20151112

2015年11月12日
 曇。雨は降らない。肌寒い。12℃~17℃。

 寝つき悪い。寝坊。いろいろ省略。ガヤ。比較的無難にやる。

 『第四 折々のうた』111p。

 眼耳双つながら忘れて身も亦失ひ
 空中に独り唱ふ白雲の吟         (夏目漱石 104p)

 顔しかめつと吐き出しぬあかんぼにためらひはなし好きと嫌いと
                     (都築省吾 108p)


 『三木露風詩集』120p。

 『サキ短編集』102p。
 「運命」
 「開いた窓」
 「宵闇」笑う。

 『かなたの子』123p。
 「道理」



 



 

20151111

2015年11月11日
 曇後晴。晴れるものの肌寒く感じる。13℃~18℃。

 寝つき悪い。昨日よりまし。11月中に終わらなさそう。椎の実。Kで落ち合う。J。端席角部屋。

 『第四 折々のうた』100p。

 夕焼は天の帝王切開か          (田川飛旅子 99p)

 『三木露風詩集』112p。

 『サキ短編集』72p。
 「狼少年」
 「話上手」
 「七番目の若鶏」

 『かなたの子』84p。
 「闇の梯子」 うらうらのーべす。


 

 

20151110

2015年11月10日
 曇時々雨。昨日より気温下がるもののすごく寒いというほどではない。16℃~18℃。

 寝つき悪い。調子悪い。雨の日のパターン。連続でおでかけ日和。

 『第四 折々のうた』91p。

 『三木露風詩集』102p。

 沙(いさご)。唱歌の「海」2番のいさごふくを思い出す。

 中村能三訳『サキ短編集』36p。昔、「人間語を話す猫(トバモリー)」を読んでずっと気になっていた。やっと読む。
 「二十日鼠」
 「平和的玩具」声を出して笑う。
 「肥った牡牛」

 角田光代『かなたの子』62p。
 「おみちゆき」失敗した即身仏。
 「同窓会」




 

20151109

2015年11月9日
 曇後雨、15℃~23℃。暖かい日。夕方雨が降ってくるがじきに止む。

 寝つき悪いもののいつの間にか寝ている。月曜にしてはましな調子。来週S行き決定。密度濃すぎ。午後NF。HT氏。段取りまだ。お出かけさん。

 『第四 折々のうた』77p。

 憂き我をさびしがらせよ閑古鳥  (松尾芭蕉 73p)

 閑古鳥はカッコウ。この句を読んでブルックナーの交響曲第3番1楽章提示部終わりで地味ながらホルンがカッコウ動機を鳴らしていたことを思い出した。冒頭主題の最初の音型でもあるのだけれど、深山幽谷にいるような気持ちになる。自分にはカッコウの声は、E-BではなくbA‐Eに聴こえる。


 なぜだろう/萎縮することが生活なのだと/おもいこんでしまった
 村と町/家々のひさしは上目づかいのまぶた     (茨木のり子 74p)


 『三木露風詩集』92p。

 『70年代日本SFベスト集成』読了。
 荒巻義雄「ある晴れた日のウィーンは森の中にたたずむ」


 

 

20151108

2015年11月8日
 雨後曇。しとしと雨。気温下がる。14℃~16℃。

 眠い。お見送り。東日本女子駅伝。千葉優勝。だらだら読書。申。愚痴。

 『第四 折々のうた』69p。

 馬鹿げたる考へがぐんぐん大きくなりキャベツなどが大きくなりゆくに似る
                           (安立スハル 62p)

 『三木露風詩集』81p。職人芸的。

 『70年代日本SFベスト集成』358p。
 広瀬正「二重人格」
 河野典生「パストラル」
 梶尾真治「美亜へ送る真珠」
 高齋正「ニュルブルクリングに陽は落ちて」



 

20151107

2015年11月7日
 曇。日中はそれほど寒く感じない。夜になって雨がぱらつく。13℃~21℃。

 寝付き悪い。眠り浅い。長い夢をみる。大体は忘れるが、自分の過去にやった仕事が反映されずに全く別のものになっていた夢にはショックを受ける。病院池。途中でC。図書館。駅前をぶらつく。K。J。病院。振り出しへ。明日の件だらだらと愚痴。

 『第四 折々のうた』59p。

 突きあたり何かささやき蟻わかれ     (誹風柳多留 57p)


 『三木露風詩集』66p。

 『70年代日本SFベスト集成』186p。
 「多聞寺討伐」

 


