20170902

2017年9月2日
 曇。夜中寒い。北風強い。17℃~24℃。


 『編年石川啄木全歌集』314p。明治四十三年・四十四年。句読点。!?

 ミハイル・ショーロホフ 江川卓訳『世界文学全集61 ショーロホフ集(一) 静かなるドンⅠ』29p。第一巻第一部。長いので飛び飛びの読み方になりそう。







 

20170901

2017年9月1日
 曇後雨。昼前には日も差す。夜になって雨。20℃~28℃。

 
 『編年石川啄木全歌集』303p。明治四十三年。

 『とりかへばや物語(一) -春の巻-』214p。宰相中将が中納言の妻と密通、妊娠。吉野山の宮。遣唐使に行った人。




 

20170831

2017年8月31日
 雨後曇。午前は霧雨状の雨。気温下がる。21℃~24℃。


 『編年石川啄木全歌集』293p。明治四十三年。演歌的はまり方。

 世わたりの拙きことを
 ひそかにも
 誇りとしたる我にやあらぬ
                    (288p)

 『とりかへばや物語(一) 全訳注』120p。「若君」は中納言に出世。宰相中将が「若君」に惹かれる。「姫君」は東宮へ尚侍として出仕。

 

20170830

2017年8月30日
 曇。午前中の方が暑く感じる。午後黒い雲。雷鳴。雨はわずか。27℃~33℃。


 『編年石川啄木全歌集』286p。明治四十三年。

 ふと思ふ
 ふるさとにゐて日毎聴きし雀の鳴くを
 六年聴かざり
                   (251p・278p)


 『海底二万里(下)』読了。メルヴィルに始まってポーに終わる。

 桑原博史 『とりかへばや物語(一) 全訳注』44p。「姫君」と「若君」。



       



 

20170829

2017年8月29日
 25℃~32℃。曇後晴。


 『編年石川啄木全歌集』278p。明治四十三年。

 人といふ人のこころに
 一人づつ囚人がゐて
 うめくかなしさ
                (273p)

 『海底二万里(下)』275p。ビーゴ湾の沈没船の財宝。アトランティス大陸。火山島の秘密基地。




20170828

2017年8月28日
 曇後晴。午前中は比較的涼しいが、午後日が差すと暑さが戻る。22℃~31℃。実際は33℃くらいの感覚。


 『編年石川啄木全歌集』266p。明治四十三年。12月1日「一握の砂」。三行歌。

 
 『海底二万里(下)』178p。2月16日朝ギリシア海域。2月18日夜明けジブラルタル海峡。


20170827

2017年8月27日
 曇時々晴。昨日より涼しく感じる。東風。25℃~31℃。


 『編年石川啄木全歌集』252p。明治四十三年。有名歌が増えてくる。

 この世よりのがれむと思ふ企てに遊蕩の名を与へられしかな
                          (243p・245p)

 『海底二万里(下)』154p。紅海と地中海をつなぐアラビアントンネルを抜けて、地中海へ入る。



20170826

2017年8月26日
 曇。昼間一時雨の時もある。降っても涼しくならない。26℃~34℃。

 
 『編年石川啄木全歌集』232p。明治四十三年。

 夜の二時の窓の硝子をうす紅く染めて音なき火事の色かな
                           (222p・227p)

 『海底二万里(下)』75p。セイロンの真珠。ネモ船長はインド出身。





20170825

2017年8月25日
 曇後晴。昨日より暑く感じる。残暑のピーク。26℃~35℃。

 
 『石川啄木全歌集』220p。明治四十二年~四十三年。

 『海底二万里(上)』読了。トレス海峡。電気の力。

 

20170824

2017年8月24日
 曇後晴。午前は曇。昼頃から晴れてくる。26℃~35℃。


 『石川啄木全歌集』210p。明治四十二年。ローマ字。

 その心弱きを憎み生れ得て弱き男は死ぬべし死ぬべし
                         (203p)

 ジュール・ベルヌ 村松潔訳『海底二万里(上)』370p。初読。ノーチラス号の航海。南太平洋に入った辺りはとても良い。ネッドとコンセイユもキャラが立っている。作者の博物学的知識に憧れる。



 

20170823

2017年8月23日
 曇時々晴。午前一瞬にわか雨。25℃~34℃。

 
 『石川啄木全歌集』198p。明治四十一年~四十二年。

 父母のいふことを皆よしとせし昔を思ふ悲しき日かな
                          (193・198p)

