20170723

2017年7月23日
 曇時々雨。昼過ぎにさっと降る。26℃~28℃。


 『李白詩選』311p。梁園吟。

 『シュトルム詩集』読了。

 『新装版 日本古典文庫9』140p。245p~297p。
 「夜半の寝覚」 帝の激しい求愛。
 「堤中納言物語」オチのはっきりしない話が多い。「虫愛ずる姫君」はナウシカで有名な話だけれど、展開が今一つで勿体ない。 
 「花桜折る中将」「このついで」「虫愛ずる姫君」「ほどほどの懸想」「逢坂こえぬ権中納言」「貝合」「思わぬ方にとまりする少将」「花々のおんな子」「はい墨」「よしなしごと」




20170722

2017年7月22日
 晴時々曇。南風。26℃~33℃。


 『李白詩選』303p。玉壺吟。

 『シュトルム詩集』121p。

 柴田錬三郎『わが青春無頼帖』読了。無頼と文士のでたらめさの混合。バシー海峡沖でのことは印象に残った。
 「わが青春無頼帖」「色身」「蜃気楼」「北の果から」「落花」「先生と女と自分」



20170721

2017年7月21日
 晴時々曇。午前中の暑さがやばい。南風やや強い。26℃~34℃。諍。


 『李白詩選』298p。襄陽歌。

 『シュトルム詩集』110p。

 『夜半の寝覚』114p。二巻と三巻の間の脱落。8年分。中君の弾く琴の音色に惹かれて、父君の入道が念仏をやめて演奏を見に行ったエピソードはいい。ブルックナーとルーディギーア司教の話みたいだ。

 『狭き門』読了。これも傑作。アリサの日記の最後の方で感動する。プルーストとジッドの格差。














20170720

2017年7月20日
 晴時々曇。昨日より暑く感じる。25℃~32℃。

 
 『李白詩選』290p。王昭君。

 『シュトルム詩集』100p。愛国詩は一転して冴えない。

 『夜半の寝覚』92p。大君VS中君。

 アンドレ・ジッド 山内義雄訳『狭き門』92p。密度濃い。

20170719

2017年7月19日
 晴時々曇。午前中雲多い。午後晴れ増える。23℃~31℃。

 
 『李白詩選』287p。楊叛児。

 『シュトルム詩集』82p。月ごとの短詩。四行。

 ウィリアム・シェイクスピア 安西徹雄訳『マクベス』読了。再読。20160205-0206に読んでいたのに内容ほとんど忘れている。早読みは身につかない。

 『新装版 日本古典文庫9』72p。
 「夜半の寝覚」 光源氏と違って、大納言(中納言)は中君に対して一途。中君は依怙贔屓され過ぎ。登場人物が周りの目を絶えず気にして行動しているところは今と一緒。世間の息苦しさは1000年前から変わっていない。




20170718

2017年7月18日
 晴後雨。午後雷雨。猛烈な雨。雷鳴がティンパニロール打ちみたいになっていた。38㎜。25℃~33℃。

 
 『李白詩選』285p。

 『シュトルム詩集』61p。

 『新装版 日本古典文庫9』51p。
 作者不明(菅原孝標女説) 円地文子訳「夜半の寝覚」 胸糞悪い話。

 アンドレ・ジッド 神西清訳『田園交響楽』読了。傑作。高校の時、タイトルに惹かれて読んでみたことがあったが全く理解できなかった。







 

20170717

2017年7月17日
 曇時々晴。朝スコール。風はあるが暑い。25℃~35℃。


 『李白詩選』282p。将進酒。

 天生我材必有用

 『シュトルム詩集』42p。甘い詩。

 『ポオ小説全集4』読了。
 「盗まれた手紙」
 「アモンティリャアドの酒樽」
 「アルンハイムの地所」 前に読んだと思っていたら「庭園」の改作。
 「メロンタ・タウタ」
 「跳び蛙」
 「×だらけの社説」 爆発五郎。
 「フォン・ケンペレンと彼の発見」
 「ランダーの別荘」 「アルンハイムの地所」の続篇。
 「スフィンクス」再読。
 「暗号論」
 江戸川乱歩「探偵作家としてのエドガー・ポオ」






 

