20160130

2016年1月30日
 雨後曇。雪にはならない。氷雨。2℃~5℃。

 だらだら過ごす。昼寝付。起きて少し外出。雪にならなくてよかった。のらくら者如何。考えるより動け、しかない。今頃になって陸マガ2月号を読む。

 『傍迷惑な人々』読了。
 「なんでも壊す男」 自分も該当者。
 「放送本番中、緊張しないためには」
 「本棚のうえの女」

 『勝者に報酬はない キリマンジャロの雪』211p。
 「死者の博物誌」
 「ワイオミングのワイン」 カタカナフランス語が読みにくい。
 「ギャンブラーと尼僧とラジオ」

 「頭にまわるのはアルコールですよ。宗教は貧乏人の阿片なんです」
              (「ギャンブラーと尼僧とラジオ」197p)

 『ホイットマン詩集』98p。

 いつも待機する後続部隊があり死人の位置は素早く補充される、
                   (「開拓者よ!おお開拓者よ!」94p)




20160129

2016年1月29日
 曇後雨。朝は曇。昼前くらいから弱い雨が降ってくる。弱いけれど降り続く。寒いけれど日中は雪が降りそうではなかった。夕方以降冷え込んでくる。今夜雪が積もるかどうかで状況が変わる。5℃~8℃。

 BD。しらす。思ったほどすすまない。多面であたふた。月曜のことで忘れ物。体調やや持ち直す。KH風邪。

 『ホイットマン詩集』89p。反発は続く。羅列多い。前向きで肯定的な面はいいかも。

 『傍迷惑な人々』269p。
 「一四二号の女」
そういうぼくが実はいちばん・・・
 「伊達の薄着じゃないんだよ」
 「第三九〇二〇九〇号の復讐」

 アーネスト・ヘミングウェイ 高見浩訳『勝者に報酬はない キリマンジャロの雪 ヘミングウェイ全短編2』128p。読んでいてそんなに楽しいものではない。

勝者に報酬はない
 「嵐のあとで」
 「清潔で、とても明るいところ」
 「世の光」
 「神よ、男たちを楽しく憩わしめたまえ」
 「海の変化」
 「最前線」
 「オカマ野郎の母親」
 「ある新聞読者の手紙」
 「スイス讃歌」 実験的。
 「死ぬかと思って」




 

 

20160128

2016年1月28日
 晴後曇。日中はやや暖かいものの朝夕は真冬。2℃~14℃。明日明後日は雨予想。

 KH大きなダメージなし。睡眠短い。腹具合悪い。風邪っぽい。あまり進まない。修正作業や自分の作業量の見積もりが甘かった。

 『ホイットマン詩集』64p。


20160127

2016年1月27日
 晴。朝は冷えるものの日中日向では暖かく感じる。‐1℃~13℃。

 寝つき悪い。ガヤ。1-18来週。1月では終わらない。転倒。

 『ホイットマン詩集』60p。反発は募る。

 『傍迷惑な人々』226p。
 「探しものはなんですか?―トパーズのカフスボタン」
 「空の歩道」
暴走妄想族
 「マクベス殺人事件」 「マクベス」を読んでいたらもっと面白かった。
 「虹をつかむ男―ウォルター・ミティの誰も知らない別の人生」 映画は観てない。タ・ポケタ・ポケタ・ポケタ。
 「当ててごらんと言われてもねえ・・・」
 「もしグラント将軍がアポマトックスで酣酔の境地にあったとしたら、南北戦争はいかに終結していたか?」



20160126

2016年1月26日
 晴。冷える。風が弱かったので日向は暖かく感じる。‐3℃~8℃。

 寝つき悪い。あまりはかどらない。A試。対人プレッシャー。諍い。長くは続かない。入るもの多い。

 ウォルト・ホイットマン 白鳥省吾訳『ホイットマン詩集』48p。気宇壮大。すごい熱気。一方である種の鈍さに反発。まるでアメリカそのもの。武者小路実篤の小説は結構ホイットマンの影響を受けているのではと思った。「新しき村」にもその精神が反映されているのかもしれない。