 


20170821

2017年8月22日
 曇。24℃~32℃。

 『編年石川啄木全歌集』178p。明治四十一年。

 『水車小屋攻撃 他七篇』読了。
 「ジャック・ダムール」
 「一夜の愛のために」 テレーズとコロンベルの関係は、「ベルセルク」のファルネーゼとセルピコに似ている。ジュリアンはそれに巻き込まれた薄のろ。
 「ある農夫の死」 尊厳ある死。
 「アンジュリーヌ」

20170820

2017年8月21日
 曇時々晴。暑い。24℃~32℃。

 『編年石川啄木全歌集』166p。再開。まだ続く明治四十一年。

 『水車小屋攻撃 他七篇』156p。
 「周遊旅行」 新婚さんの微笑ましい話。


20170820

2017年8月20日
 曇。やや蒸し暑い。22℃~29℃。


 『江戸怪談集(中)』読了。「伽婢子」。古文でも割と読める話が多い。

 『神曲[Ⅰ]地獄篇』読了。註が多くて読み疲れる。地獄の構造。煉獄天国は後回し。

 エミール・ゾラ 朝比奈弘治訳『水車小屋攻撃 他七篇』144p。
 「水車小屋攻撃」 村上春樹の「パン屋襲撃」のイメージに惑わされていた。普仏戦争時、フランスの田舎で起きた悲惨な話。
 「小さな村」 上と同じく「ゲルニカ」的メッセージ。
 「シャーブル氏の貝」 寝取られ男。


 
 

 

20170819

2017年8月19日
 曇後雨。午後ゲリラ雷雨。25℃~30℃。揉。


 『江戸怪談集(中)』335p。「伽婢子」。蛛の鏡。

 『二百十日・野分』読了。
 「野分」 白井の演説。高柳君の末路。

 『神曲[Ⅰ]地獄篇』342p。ダンテの政敵は皆地獄落ち。亡霊や鬼の変身する姿。ブレイクの挿絵はあんまり上手いとは思わないけれど味がある。








20170818

2017年8月18日
 曇。やや蒸し暑い。24℃~30℃。諍。


 『江戸怪談集(中)』261p。「伽婢子」。

 『二百十日・野分』206p。
 「野分」 白井と高柳君の再会。

 『神曲[Ⅰ]地獄篇』115p。冥界の王プルートンがただの妖怪じみた存在になっている。

 

20170817

2017年8月17日
 雨後曇。朝は雨。昼過ぎから薄曇。朝は寒いくらいだったが昨日より気温上がる。21℃~28℃。

 『江戸怪談集(中)』209p。「片仮名本・因果物語」「伽婢子(おとぎぼうこ)」 中国の話を日本に移し替えている。

 西村賢太『苦役列車』読了。ジョージ秋山の名作「捨てがたき人々」を思い出す。
 「苦役列車」 北町貫多と日下部の儚い友情。貫多の強烈な劣等感。
 「落ちぶれて袖に涙のふりかかる」

 夏目漱石『二百十日・野分』110p。
 「二百十日」 圭さんと碌さんの阿蘇旅行。
 「野分」 白井道也。高柳君と中野君。

 ダンテ・アルギエーリ 寿岳文章訳『神曲[Ⅰ]地獄篇』71p。ダンテとヴェルギリウスの地獄めぐり。聖闘士星矢の知識はあっても聖書の知識が足りないことを痛感。




 

 

20170816

2017年8月16日
 雨時々曇。寒いくらい涼しい。22℃~23℃。

 『枯木灘』読了。「枯木灘」「覇王の七日」。この小説の血泥は、今もしつこくこびりついている。





 

20170815

2017年8月15日
 雨時々曇。時々激しく降る。23℃~26℃。

 
 『江戸怪談集(中)』173p。「片仮名本・因果物語」。

 『枯木灘』284p。秋幸の実父蠅の王浜村龍造。悪名。ダンプが活躍。






20170813・0814

2017年8月14日
 20170813
 曇。24℃~30℃。

 ハーバート・ジョージ・ウェルズ 池央耿訳『タイムマシン』読了。80万年後のロンドン。イーロイ人とモーロック人。

 20170814
 曇。23℃~25℃。

 中上健次『枯木灘』176p。日本のフォークナー。秋幸とその血縁のしがらみ。

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