20180116

2018年1月16日
 晴後曇。1℃~14℃。

 
 『ヨルゲンセン詩集』102p。「ダンテへの挨拶」。

 『苦海浄土』118p。第二章 不知火海沿岸漁民。昭和三十四年十一月二日 空へ泥を投げるとき。デモ隊工場へ乱入。

 『楡家の人びと 第二部』252p。徹吉と龍子別居。龍子が実家に居着いて、欧州の妻千代子は散々な目に遭う。桃子行方不明。徹吉・龍子の子供たち、峻一・藍子・周二の成長。峻一は飛行機狂でひと騒動起こす。 

20180115

2018年1月15日
 晴。‐1℃~12℃。

 『ヨルゲンセン詩集』90p。

 『苦海浄土』84p。第二章 不知火海沿岸漁民。漁師たちの言葉が生の声になって聞こえてきそうな感じ。

 『楡家の人びと 第二部』118p。松原に移転した病院。青山分院。二代目徹吉の苦悩。龍子との対立。桃子はブッデンブローク家におけるアントーニエ的存在。






20180114

2018年1月14日
 晴。0℃~8℃。


 『ヨルゲンセン詩集』83p。中期詩篇。「VIA CRUCIS(十字架の道)」。

 石牟礼道子『苦海浄土 わが水俣病』46p。第一章 椿の海。 

 

20180113

2018年1月13日
 晴後曇。‐1℃~7℃。

 
 『赤光』読了。細り身 分病室。『楡家の人びと』を読んで背景がわかる。養子となって外に出たからこその母親への愛着。

 『ヨルゲンセン詩集』61p。

 芥川龍之介『蜜柑・尾生の信 他十八篇』読了。
 「老年」「青年と死と」「ひょっとこ」「孤独地獄」「虱」「野呂松人形」「猿」「煙管」「MENSURA ZOILI」「二つの手紙」「女体」「黄梁夢」「英雄の器」「蜜柑」「沼地」「葱」「尾生の信」「黒衣聖母」「女」「影」

 「蜜柑」と「黒衣聖母」は以前読んだ記憶がある。

 『楡家の人びと 第一部』読了。桃子の成長、意にそぐわぬ結婚。駆け落ち同然の結婚の末の聖子の悲惨な死。関東大震災。その直後の病院火事。基一郎死去。



20180112

2018年1月12日
 晴時々曇。‐2℃~7℃。


 『赤光』311p。折に触れて。

 『ヨルゲンセン詩集』56p。「デ・プロフンデイス(深淵より)」。

 『楡家の人びと 第一部』162p。基一郎の人となり。能力高いが見栄っ張り。国会議員だったが落選。

20180111

2018年1月11日
 晴。風弱め。日向は暖かく感じる。2℃~10℃。

 
 『赤光』304p。塩原行。

 『ヨルゲンセン詩集』46p。「春の歌」。長詩。言葉を見ていて、詩の内容とは関係ないことが閃く。

 『富士日記(下)』読了。昭和五十一年九月。最後の日々。

 『楡家の人びと 第一部』50p。長女龍さま。次女聖子さま。三女桃子。長男欧州は桃子の6つ上。次男で末っ子米国は病弱。父親楡基一郎は精神病院を興し、15年目。院代勝俣秀吉。






20180110

2018年1月10日
 晴後曇。南西の風強い。風冷たくなるものの昨日の暖気残る。3℃~11℃。


 『赤光』300p。塩原行。

 『ヨルゲンセン詩集』32p。昨日読んだ「海」が後を引く。

 『富士日記(下)』380p。昭和四十八年5月。泰淳の病気のため、山荘へ行く期間が減っていく。記述も商品の値段の比率が増える。タマの狩り。

 北杜夫『楡家の人びと 第一部』22p。こじんまりとした。。



20180109

2018年1月9日
 曇後晴。日中暖かい。午後南西風強い。4℃~16℃。


 『赤光』289p。留守居 新年の歌 雑歌。 

 ヨハンネス・ヨルゲンセン 山室静訳『ヨルゲンセン詩集』21p。

 『富士日記(下)』337p。昭和四十六年十二月。11月泰淳入院。45年12月から猫のタマが出てくる。隣家のT家留守番役のおじいさんおばあさんとの交流。


 

20180108

2018年1月8日
 曇後雨。午後から降ってくる。降ったり止んだり。3℃~9℃。


 『赤光』277p。雲 苅しほ。

 竹おほき山べの村の冬しづみ雪降らなくに寒に入りけり
                       (275p)
 竹藪があると人里という感じがする。


 『自由学校』読了。70年前の東京と違うところ、同じところをそれぞれ感じながら読む。

 『富士日記(下)』261p。昭和四十五年十二月。






 