20170716

2017年7月16日
 晴後曇。薄曇。夕方雷雨近づく。北風一時期強くなるが、雨は降らない。25℃~35℃。


 『李白詩選』279p。戦城南。

 テオドール・シュトルム 吉村博次『シュトルム詩集』25p。

 『ポオ小説全集4』242p。
 「タール博士とフェザー教授の療法」
 「ヴァルドマアル氏の病症の真相」
 「盗まれた手紙」途中。再読。




 

20170715

2017年7月15日
 晴後曇。24℃~34℃。


 『李白詩選』274p。

 『赤光』240p。中断。

 

20170714

2017年7月14日
 晴後曇。26℃~32℃。

 プリニー。


 『李白詩選』268p。雑言古詩。蜀道難。

 『赤光』226p。

 『ポオ小説全集4』197p。
 「「お前が犯人だ」」
 「ウィサヒコンの朝」
 「シェヘラザーデの千二夜の物語」
 「ミイラとの論争」
 「天邪鬼」




 

 

20170713

2017年7月13日
 晴後曇。入道雲が広がるが、雷雨こない。夕方虹がかかる。26℃~33℃。

 
 『李白詩選』261p。流夜郎贈辛判官。

 『赤光』202p。

 『ポオ小説全集3』読了。
 「鋸山奇談」
 「眼鏡」 『幕張』の奈良とゴリ子。
 「軽気球夢譚」 気球でパリからサウスカロライナまで。
 「催眠術の啓示」
 「早まった埋葬」

 『ポオ小説全集4』107p。
 「黄金虫」 海賊キッドの宝。
 「黒猫」
 「長方形の箱」
 「不条理の天使」 ドタバタコメディ。



 

20170712

2017年7月12日
 晴後曇。昨夜少しだけ北風が吹いたが、今日はずっと暑い。午後曇ってくるが、夕立にならない。先週日曜あたりからニイニイゼミが啼いている。26℃~33℃。


 『李白詩選』256p。把酒問月。白兎と姮娥。

 『赤光』182p。みちのくの冬景色。

 みちのくの蔵王の山のやま腹にけだものと人と生きにけるかも
                           (175p 「18 木こり 羽前国高湯村」)


 『ポオ小説全集3』255p。
 「楕円形の肖像」
 「赤死病の仮面」 エボラ?
 「庭園」
 「マリー・ロジェの謎」『モルグ街の殺人』の続編。長くてくどい。
 「エレオノーラ」
 「告げ口心臓」 独白調。
 「陥穽と振子」


 
 


 

 

20170711

2017年7月11日
 晴後曇。25℃~32℃。


 『李白詩選』253p。金陵酒肆留別。

 『赤光』160p。

 伽羅ぼくに伽羅の果こもりくろき猫ほそりてあゆむ夏のいぶきに

 祖父に伽羅の古樹を教えてもらったことを思い出す。


 『ポオ小説全集3』115p。
 「週に三度の日曜日」

 『笹の舟で海をわたる』読了。乗り過ごしそうになるほど没頭した。いつのまにか自分でかちこちになっていく。

  

20170710

2017年7月10日
 晴。南風強い。23℃~32℃。

 
 『李白詩選』251p。金陵城西楼月下吟。

 『赤光』145p。

 『笹の舟で海をわたる』261p。左織の生活を義妹でもある風美子が徐々に浸食してくる。風美子の戦時中の疎開生活が少しずつ明らかになってくる。

 『ポオ小説全集3』105p。
 「モルグ街の殺人」再読。前振り長い。
 「メエルシュトレエムに呑まれて」再読。「大うずまき」。
 「妖精の島」
 「悪魔に首を賭けるな」


20170709

2017年7月9日
 晴後曇。23℃~33℃。

 
 『李白詩選』249p。勞勞亭歌。

 『赤光』134p。

 この夜ごろ眠られなくに心すら細らんとして告げやらましを

 『世界文学全集Ⅲ-6 短篇コレクションⅡ』読了。
 アントニオ・タブッキ 須賀敦子訳「芝居小屋」 モザンビークのシェイクスピア。
 サルマン・ルシュディ 寺門泰彦訳「無料のラジオ」 筑波の事件。
 カズオ・イシグロ 柴田元幸訳「日の暮れた村」 「私を離さないで」が読みかけのまま。
 ミシェル・ウエルベック 野崎歓訳「ランサローテ」 一番衝撃的。ヨーロッパ情勢。