 『傍迷惑な人々』154p。昨夜読んだ三作は全て面白い。
傍迷惑な人々
 「E・B・W」 人嫌いが徹底していて好感を持った。
 「誰よりもおかしな男」 笑う。
 「ツグミの巣ごもり」

 

 

20160125

2016年1月25日
 晴。西風ややある。朝は耳が痛い。‐1℃~7℃。

 寝つき悪い。眠り浅い。いろいろ夢を見る。都合のいい内容。無能なりにやる。過去の段取りの悪さを今被る。KH帰る。土産話。

 谷川俊太郎『世間知ラズ』読了。出涸らし。

 ジェイムズ・サーバー 芹澤恵訳『傍迷惑な人々 サーバー短篇集』97p。アメリカの作家でイラストレーター。

家族の絆
 「ベッドな夜」
 「ウィルマ伯母さんの損得勘定」
 「ダム決壊の日」 レミングを思い出す。 
 「幽霊の出た夜」
 「今夜もまたまた大騒ぎ」




20160124

2016年1月24日
 曇後晴。西風がやや強い。雪降らない。強い冬型。0℃~9℃。

 午前中はもそもそしている。都道府県対抗男子駅伝。愛知優勝。面白いレースだった。図書館。買い物。夕方から作業。KH最終日。恙無く終わる。

 『マルテの手記』読了。

 「子ども時代の奇妙な限界のなさ、バランスの悪さ、予測不可能性などはそうなったら克服されるだろうと。中略 ところが基本的に子供時代の危うい状態はますますひどくなっていき、あらゆる方面に対して身を閉ざすことになり、外界を見れば見るほど、自分の内面で反乱が起こってしまうのだ。268p」

 ベッティーナ・フォン・アルニムについて。以前読んだクンデラの『不滅』にも出て来たのに内容をすっかり忘れた。シャルル6世狂気王。





 


20160123

2016年1月23日
 曇。思ったより寒くない。静かな日。3℃~6℃。

 寝つけない。A。その後寝る。昼前くらいまで寝ている。家出ない。作業。肩痛くなる。腹具合微妙。

 『マルテの手記』228p。作者の鋭敏な感性に結構共感できるものがある。





 

20160122

2016年1月22日
 晴。風はあまりない。夕方以降気温には表れない寒さを感じる。3℃~10℃。

 寝つき悪い。寝坊。いろいろ省く。いろいろ抜け落ちている。来週きつくなる。午後Y。Cの話。病的なやせ方。Tはどうなるか。土日も詰め詰め。夜作業。0時くらいまでやってしまう。寝付き悪い。家族に対する暖かい気持ち。

 ドヴォルザーク 弦楽四重奏曲第9番 1楽章は素晴らしい。残りの楽章が今一つ。
 
 ドヴォルザーク 弦楽四重奏曲第8番 1楽章展開部が良い。提示部はモーツァルトのクラリネット五重奏的な雰囲気なのに、展開部はリズム動機が主導して熱っぽい。2楽章はピエタ的。4楽章は、第2主題が後期ロマン派的な半音階の美にあふれている。