 

20180107

2018年1月7日
 晴後曇。1℃~12℃。


 『赤光』270p。折に触れて 虫 雲。

 獅子文六『自由学校』194p。昭和二十五年。五百助と駒子の夫婦。夫婦喧嘩のはずみで五百助は家を飛び出してしまう。駒子と様々な男との出会い。五百助のホームレス生活。駒子の話はつまらないが、五百助の話は面白い。戦後の空気が残る。この小説を原作とした映画の宣伝用語から「ゴールデンウイーク」の名称が生まれる。

 『富士日記(下)』149p。昭和四十四年十二月。





20180106

2018年1月6日
 晴時々曇。北の風。-1℃~11℃。諍。

 『赤光』262p。地獄極楽図。蛍。

 にんげんは馬牛となり岩負ひて牛頭馬頭どもの追ひ行くところ
                       (256p)

 『富士日記(中)』読了。昭和四十四年六月。日記の記述にないが、ソ連旅行。
 『富士日記(下)』59p。昭和四十四年八月。泰淳氏はビール飲みすぎ。

 

 

20180105

2018年1月5日
 曇。雪降らない。1℃~6℃。11時頃緊急地震速報。ほとんど揺れない。


 斎藤茂吉『赤光』250p。再開。自明治三十八年 至明治四十二年。

 『富士日記(中)』340p。昭和四十三年六月。

 

20180104

2018年1月4日
 晴。0℃~10℃。諍。


 『富士日記(中)』291p。昭和四十二年。武田と同じように、近所に別荘を持っていた大岡昇平夫妻が頻繁に出てくる。


20180103

2018年1月3日
 晴。北西の風やや強い。2℃~9℃。プリニー。


 『まひるの月を追いかけて』読了。橘寺。村上春樹の匂い。


20180102

2018年1月2日
 晴。1℃~11℃。


 『富士日記(中)』210p。昭和四十二年八月。犬のポコ死ぬ。

 

今年の抱負

2018年1月1日 年始

20180101

2018年1月1日
 晴。北西の風。0℃~13℃。


 『まひるの月を追いかけて』284p。

 『新潮世界文学8 バルザックⅡ』432p。
 「従妹ベット」読了。モンテスの細菌毒で、マルネフ夫人、クルヴェルはライ病に似た症状で悲惨な死を遂げる。二人の死で、ユロ一家に様々な遺産が相続され、ユロ男爵は負債を返すことができめでたく家族と住めるようになる。復讐に失敗した従妹ベットは肺結核で死去。しかし、ユロ男爵の病的な女癖は治らず、不細工な炊事女と関係を持ち、男爵夫人はショックで死んでしまう。





 

20171230・1231

2017年12月31日
 20171231
 曇後雨。昼頃地元で雨。夕方東京では曇。冷え込み弱いものの日中寒い。3℃~5℃。プリニー。

 『富士日記(上)』読了。昭和四十一年九月。
 『富士日記(中)』136p。昭和四十一年・四十二年七月。

 恩田陸『まひるの月を追いかけて』183p。


 20171230
 晴後曇。午後時雨れてきそうな天気。2℃~11℃。

 『富士日記(上)』448p。昭和41年。車の故障多い。事故多い。

 『新潮世界文学8 バルザックⅡ』408p。
 「従妹ベット」 サン・テステーヴ夫人のマルネフ夫人暗殺策略。マルネフ夫人の愛人の一人モンテス・デ・モンテジャノス男爵をそそのかすこと。モンテスは、マルネフ夫人がクルヴェルと結婚することに激怒し、ブラジルの風土病に感染させることでマルネフ夫人を毒殺しようとたくらむ。




20171229

2017年12月29日
 晴時々曇。昨日より暖かく感じる。2℃~11℃。髪。


 『富士日記(上)』240p。昭和四十年。人々がプライバシーにがしがし分け入ってくる。

 『新潮世界文学8 バルザックⅡ』382p。
 「従妹ベット」 ユロ男爵改めトゥール爺さんは、シャルダン一家の食い物にされていたが、そこから逃れ出て次なる女もみつけ、トレック爺さんになり替わる。クルヴェルVSヴィクトラン。クルヴェルがマルネフ夫人と豪奢な式を挙げようとしているが、マルネフ夫人の心はヴェンセスラスに移っている。リズベットは鵺状態。争い激化。サン・テステーヴ夫人再登場。





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