 

20170708

2017年7月8日
 晴。暑さが堪える。23℃~34℃。

 
 『李白詩選』246p。江上吟。

 『赤光』124p。

 『江戸怪談集 上』読了。「善悪報ばなし」「義残後覚」。

 『世界文学全集Ⅲ-6 短篇コレクションⅡ』370p。
 J・G・バラード 浅倉久志訳「希望の海、復讐の帆」 ジェームズ・グレアム・バラード。
 A・S・バイアット 池田栄一訳「そり返った断崖」 デイム・アントニア・スーザン・バイアット。



20170707

2017年7月7日
 晴時々曇。23℃~32℃。


 『李白詩選』242p。採蓮曲。

 『赤光』119p。

 赤光のなかに浮かびて棺ひとつ行き遥けかり野は涯ならん
                             (116p 「葬り火 黄涙余禄の一」)

 『江戸怪談集 上』329p。「善悪報ばなし」。

 『不道徳教育講座』読了。三島の違う側面。


 


 

20170706

2017年7月6日
 晴時々曇。23℃~31℃。


 『李白詩選』239p。烏棲曲。

 『赤光』112p。

 みなし児に似たるこころは立ちのぼる白雲に入りて帰らんとす
                               (111p 「5 ひとりの道」)

 『江戸怪談集 上』304p。「善悪報ばなし」。まとめサイト的内容。

 『世界文学全集Ⅲ-6 短篇コレクションⅡ』329p。
 「略奪結婚、あるいはエンドゥール人の謎」 エンドゥール人は架空の民族。

 三島由紀夫『不道徳教育講座』145p。「われわれはみんな、他人の不幸を平気で見ていられる程に強い」(ラ・ロッシュフコオ)。

 角田光代『笹の舟で海をわたる』134p。昭和から平成の生活史。


 

 

20170705

2017年7月5日
 曇時々晴。台風一過。夕方にわか雨。22℃~31℃。


 『李白詩選』236p。烏夜啼。

 『赤光』104p。

 天竺のほとけの世より女人居りこの朝ぼらけをんな行くなり
                          (101p 「2 宮益坂」)


 『江戸怪談集 上』280p。「奇異雑談集」「牡丹灯籠」

 『世界文学全集Ⅲ-6 短篇コレクションⅡ』286p。
 ウィリアム・トレヴァー 中野恵津子訳「ローズは泣いた」
 ファジル・イスカンデル 安岡治子訳「略奪結婚、あるいはエンドゥール人の謎」途中。アブハジア。

 『ポオ小説全集2』読了。
 「沈黙」
 「ジューリアス・ロドマンの日記」 ミズーリ川流域の冒険。
 「群集の人」 ロンドンの人間観察。
 「煙に巻く」
 「チビのフランス人は、なぜ手に吊繃帯をしているのか?」
 シャルル・ボオドレエル 「エドガー・ポオ その生涯と作品」 この本で一番難解。
 

 






 

20170704

2017年7月4日
 曇後雨。蒸し暑い。夕方18時くらいから雨。20時くらいから雨足強くなる。雷。台風3号ナンマドル接近。25℃~30℃。

 
 『李白詩選』231p。春日醉起言志。『大地の歌』の5楽章「春に酔える者」歌詞。

 『赤光』92p。

 いまわれはひとり言いひたれどもあはれ哀れかかはりはなし
                                   (92p 「13 さんげの心」)


 『江戸怪談集 上』252p。「奇異雑談集」 「伊良虞のわたりにて、独り女房、船にのりて鮫にとられし事」。傑作。弟橘媛。「国阿上人発心由来の事」。子育て幽霊。

 『世界文学全集Ⅲ-6 短篇コレクションⅡ』256p。
 インゲボルク・バッハマン 大羅志保子訳「同時に」 多言語のヨーロッパ世界の愛と矛盾。

 『ポオ小説全集2』274p。
 「ナンタケット出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語」 怪作。南極圏の島で現地人にだまし討ちを食らうが、ピムとピーターズはかろうじて生還。中途半端な終わり。現地人の計略が孔明の罠。


 



 

 



 

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