https://www.youtube.com/watch?v=JWE5lscs0gI

 プラハ四重奏団演奏


 『密会』読了。大がかりな装置の割には終盤割とあっさりとしていた。

 『マルテの手記』196p。死をめぐる幻想、雑感。















20160121

2016年1月21日
 晴時々曇。弱い北風。1℃~10℃。

 比較的よく眠れる。眼底痛取れる。食べるバランス。ガヤ。M仕上がる。少し安心する。Y追い込み。夜少し作業。

 『マルテの手記』176p。長大な詩。


20160120

2016年1月20日
 晴。北西の風やや強い。風が冷たい。‐1℃~9℃。

 寝つき良いものの眠り浅い。眼底痛。腹具合微妙。いろいろ抜けている。嘲笑。無駄多い。不超然。じわじわ押してくる。夜少し作業。

 ドヴォルザーク 交響曲第4番 ケルテス指揮 たぶんロンドン交響楽団演奏
 https://www.youtube.com/watch?v=bD55RqMzikg

 なじみ深い演奏。2楽章の第3変奏でチェロの音の波がわっと押し寄せてきて心を鷲掴みにされる。


 『マルテの手記』101p。書いてある内容は病的かもしれないけれど、筆致は落ち着いている。
 




20160119

2016年1月19日
 晴。南西の風ややある。方角が変だと思ったら、低気圧がまだ日本の東海上に出切っていない。本当に寒いのは明日以降。3℃~9℃。土曜日雪予報。

 寝つきやや悪い。寝起きは悪くない。路面滑る。圧縮箱。パックに詰められたしらす干しのように運ばれていく。淡々とやる。Ill設定わからぬ。無駄な時間。帰りもしらす干し。夜作業。眼が痛くなる。

 ドヴォルザーク 交響曲第1番 ノイマン指揮 チェコフィル演奏
 https://www.youtube.com/watch?v=T1nd-XPXNbQ

 2楽章の主要主題はメロディーメーカーとしての本分を発揮している。

 ドヴォルザーク 交響曲第3番 ノイマン指揮 チェコフィル演奏
 https://www.youtube.com/watch?v=Y3dQfpOPwZs

 2楽章の長大な葬送行進曲が交響曲としてのバランスを保っている。2楽章コーダ手前のティンパニ連打は、英雄交響曲の2楽章を連想させる。

 『密会』142p。迷路のような病院。盗聴監視。人称が時々変わるので混乱する。


20160118

2016年1月18日
 雪後雨。未明は雪。10㎝くらい積もる。朝には雨。お昼過ぎくらいまで降り、午前中は比較的強く降る。日中は雨だったのに気温が低いせいか雪が融けない。明日も路面が悪いだろう。0℃~5℃。

 寝つき悪い。予定時間には起きられない。駅に出る。混雑。バス。行列。ようやく乗る。1時間くらいかかる。K。20分くらい待つ。TK。歩く。O。A。あまりはかどらない。KH初日。夜作業。

 『詩をよむ鍵』読了。井上靖の散文詩について書かれたものを読んで胸のつかえがとれたような気持ちになった。

 「高浜虚子とは誰か」
 「北原白秋」
 「萩原朔太郎 ああ都会!」
 「萩原朔太郎 美貌の妹」
 「竹久夢二の詩と絵」
 「井伏鱒二」
 「詩人井上靖」
 「井上靖」
 「少年歌人井上靖について」
 「吉野健一」
 「瀧口修造と無頼の精神」
 「木下順二の知盛卿」
 「磯田光一素描」
 「澁澤龍彦」


 若くおろかに
 あとなき夢をおひてさまよひし
 東京の夜こそかなし。

            (竹久夢二「恋慕夜曲)


