぶ死を詠んだ言葉の後に読むと、ぐっと来るものがある。マーラー「大地の歌」の結末的。


 『新潮世界文学27 ロマン・ロランⅣ』「魅せられたる魂(Ⅱ)」502p中断。ブルノー、ジュリアン、アンネットを通してのマルクの成熟。アンネットとジュリアンの交流再開。







20180421

2018年4月21日
 晴。13℃~26℃。


 『高見順詩集』70p。死の淵より。

 スタインベック 大門一男訳『二十日鼠と人間』読了。農場を渡り歩くジョージとレニーの淡い夢と破滅。

 『新潮世界文学27 ロマン・ロランⅣ』「魅せられたる魂(Ⅱ)」467p。アンネットと別れてからのジュリアンの半生。娘ジョルジュ。アンネットがルーマニアから帰る途中イタリアでの列車事故で出会ったブルノー・キアレンツァ伯爵。ブルノーは裕福で博識で家族に囲まれ何不自由なく暮らしていたが、1908年に起こったメッシーナ地震で家族を全て失う。

20180420

2018年4月20日
 晴。気温上がる。12℃~26℃。


 『高見順詩集』62p。わが埋葬。死の淵より。

 『灰色の月・万暦赤絵』読了。
 「夫婦」
 「白い線」
 「八手の花」
 「盲亀浮木(もうきのふぼく)」

 『新潮世界文学27 ロマン・ロランⅣ』「魅せられたる魂(Ⅱ)」417p。マルクの反ファシズム活動。陰でシルヴィ、実父で司法大臣のブリゾー、アンネットの亡き上司チモンに助けられている。アンネットとかつての恋人ジュリアンとの再会。
 

 




20180419

2018年4月19日
 晴。南風やや強い。10℃~22℃。


 『高見順詩集』52p。わが埋葬。「この盲目」。

 『灰色の月・万暦赤絵』267p。
 「いたずら」



20180418

2018年4月18日
 雨後曇。午前中雨。午後止んでくる。12℃~15℃。


 『高見順詩集』42p。高見順詩集。

 『深夜特急4』読了。テヘランで磯崎夫妻にもてなされる。シラーズ。ペルセポリス。王のモスク。今福龍太との対談。2では高倉健とだった。

 『灰色の月・万暦の赤絵』218p。
 「妙な夢」
 「朝の試写会」 おじいちゃんどこ行くの?
 「自転車」
 「朝顔」

 『新潮世界文学27 ロマン・ロランⅣ』「魅せられたる魂(Ⅱ)」398p。マルクの不幸を知り、かつてマルクに振られたベルナデッドは奸計を企む。ベルナデッドの妹コロンブのマルクへの恋を利用。鮮やかに成功。しかしコロンブは自殺未遂。マルクとアーシャは、アンネットと息子のヴァニアを仲立ちに関係修復。

 



 

20180417

2018年4月17日
 曇後雨。日中はほぼ曇。夕方になって小雨。12℃~15℃。


 『高見順詩集』34p。樹木派。

 『灰色の月・万暦赤絵』181p。
 「秋風」 父親と娘の戯曲。
 「山鳩」
 「目白と鵯(ひよ)と蝙蝠」

 『新潮世界文学27 ロマン・ロランⅣ』「魅せられたる魂(Ⅱ)」369p。マルクは女房に去られ、生活苦にあえいでいるのに、世界と自分の正義のためだけに生きようとしている。自分と重なるものある。



 

20180416

2018年4月16日
 晴後曇。12℃~20℃。


 高見順『現代詩文庫1014 高見順詩集』22p。樹木派。

 『灰色の月・万暦赤絵』153p。
 「早春の旅」
 「灰色の月」 戦後間もなくの山手線。
 「兎」
 「実母の手紙」

 『深夜特急4』117p。ラワール・ピンディー。ペシャワール。カイバル峠。カブール。カンダハル。ヘラート。テヘラン。

 『新潮世界文学27 ロマン・ロランⅣ』「魅せられたる魂(Ⅱ)」353p。アーシャ、息子ヴァニアを出産。息子をアンネットに預け仕事に戻る。コミンテルンの秘密指令を受けるジト・ジャネリズェと浮気。マルクと別れる。所帯を持ってもマルクは大人になりきれない。

20180415

2018年4月15日
 夜は雨。曇後晴。北風強い。15℃~22℃。


 『高祖保詩集』読了。詩を読んでいると長生きできないことがわかっていたかのような感じがする。評論・エッセイ。

 『新潮世界文学27 ロマン・ロランⅣ』「魅せられたる魂(Ⅱ)」309p。アーシャ妊娠。



 

20180414

2018年4月14日
 曇。南風やや強い。低い雲。夜中は雨か。11℃~19℃。

 
 『高祖保詩集』86p。

 『深夜特急3 インド・ネパール』読了。カトマンズからベナレスへ。人焼き場とガンジスの流れ。熱病にかかりながらデリーへ移動。最大のピンチ。絶対次が読みたくなる切れ方。
 『深夜特急4 シルクロード』28p。デリーからアムリトサル、さらに国境を越えてラホールへ。