20151106

2015年11月6日
 晴。11℃~22℃。初手袋。

 寝付き悪い。A1/4。朝は何とか起きる。Iはひっかぶることになりそう。来年F外。極寒。プリニー注意報。長話。

 『第四 折々のうた』45p。

 犬は犬、我は我にて果つべきを命触りつつ睦ぶかなしさ
                           (平岩米吉 45p)

 『三木露風詩集』45p。優美だが、升目からいろいろとこぼれ落ちている。

 『70年代日本SFベスト集成』170p。「多聞寺討伐」が割合長くて途中で寝てしまう。
 眉村卓「真昼の断層」
 星新一「使者」
 小松左京「保護鳥」
 光瀬龍「多聞寺討伐」(途中)


20151105

2015年11月5日
 晴後曇。10℃~21℃。今年の秋は晴れの日が多い。

 寝つき悪い。立て直し。ガヤの日。午後久しぶりにNEへ。HT氏。来年11。見込み。サティ。ファリャ。

 『第四 折々のうた』37p。

 売喰の裏に淋しき捨て徳利         (武玉川31p)

 六道輪廻の間には ともなふ人もなかりけり
 独り生まれて独死す 生死の道こそかなしけれ  (一遍上人 32p)

 シルレア紀の地層は沓(とほ)きそのかみを海の蠍の我も棲みけむ
                        (明石海人 33p)

 僕ですか?

 これはまことに自惚れるようですが

 びんぼうなのであります
                        (山之口貘 37p)


 『おまえじゃなきゃだめなんだ』読了。
 「―好き、の先にあるもの―」
 「不完全なわたしたち」
 「消えない光」

 岡崎義恵編『三木露風詩集』26p。

 筒井康隆編『70年代日本SFベスト集成1』60p。
 半村良「農閑期大作戦」
 永井豪「ススムちゃん大ショック」


 

 

 
 

20151104

2015年11月4日
 晴。10℃~20℃。虫の音が聞こえなくなる。

 ウルトラプリニー。ダメージ。切り替え。C。S。さくら。

 大岡信『第四 折々のうた』23p。

 畑打つや土よろこんでくだけけり (阿波野青畝 5p)

 ここは何処 石原峠の坂の下 足痛やなう 駄賃馬に乗りたやなう 殿なう 
                        (閑吟集 9p)
 Twitterっぽい。

 九分九厘までの忘却が一人の五十男を
 からうじて支へてゐる
                 (入沢康夫『死者たちの群がる風景』12p)
 

20151103

2015年11月3日
 晴時々曇。12℃~20℃。

 大体読書。プリニー2回。朝駆け2回。激。

 『二十世紀旗手』読了。
 「虚構の春」
 「雌に就いて」
 「創世記」
 「喝采」
 「二十世紀旗手」
 「HUMAN LOST」

 『江戸古川柳の世界』読了。
 
 角田光代『おまえじゃなきゃだめなんだ』110p。
 「約束のジュエリー」
 「あの宿へ」
 「さいごに咲く花」
 「最後のキス」
 「幼い恋」
 「おまえじゃなきゃだめなんだ」
 

20151102

2015年11月2日
 雨後曇。朝雨が時折激しく降る。昼くらいから弱まる。午後は曇り。気温がぐっと下がる。10℃~15℃。

 朝から眼底痛。調子悪い。午後少しましになってくる。K経由S。

 『二十世紀旗手』100p。
 「虚構の春」(途中)。

 『江戸古川柳の世界』146p。

 はさみけり・四ツ谷の内にかうじ町 (第28句 143p)



20151101

2015年11月1日
 曇時々晴。朝方気温下がる。肌寒い日。10℃~17℃。

 全日本大学駅伝。東洋大初優勝。序盤に服部兄弟を並べた采配が的中した。本命の青学はちょっと油断していたかもしれない。1位東洋、2位青学、3位駒澤、4位早稲田、5位東海、6位明治。

 結果
 http://www.tv-asahi.co.jp/ekiden47/seiseki/


 寝つきは悪くなかった方だが、中途覚醒。駅伝。申。図書館。買い物。午後眼底痛。

 『二十世紀旗手』68p。
 「虚構の春」(途中)。いろんな人の手紙が並んでいて、読むのに時間かかる。そして眠くなる。

 『江戸古川柳の世界』104p。川柳の興行とその仕組み。賞品が椀。明和二年(1765年)。柄井川柳。




 

20151031

2015年10月31日
 曇時々晴。気温がぐっと下がる。寒く感じる。14℃~17℃。

 二度寝。だらだら過ごす。諍い。同じような内容。

 『二十世紀旗手』46p。
 「虚構の春」(途中) 手紙小説。

 角田光代『それもまた小さな光』読了。ラジオパーソナリティーの物語とそのリスナーの物語。

 『江戸古川柳の世界』59p。内容面白い。いくつかの解釈の並列。

 ふしぎ也けり ふしぎ也けり
 俗座禅そこいら中の義理がかけ




 