 『マルテの手記』86p。感覚の鋭敏さが突き刺さって読めなくなる。

 安部公房『密会』26p。

20160117

2016年1月17日
 曇。それほど寒いとは感じない。夜になって雨がぱらつく。2℃~9℃。

 遅く起きる。だらだら過ごす。都道府県対抗女子駅伝。アンカーで愛知が1分37秒差を逆転。MGへ。K→Y。飯。明日の天気が気になる。

 『とわずがたり』読了。四巻五巻。諸国放浪。省略されている。後深草院の死。少し酔っている。

 ライナー・マリア・リルケ 松永美穂訳『マルテの手記』68p。パリの風景や幼い時の思い出などが自由に交錯する。



20160116

2016年1月17日
 曇時々晴。2℃~10℃。

 遅く起きる。諍い。無駄無駄。Tへ。無駄骨。2時間運動。無駄作業。国語総覧。日本の市町村。石黒一雄のこと。

 『詩を読む鍵』202p。
 「心の艶 枯山水と室町和歌に通底するもの」
 「世界の中の芭蕉」
 「蕎麦と俳諧と京俳壇 芭蕉における元禄時代の意味」




20160115

2016年1月15日
 曇時々晴。冷えるが風は強くない。2℃~11℃。

 余韻。新たな事案。一杯。帰りSK。吉報。明日次第。KJ。KH。ラピュタを久しぶりに観る。来週行うことを土日に準備する。

 『詩をよむ鍵』179p。
 「俊成・定家ファミリー」
 「星空のあわれ 女流日記終焉期のふたり」 「とはずがたり」が出てくる。シンクロ。

 『とわずがたり』221p。好き放題やっていたおかげで、宮廷を追ん出される。



20160114

2016年1月14日
 晴。霜。風弱い。0℃~11℃。

 寝つき悪め。意志弱い。ガヤ。抜き気味。TT氏、M氏に連絡。TT氏ともほぼ20年ぶり。2月。進展せず。

 『詩をよむ鍵』160p。
 「古典和歌を解くアリアドネの糸」
 「絵巻物から本まで」
 「『古今集』撰者の編集者魂」
 「『小倉百人一首』を読む人のために」

 「うたげ」の世界、すなわち精神共同体の世界に参加しようとする意思と、「孤心」の世界、すなわち純粋に自己自身の世界に没頭しようとする意思とのあいだに、ある種の強い緊張と牽引力が動いているかぎりにおいて、詩人たちの作る作品は最高の輝きを発したのでした。この事はいくら強調してもいい事柄なのです。(「『小倉百人一首』を読む人のために」 159p~160p)

 『とわずがたり』159p。二巻。有明の月が二条に迫って関係を結ぶくだりを読んで、「水滸伝」の裴如海と潘巧雲の話を思い出す。糞坊主も糞坊主だがあっさりと応じる二条も二条だ。やってることを総合すると二条は悪女だと思う。金持ちの貴族で天皇の愛人という立場でやりたい放題している。短歌でやりとりするところは平安の面影を残すものの、今様や白拍子が出てくるところはやはり鎌倉時代という感じがする。










20160113

2016年1月13日
 晴。今季一番の冷え込み。霜が降りて地面が白い。‐1℃~10℃。

 朝A氏。結局何もせず。全体的に愚図愚図している。25-1S。また後手にまわる。余計な言葉。意志が弱い。試の件。写真。手続き。

 『詩を読む鍵』125p。
 「「いろ」の詩学」

 『とわずがたり』91p。巻一まで。鎌倉時代も貴族は割と優雅に暮らしていたのだなと思う。






 

 


20160112

2016年1月12日
 曇。朝方は雪だったらしい。朝は弱い雨。昼頃止む。気温が上がらない。2℃~6℃。

 午前M午後Y。あまり進まない。早速今年最大の失敗。帰ってから気付く。明日対策とる。

 後深草院二条 瀬戸内晴美『現代語訳 とわずがたり』30p。いろいろ衝撃的。寂聴さんも原作者と似たような生き方をしている。一昨年から短歌を読んできたことがやっと生きてくる。

 


 





 

 

20160111

2016年1月11日
 晴時々曇。冬型だが穏やかな日。4℃~11℃。

 ゆっくりしている。KH来週事。大食漢。図書館。買い物。

 大岡信『詩を読む鍵』108p。
 Ⅰ 
 「日本の詩を読むために」
 「車座社会に生きる日本人」 今日この文章を読むことができてよかった。
 「翻訳の創造性 日本の場合」
 「英文連詩集始末記」
 「詩歌の森の散歩」
 「季節と花」



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