20170703

2017年7月3日
 曇時々晴。25℃~33℃。


 『李白詩選』228p。友人會宿。

 酔来臥空山
 天地即衾枕

 酔い来って空山に臥せば
 天地即ち衾枕なり

 『赤光』82p。

 『江戸怪談集 (上)』221p。「奇異雑談集」。清姫のように女が蛇になる話。

 『世界文学全集Ⅲ-6 短篇コレクションⅡ』207p。
 ハインリヒ・ベル 松永美穂訳「X町での一夜」
 ロジェ・グルニエ 山田稔訳「あずまや」 クロイツェルソナタ。ライバルは母。
 フリードリヒ・デュレンマット 岩淵達治訳「犬」

 『ポオ小説全集2』180p。
 「ナンタケット出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語」 途中。壮絶な漂流記。『白鯨』『宝島』などにつながる流れ。




 
 

20170702

2017年7月2日
 曇。蒸し暑い。21℃~32℃。

 
 『李白詩選』226p。

 『赤光』72p。何でいいと思えないのだろう。

 『世界文学全集Ⅲ-6 短篇コレクションⅡ』164p。
 ポール・ガデンヌ 堀江敏幸訳「鯨」
 チェーザレ・パヴェーゼ 河島英昭訳「自殺」

 「あるがままにぼくを受け入れてくれれば、それでいいんだ」「しかしぼくの人生のなかに入りこもうと考えるのは、やめてくれ」(150p)

 カルロッタを破滅に追い込んだ男の心無い言葉。


 『ポオ小説全集1』読了。
 「アッシャー家の崩壊」(再読)
 「ウィリアム・ウィルソン」 ドッペルゲンガー的。
 「実業家」





 

20170701

2017年7月1日
 2017年後半に入る。

 雨後曇。朝は雨。昼間はほぼ曇。23℃~25℃。


 『李白詩選』224p。月下獨酌其一。

 『赤光』56p。

 『江戸怪談集 上』176p。「宿直草」。

 『世界文学全集Ⅲ-6 短篇コレクションⅡ』112p。
 イツホク・バシェヴィス 西成彦訳「ギンプルのてんねん」
 レーモン・クノー 塩塚秀一郎訳「トロイの馬」
 ヴィトルド・ゴンブローヴィチ 工藤幸雄訳「ねずみ」

 『ポオ小説全集1』334p。
 「使い切った男」 サイボーグのようでも「完璧な紳士」のようでもある。







 

20170630

2017年6月30日
 雨後曇。午前弱い雨。午後になって止んでくる。22℃~26℃。


 『李白詩選』220p。經下邳圯橋懷張子房 (下邳の圯橋を経て張子房を懐う)

 『江戸怪談集 (上)』163p。

 池澤夏樹個人編集『世界文学全集 Ⅲ-6 短篇コレクションⅡ』53p。
 アレクサンドル・グリーン 岩本和久訳「おしゃべりな家の精」
 ジュゼッペ・トマージ・ディ・ランペドゥーサ 小林惺訳「リゲーア」 リアルなエロさ。

 『ポオ小説全集1』318p。ペテン師的才能がすごい。
 「エルサレムの物語」 豚。
 「メルツェルの将棋差し」 一見精巧な将棋差し人形のトリック。
 「メッツェンガーシュタイン」 祝融の馬。
 「リジイア」 再婚した相手が前妻になる。
 「鐘楼の悪魔」 時計とキャベツ。



 

 

20170629

2017年6月29日
 曇。雨が遠ざかる。蒸し暑くなる。20℃~29℃。

 
 『李白詩選』217p。上三峡。

 『赤光』35p。たやすく狂人と呼べる。

 『江戸怪談集 (上)』153p。鬱々とした念。

 『ポオ小説全集1』230p。
 「ペスト王」 痛快な悪漢。
 「息の喪失」
 「名士の群れ」
 「オムレット公爵」
 「四獣一体」


  


 
 

20170628

2017年6月28日
 雨後曇。午後止んでくる。21℃~25℃。


 『李白詩選』214p。望廬山瀑布。

 『カロッサ詩集』読了。戦後詩。外の者。

 斎藤茂吉 『赤光』19p。

 『江戸怪談集 (上)』127p。「宿直草」 

 『ポオ小説全集1』163p。
 「ハンス・プファアルの無類の冒険」 他の類似作品への非難が余計。
 「約束ごと」
 「ボンボン」 悪魔とのやりとり。セリフ回しが愉快。
 「影」

 『花咲く乙女たちのかげに Ⅱ』読了。季節が変わってきて皆バルベックを離れる。これだけ長大なのに収束感のない終わり方。


20170627

2017年6月27日
 曇。21℃~26℃。

 
 『李白詩選』208p。寄東魯二稚子。

 『カロッサ詩集』130p。戦時中の詩。

 『江戸怪談集 (上)』108p。「宿直草」。

 エドガー・アラン・ポオ 阿部知二他 訳『ポオ小説全集1』104p。
 「壜の中の手記」
 「ベレニス」
 「モレラ」
 「ハンス・プファアルの無類の冒険」 気球に乗って月を目指す話。

 『花咲く乙女たちのかげに Ⅱ』512p。花咲く乙女たち一人一人を好きになる時間を楽しむ。ハーレム的。アルベルチーヌ、アンドレ、ジゼール、ロズモンド。ジルベルトも含めて、男っぽい名前が含まれるのは意図的なものか。「私」はある種のサイコパス。









 