20151030

2015年10月30日
 晴時々曇。昨日よりは暖かい。昼間は南風だったが、夜になって北の風。15℃~22℃。

 余波。SG。C。罵倒しているおっさん。

 『絶望の精神史』読了。自分の患部でもある部分を刺される痛快さ。

 太宰治『二十世紀旗手』34p。
 「狂言の神」



 

20151029

2015年10月29日
 曇。夜に少し雨が降ったらしい。朝も雨粒が時折落ちる。肌寒い。午後晴れ間が出てくる。15℃~19℃。 

 寝つきすごく悪い。暑苦しい。FB。脳裏の画像が眼で見えるように鮮明になる。何とか寝て起きる。学ぞろ。午後I。改善の余地ある。乗り切る。プリニー。

 『西脇順三郎詩集』読了。よい詩人。

 永遠は時間ではない

 時間は人間の意識に過ぎない

 人間に考えられないものは永遠だ
                   (「えてるにたす」143p)

 「人間の存在の現実それ自身はつまらない。この根本的な偉大なつまらなさを感ずることが詩的動機である。詩とはこのつまらない現実を一種独特の興味(不思議な快感)をもって意識さす一つの方法である。」(『超現実主義詩論』)


 金子光晴『絶望の精神史』156p。もっと若い時に読んでおきたかった。



20151028

2015年10月28日
 晴後曇。雨降らない。暖かい日。夕方から曇り出し、夜雨がぱらつく。16℃~26℃。

 寝つき悪め。早めに出る。午後Nへ。言葉が足りない。S経由。図書館。午後眼底痛。疲れる。

 『西脇順三郎詩集』134p。長い詩が続く。プルガトーリオ。

 深い深い夢はわれわれをみる
 われわれは夢をみない
               (「第三の神話」106p)

 『シアター!』読了。劇が駆け足。傑作の予感がする漫画の単行本を読み終わったような気持ち。続きを楽しみにする。

 下山弘『江戸古川柳の世界』28p。まず先に川柳の本を読むべきだった。失敗。



 
 
 

 

 

20151027

2015年10月27日
 晴後曇。朝は冷え込むが日中は気温が上がる。南風強い。10℃~25℃。明日は雨予想。季節が変わる。

 寝つき悪い。午後疲れてくるが比較的無難。明日の用意を大してしていない。Iのこと来週末まで。肉野菜。

 『西脇順三郎詩集』102p。

  (7)
 結婚をした女の人が沢山歩いている
 気の弱い人は皆な驚く
              (「体裁のいい景色(人間時代の遺留品)」80p)


 『シアター!』218p。石丸→牧子→巧→千歳→司。




20151026

2015年10月26日
 晴後曇。手が冷たく感じる。部屋が寒い。風弱い。12℃~20℃。

 無難。水曜N。準備。1年間棚上げのやつも終わらせる。機能。

 『西脇順三郎詩集』73p。

 アモールを殺すものはエロスと結婚       (「道路」57p)

 有川浩『シアター!』109p。劇団の話。兄弟の愛。兄目線。演劇は機会があったらまた観たい。



 

 



 

20151025

2015年10月25日
 晴。昨夜遅くから北風が強くなる。冬型的な気圧配置。14℃~20℃。

 よく寝る。だらだら過ごす。大学女子駅伝。立命館5連覇。片。諍い。

 『もの思う葦』読了。同調できるところ多い。「如是我聞」ですら。青空文庫にあるので、思い立ったら読む。
 「碧眼托鉢」「古典龍頭蛇尾」他「田舎者」他「川端康成へ」他「如是我聞」

 「芸術家とは何ですか。」
 「豚の鼻です。」
 「それは、ひどい。」
 「鼻は、すみれの匂いを知っています。」     (「かすかな声」115p)

 鮎川信夫編『西脇順三郎詩集』50p。



 

20151024

2015年10月24日
 晴後曇。日差しがあって暖かい。雨の降らない日がしばらく続いた。15℃~24℃。

 寝る前諍い。だらだらと過ごす。午後疲れを感じる。図書館。優雅なピアノ。時間がないけれど、沢山は食べられない。食べても栄養にならない。

 『ボードレール詩集』読了。頭に入らない。

 『痴人の愛』読了。いろいろ考える。

 太宰治『もの思う葦』52p。
 「もの思う葦」 創造せず痛ましくなく勇ましくもなく没落して行くにちがいない。


 
 
 

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