20180225

2018年2月25日
 曇。3℃~9℃。


 『クララ・シューマン 光にみちた調べ』141p。クララとロベルトの新婚生活。1840年歌曲の年。交響曲ニ短調。弦楽四重奏曲第3番。楽園とペリ。ロベルトの鬱。

 『歩く影たち』225p。
 「玉、砕ける」 香港の張。老舎。

20180224

2018年2月24日
 晴。昼間は南の風やや強い。気温上がる。1℃~14℃。


 『クララ・シューマン 光にみちた調べ』105p。クララとロベルトとの18か月に渡る別離。秘密の文通。父との不和は訴訟にまで発展する。シューマン側の証人としてメンデルスゾーン、リストが名を連ねる。

 『歩く影たち』209p。
 「貝塚をつくる」 作者と華僑・蔡との釣りをめぐる豪華な交流。

20180223

2018年2月23日
 雨後曇。朝は小雨、昼前に止む。夕方晴れてくる。日が差すと体感気温が上がる。2℃~8℃。


 『歩く影たち』176p。
 「飽満の種子」 阿片体験。


 

20180222

2018年2月22日
 雨時々曇。霰、霙の時もある。もっと寒い。2℃~6℃。

 
 『クララ・シューマン 光にみちた調べ』80p。ロベルトとエルネスティーネ婚約するが、クララとの恋愛で破談。クララの父フリードリヒ・ヴィークの猛烈な反対。

 『歩く影たち』141p。
 「岸辺の祭り」 ベトナム戦争取材の記者久瀬と、バックパッカーでカメラマンを申し出た田中少年。シーグラム大尉の元日音楽会。

 

20180221

2018年2月21日
 曇。寒い。4℃~9℃。

 
 『クララ・シューマン 光にみちた調べ』53p。13歳でデビュー。

 『歩く影たち』76p。
 「フロリダに帰る」 ミミズ屋のナベちゃんと通信兵ジェレミー・ボウヤァ。人間の息臭さが伝わってくる。

 

20180220

2018年2月20日
 晴後曇。3℃~12℃。


 『クララ・シューマン 光にみちた調べ』32p。ライプツィヒ。

 開高健『歩く影たち』37p。
 「兵士の報酬」 ウェストモァランド曹長。「輝ける闇」と区別がつかない。
 
 






 

20180219

2018年2月19日
 晴後曇。2℃~11℃。

 
 カトリーヌ・プロン 吉田可南子訳『クララ・シューマン 光にみちた調べ』191p~311p。ブラームスとのかかわりを知りたくて1854年のところから読んでしまう。大変密度の濃い後半生。とんでもない距離を移動。


 
 





 

20180218

2018年2月18日
 晴。北風冷たい。‐2℃~10℃。


 西原理恵子『この世でいちばん大事な「カネ」の話』読了。また衝動読み。





20180217

2018年2月17日
 曇後晴。午前中は割と暖かい。午後雲が出てきて急に北風強くなる。4℃~12℃。


 『地獄の季節』86p中断。飾画 道化 古代 Being Beauteous  生活 出発 王権 ある理性に 酩酊の午前

 『フランケンシュタイン』読了。フランケンシュタインの愛する者を怪物は次々に殺す。フランケンシュタインも北の海へ怪物を追い詰めながら死ぬ。フランケンシュタインの浅はかな策がことごとく裏目に出て腹が立つ。


20180216

2018年2月16日
 晴後曇。昨日より風が寒いものの、先月の寒さに比べたらまし。3℃~10℃。


 『地獄の季節』74p。飾画 少年時 小話。

 『殉教』読了。
 「孔雀」 M遊園地。
 「仲間」 ヘビーな親子。

 『フランケンシュタイン』293p。フランケンシュタインと怪物の対峙。親友クラーヴァルとイングランドへ渡る。一人スコットランドの島に閉じこもって研究。











20180215

2018年2月15日
 晴後曇。6℃~15℃。


 『地獄の季節』67p。光 朝 別れ 飾画 大洪水後。

 『殉教』362p。
 「三熊野詣」 自分の伝説をつくる。これも傑作。

 

20180214

2018年2月14日
 晴後曇。南西の風やや強い。0℃~11℃。


 『地獄の季節』54p。錯乱Ⅱ 不可能。

 『ケルトの白馬/ケルトとローマの息子』読了。
 「ケルトとローマの息子」 ベリックはガレー船を漕ぐ奴隷として、ドイツのコロニア・アグリッピナへ送られる。アルケスティス号。相棒のイアソンの病死がきっかけで暴れて刑を受けて船から捨てられる。捨てられた場所がイギリス。技術者ユスティヌスが堤防を守っている。ベリックはユスティヌスのいるところに安住の地を見出す。「ヒストリエ」「白い牙」を思い出す。

 『殉教』289p。
 「スタア」 スタア水野豊は附人の加代とできている。傑作。

 メアリー・シェリー 小林章夫訳『フランケンシュタイン あるいは現代のプロメテウス』242p。序文は夫のパーシー・ビッシュ・シェリー。書簡体。話が三重の入れ子になっているところが『千夜一夜物語』みたいだ。マーガレット姉さんに宛てたウォルトンの手紙。ウォルトンが遭遇した男フランケンシュタインの話。フランケンシュタインがつくった怪物の話。スイス。