20170626

2017年6月26日
 曇。20℃~26℃。

 
 『李白詩選』201p。清渓行。

 『カロッサ詩集』107p。美しい言葉。

 『江戸怪談集(上)』80p。「宿直草」。「小宰相の局、ゆうれいの事」 「耳なし芳一」の類話。

 『花咲く乙女たちのかげに Ⅱ』374p。画家エルスチール。花咲く乙女たちの一人アルベルチーヌ・シモネと接近。




 

20170625

2017年6月25日
 曇時々雨。22℃~24℃。


 『李白詩選』198p。秋浦歌。

 『カロッサ詩集』91p。

 『新装版 日本古典文庫8』読了。
 「更級日記」 光源氏に憧れていながら、恋愛の歌を省略。夫や子供が唐突に出てくる。

 『花咲く乙女たちのかげに Ⅱ』270p。花咲く乙女たちがやっと登場。登場シーンを読んで、とっさにスパイスガールズのイメージが浮かんだ。シモネ。

20170624

2017年6月24日
晴時々曇。30度くらいまで気温上がる。

 『李白詩選』194p。

 『カロッサ詩集』72p。

 『新装版日本古典文庫8』238p。菅原孝標娘 井上靖訳「更級日記」
東海道を車で移動か。

 『花咲く乙女たちのかげに Ⅱ』204p。


20170623

2017年6月23日
『李白詩選』190p。子夜呉歌。

『カロッサ詩集』72p。愛慾に駆られ。ブル7三楽章を思い起こさせる。死の後に生。

『新装版日本古典文庫8』「和泉式部日記」219p。唐突に終わる。

『花咲く乙女たちのかげに Ⅱ』150p。ヴィルパルジ夫人。甥のロベール・ド・サン=ルー。ユダヤ人のブロック。心理描写自然描写は宮崎アニメを観ているようだが戦いやアクションは皆無。

高田衛編・校訂『江戸怪談集(上)』42p。「宿直草」

20170622

2017年6月22日
 曇時々晴。21℃~28℃。


 『李白詩選』181p。長干行。妾。

 『カロッサ詩集』48p。トロイメライ。

 『新装版 日本古典文庫8』169p~186p。「蜻蛉日記」は飛ばす。
 和泉式部 森三千代訳「和泉式部日記」 歌に関しては、和泉式部はトップクラス。「蜻蛉」を読んだ後だと、日記も歌のやりとりも爽快感を感じる。

 『花咲く乙女たちのかげに Ⅰ』読了。17p~452p 第一部 スワン夫人をめぐって。452p~第二部 土地の名・土地。バルベックへ療養。「私」はどうしようもなくひ弱な奴。

20170621

2017年6月21日
 雨後曇。朝は小降り。昼から午後にかけてかなり激しく降る。南風強い。夕方止んでくる。20℃~24℃。


 『李白詩選』175p。関山月。玉門関。

 『カロッサ詩集』38p。

 『新装版 日本古典文庫8 土佐日記・和泉式部日記・蜻蛉日記・更級日記』31p。
 紀貫之 池田弥三郎訳「土佐日記」 土佐から京都までの船旅。大阪から山崎まで淀川を船で移動。冬で川の水が少ないので船を曳いて上る。人力なら大変だ。かこの実力。

 『花咲く乙女たちのかげに Ⅰ』442p。ジルベルトとの別れに苦しむ。苦しみ方が独りよがりですごく無駄に思う。高校時代あたりの自分に重なる。「私」と『紅楼夢』の賈宝玉は似ている。







20170620

2017年6月20日
 晴後曇。17℃~28℃。


 『李白詩選』172p。古風其十一。

 『カロッサ詩集』29p。

 『花咲く乙女たちのかげに Ⅰ』354p。作家ベルゴット。ジルベルトと絶交したのに、その母親のスワン夫人には会いに行く。


20170619

2017年6月19日
 晴時々曇。17℃~31℃。


 『李白詩選』169p。

 ハンス・カロッサ 藤原定訳『カロッサ詩集』17p。ゲーテ主義者。

 『花咲く乙女たちのかげに Ⅰ』250p。「私」のスワン夫人への憧れ。繊細な心理描写。しかし退屈。



 

20170618

2017年6月18日
 曇後雨。午後雨。痺れ。19℃~23℃。

 『李白詩選』166p。五言古詩。古風其一。

 『蜻蛉日記 (下)』読了。巻末歌集。



20170617

2017年6月17日
 晴後曇。暑くなる。18℃~28℃。

 
 『李白詩選』157p。登金陵鳳凰臺。

 『蜻蛉日記 (下)』307p。日記読了。右馬頭の養女への求婚。兼通の恋文。道綱天然痘。



20170616

2017年6月16日
 晴後曇。昼暑くなる。夕方曇ってくる。雨ぱらつく。18℃~29℃。


 『李白詩選』152p。

 『蜻蛉日記 (下)』183p。道綱と大和だつ女。

 『花咲く乙女たちのかげに』150p。ジルベルトという女。『ジルベルトとかぜ』。

 

20170615

2017年6月15日
 晴時々曇。17℃~26℃。


 『李白詩選』149p。塞下曲。

 『蜻蛉日記 (下)』103p。養女を迎える。隣家が火事。

 『花咲く乙女たちのかげに Ⅰ』138p。話に入っていけない。1から読めばよかったか。







 

20170614

2017年6月14日
 曇時々晴。昨日より暖かい。15℃~25℃。

 『李白詩選』139p。夜泊牛渚懐古。

 『蜻蛉日記 (中)』読了。鳴滝から連れ戻し。道隆。

 『花咲く乙女たちのかげに Ⅰ』106p。進まない。



 

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