 『新潮世界文学27 ロマン・ロランⅣ』「魅せられたる魂(Ⅱ)」294p。マルクとアーシャの結婚。最初の危機。特殊すぎる。



20180413

2018年4月13日
 晴後曇。北風やや強い。12℃~21℃。


 『高祖保詩集』77p。独楽。死と美。

 志賀直哉『灰色の月・万暦赤絵』91p。
 「豊年虫」
 「鳥取」
 「池の縁」
 「万暦赤絵」
 「日曜日」
 「朝昼晩」 子供の描写を読んでいると、漱石の方が性格いい。
 「菰野」 弟が悪い奴に手形を掴まされて堕落していくことが書かれている。が…。 

 『新潮世界文学27 ロマン・ロランⅣ』「魅せられたる魂(Ⅱ)」275p。マルクは貧困に苦しみ、ついに病気となり生死の境をさまよう。隣室に住むロシアからの亡命者アーシャはみかねて看病し、アンネットに電報を打つ。アンネット急行。アーシャはアンネットに自分の過去を打ち明ける。革命前後の地獄。マルクは病気から快復し、アーシャと男女の仲になり、結婚を考えるようになる。チモン急死。アーシャはアンネット以上の超人。


 

20180412

2018年4月12日
 晴時々曇。風弱い。気温上がる。14℃~26℃。


 『高祖保詩集』71p。独楽。

 『新潮世界文学27 ロマン・ロランⅣ』「魅せられたる魂(Ⅱ)」225p。アンネットの強い信念がチモンに影響を与えるようになる。チモンを通して第一次大戦後の動向が見える。親ソ反ソ。対立する母子をセザール・フランクの「至福」が繋ぐ。シルヴィには養子が3人いて、長女ベルナデットをマルクとくっつけようとするが失敗する。かつての五人組の1人シモン・ブーシャールが殺人で逮捕され、マルクはかつての仲間を弁護しようと動くが、カジミール以外の旧友たちの態度は冷たい。シモンは裁判の結果あっさりギロチン送り。マルクの心は荒廃するが、アンネットの手紙に慰められる。マルクは男にふられたリューシュを街でみつけ、同宿する。友人以上恋人未満。



 

20180411

2018年4月11日
 曇。南風強い。12℃~22℃。


 『高祖保詩集』61p。夜のひきあけ。独楽。

 『深夜特急3 インド・ネパール』133p。カルカッタ。ブッダガヤ。カトマンズ。

 『新潮世界文学27 ロマン・ロランⅣ』「魅せられたる魂(Ⅱ)」155p。シルヴィは愛人のコキーユと裕福な暮らし。マルクは社会に出るが、プライドが高すぎて職業を転々とし、飢え死にしそうなところをリューシュに救われる。アンネットはルーマニアのボティレスク邸に行くが、当主に何度も夜這いされ、パリに逃げ帰る。アンネットは新聞社社長チモンに秘書兼タイピストとして雇われ気に入られる。チモンは政治の黒幕。マルクはチモンを嫌っているので、母親の仕事が理解できない。


 

20180410

2018年4月10日
 晴。南東の風時々やや強い。8℃~19℃。揉。


 『高祖保詩集』51p。雪。宮沢賢治的視覚。


 『新潮世界文学27 ロマン・ロランⅣ』「魅せられたる魂(Ⅱ)」63p。第一次大戦の影響で、アンネットの仕事が減り困窮したため、ルーマニアの大地主ボティレスクの家の家庭教師になる。チャイコフスキーの幼年時代、家にフランス人家庭教師がいてフランス語を習った話を思い出す。


 


20180409

2018年4月9日
 曇後晴。朝はやや冷える。南西の風強い。6℃~20℃。


 『高祖保詩集』40p。希臘十字。禽のゐる五分間写生。雪。 雪の詩人。

 『新潮世界文学27 ロマン・ロランⅣ』「魅せられたる魂(Ⅱ)」38p。アンリエット・リューシュと五人組のモラトリアム。

20180408

2018年4月8日
 晴時々曇。やや寒い。7℃~17℃。髪。


 高祖保『現代詩文庫1033 高祖保詩集』23p。「希臘十字」。散文詩。

 石黒耀 2004(2010)『震災列島』読了。東海地震・東南海地震。原発メルトダウン。中央と地方。役人とヤクザと一般人。様々な問題に対する寓話。仇討ち。

 『新潮世界文学27 ロマン・ロランⅣ』「魅せられたる魂(Ⅱ)」24p。第一次大戦終結。マルクは19歳になる。学校へ。学友五人組。 



 

20180407

2018年4月7日
 曇後晴。昨夜1時間くらい雨。昼間は曇りがち。夕方一時雨。南西の風強い。15℃~22℃。


 又吉直樹『火花』読了。今頃読む。芸人バカで売れない漫才師・先輩神谷と同じく売れない漫才師「僕」・徳永との心の交流。狭く孤独な世界。吉祥寺、渋谷が出てくる。ラストが爽やか。

 『深夜特急2 マレー半島・シンガポール』読了。ペナンの売春宿。マネージャーのキャラが秀逸。売春婦とそのヒモたち。シンガポール。旅に出ることになった理由。二葉亭四迷の墓。金子光晴の詩。

 『新潮世界文学26 ロマン・ロランⅢ』「魅せられたる魂(Ⅰ)」読了。マルクは、実父ブリゾーの演説を聞きに行き、虚偽にまみれた内容に失望し、行動者としての母親を尊敬するようになる。「エピローグ」。マルクも戦争の応召を受け、行くことにするが、アンネットと鋭く対立する。休戦が決まる。


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