20180213

2018年2月13日
 晴。‐1℃~10℃。


 『地獄の季節』49p。錯乱Ⅱ 言葉の錬金術。

 『ケルトの白馬/ケルトとローマの息子』320p。
 「ケルトとローマの息子」 ベリック15歳の時に疫病が流行し、その原因がよそ者であるベリックを部族が受け入れたことにあるとされ、部族を追放される。ベリックはイスカ・ドゥムノニオルムに出るが、そこでだまされて奴隷としてローマへ送られる。ピソ家の奴隷となるが、ピソの息子グラウクスに嫌われ、虐待を受ける。脱走するが、泥棒の家へ泊ったことがきっかけで再び囚われ、ガレー船送りとされる。

 『殉教』214p。
 「急停車」 杉雄は大学で法律を専攻したが、戦争で軍需工場へ駆り出され、戦後はスタンドをつくる仕事で生計を立てている。

 

20180212

2018年2月12日
 曇後晴。‐1℃~10℃。


 『地獄の季節』34p。錯乱Ⅰ 狂気の処女 地獄の夫。

 『ケルトの白馬/ケルトとローマの息子』174p。
 「ケルトとローマの息子」 族長の弟クノリは難破した船周辺で奇跡的に生き残ったローマ人の赤ん坊を見つけ、自分の子として育てる。その子・ベリックは成長し、戦士としての訓練を受けるようになる。

 『殉教』178p。
 「毒薬の社会的効用について」 上野動物園。

  

20180211

2018年2月11日
 曇後晴。未明まで雨か。日中は比較的暖かいが、夕方から北風強くなる。5℃~15℃。

 
 アルチュール・ランボオ 小林秀雄訳『地獄の季節』20p。20年たってこの詩を読めるようになった。 

 『ケルトの白馬/ケルトとローマの息子』134p。
 「ケルトの白馬」読了。馬を見る場所。つくった理由。

 『殉教』159p。
 「獅子 ≪エウリピデスの悲劇「メーデア」に拠る≫)」 恒子と不倫した上、家を恒子の父・圭輔に売った夫・寿雄に対する妻・繁子の壮絶な復讐。傑作。



 
 

20180210

2018年2月10日
 曇後雨。午後になって南風強くなる。夜になって雨。0℃~11℃。


 『ケルトの白馬/ケルトとローマの息子』113p。
 「ケルトの白馬」 ルブリンと親友ダラ、ルブリンの妹テルリと結婚。結婚の日に敵アトレバテース族が攻めてくる。イケニは破れ、ルブリンの父ティガナン、兄ブラッチ、コフィルは戦死。ルブリンらは捕虜となる。アトレバテース族の長クラドック。ルブリンは、クラドックが満足する形の馬を地に描けば解放されるという約を結ぶ。

 三島由紀夫『殉教』86p。
 「軽皇子と衣通姫(そとおりひめ)」 最初、文武天皇のことかと勘違いする。古事記の知識が甘い。木梨軽皇子と軽大娘皇女。穴穂皇子は安康天皇。同母兄妹の愛ということから、昔読んだやなぎやけいこの「はるかなる黄金帝国」を思い出す。だが、今ウィキペディアを読んでみたら、「黄金帝国」の兄妹クシとチャスカは実のきょうだいではないことがわかる。
 「殉教」 畠山と亘理の愛憎。古屋兎丸の絵柄で脳内再生された。
 


20180209

2018年2月9日
 晴後曇。‐1℃~10℃。


 『ポリティコン 下』読了。クニタの葬式で東一は糾弾され、理事長をやめさせられる。外国にいる母親から真矢へ電話。駆け足的終わり。

 『肉体の悪魔』読了。マルトの死。後味悪い。



20180208

2018年2月8日
 晴時々曇。比較的暖かく感じる。‐1℃~9℃。


 『ポリティコン 下』369p。クニタ(北田)の死。真矢、10年ぶりに唯腕村に戻る。変貌した村。東一との再会。

 『肉体の悪魔』174p。マルトの妊娠をきっかけに周りが変わってくる。

 ローズマリー・サトクリフ 灰島かり訳『ケルト歴史ファンタジー ケルトの白馬/ケルトとローマの息子』41p。
 「ケルトの白馬」 ルブリンとダラ。馬に乗る種族イケニ。

20180207

2018年2月7日
 晴。冷える。北の風ややある。‐2℃~9℃。


 『ポリティコン 下』305p。10年たって、真矢は横浜でパブで働きながら、カズキと同棲している。小杉に売られて水商売をしながら河添と付き合うものの別れる。小杉と河添に久しぶりに遭い、東一が成功した話を聞かされる。東一にはホアとの間に3人の子供がいる。

 『肉体の悪魔』137p。マルトが妊娠。

20180206

2018年2月6日
 晴時々曇。冷えて凍る。風それほど強くない。空気冷たい。‐2℃~8℃。


 『ポリティコン 下』252p。東一はホアを妊娠させる。アリスの遺産。東一は、小杉・河添に真矢を売る。第二部 荒廃した真矢の生活。

 『肉体の悪魔』103p。マルトの夫は第一次大戦へ出征して不在。それをよいことに「僕」はマルトと逢瀬を重ねる。




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