20200128

2020年1月28日
 雨。夜は嵐か。1℃~11℃。


 『尾崎放哉全句集』267p。355p~370p。入庵雑記。文章上手い。

 『杜甫詩選』236p。Ⅱ安史の乱時の歌。乾元中、寓居同谷県作歌、七首。汝帰何処収兄骨。男児生不成名身巳老。

 『銀河鉄道の父』204p。賢治の二度の入院に付き添い、二度とも病気をうつされる。トシの文才。病禍。

 

20200127

2020年1月27日
 曇後雨。5℃~7℃。


 『尾崎放哉全句集』264p。病気。読むのがしんどくなってくる。337p~354p。小品・随筆・書簡。入庵雑記。

 『杜甫詩選』225p。Ⅱ安史の乱時の歌。西枝村尋置草堂地、夜宿賛公土室、二首。

 『日本文明のかたち』読了。山本七平。リアリズムなき日本人 田中角栄と日本人 日本に聖人や天才はいらない ロシアは大砲マニア。下士官は賢いが参謀が馬鹿。律令奴隷。技術的リアリズム。西郷の人気。中心が空。聖なる愚鈍。決定者の不在。東條。成規類聚。走資派。保守本流。貨幣経済の歴史の浅さ。合理主義が生まれない。自民党は枠。肌合いの違い。

 門井慶喜『銀河鉄道の父』118p。賢治の父・政次郎。


20200126

2020年1月26日
 曇。4℃~9℃。火曜が雨か雪か。

 
 『尾崎放哉全句集』255p。

 『杜甫詩選』207p。Ⅱ安史の乱時の歌。秦州雑詩、二十首。天水。隗囂宮。楼蘭。傅介子。

 『日本文明のかたち』208p。アレックス・カー。「通人類」の芽ばえ。山本七平。リアリズムなき日本人。

20200125

2020年1月25日
 曇。7℃~10℃。


 『尾崎放哉全句集』250p。いやな雲が覗いて居る山のうしろ(246p)

 『杜甫詩選』193p。Ⅱ安史の乱時の歌 夢李白、二首。

 『日本文明のかたち』160p。ドナルド・キーン。続・日本人のモラル 明治の憂鬱を生んだもの 日本人と「絶対」の観念 義政はろくでなし。百済文化と六朝。人気。英雄なし。神道と黄泉。仏教と浄土。儒教にあの世なし。清潔。何もない空間。漱石。自助。申維翰「海游録」。平田篤胤。本地垂迹。極楽はあるとかないとかいう上にある。目で見たものしか信じない世界。

 『ショスタコーヴィチとスターリン』読了。苦悩のソ連文化史。スターリンの死。10番。パステルナークのノーベル文学賞受賞と辞退。病気がちの晩年。入党。弦楽四重奏曲第8番。「バービー・ヤール」。「死者の歌」。サハロフ批判署名。

20200124

2020年1月24日
 曇後晴。日中暖かい。夜北風やや強い。8℃~14℃。


 『尾崎放哉全句集』242p。

 『杜甫詩選』179p。昔別是何処 相逢皆老夫(贈高式顔 167p)

 『日本文明のかたち』84p。日本人のモラル 日本に来た外国人 津和野。西周と森鴎外が隣同士。マイアベア「盲目の皇帝」。「妹背山婦女庭訓」。ドーデ「月曜物語」。アーネスト・サトウ「英国策論」。

 『ショスタコーヴィチとスターリン』424p。ジダーノフ批判。ヴァイオリン協奏曲第1番。バーレスク。反形式主義的ラヨーク。スターリンからの電話。アメリカへ。ウォードーフ会議。反・反ユダヤ。

20200123

2020年1月23日
 雨後曇。朝雨。昼前止む。午後再び雨。夕方止む。5℃~9℃。


 『尾崎放哉全句集』230p再開~236p。萩原井泉水プロデュースという感じ。

 『杜甫詩選』141p再開~170p。時間がかかるので漢文だけ読んでから書き下し文を読むのをやめにする。北征。回紇。

 司馬遼太郎『司馬遼太郎対話選集5 日本文明のかたち』27p。日本人の戦争観(ドナルド・キーン)。裏切りが多い。昭和に成り立ったものとそれ以前で大きく違う。

 『ショスタコーヴィチとスターリン』352p。悲しみの三重奏曲。フレイシマン。プロコーフィエフ。エイゼンシュテインと「イワン雷帝」。プロコーフィエフとショスタコーヴィチとの確執。交響曲第9番。

 

20200122

2020年1月22日
 曇。冬の梅雨。4℃~8℃。


 『第五の権力』読了。楽観的展望を持っている。著者たちはなんだかんだいって儲かるからなのだろう。

 『幼児化するヒト』読了。ゴシップ的なネタが多かったけれど、面白い見方。

 『ショスタコーヴィチとスターリン』318p。レニングラード交響曲。2700万人の死者。戦争前に母胎となるものが既に出来上がっていた説。ストラヴィンスキーの詩篇交響曲。国家的演奏。タイムズの表紙に消防士ショスタコーヴィチ。8番。マンデリシタームの「無名戦士の詩」。親友であり師でもあるソレルチンスキーの死。





 



 

20200121

2020年1月21日
 晴。北風強い。5℃~12℃。


 『第五の権力』301p。

 『幼児化するヒト』253p。様々な性倒錯。

 『ショスタコーヴィチとスターリン』285p。「交響曲は長編小説だ。」。5番に対する反応。流れ。重すぎる言葉。5番の様々な場面が頭の中を流れる。メイエルホリドの処刑。5番に刺激を受けて、様々な作家が作品を出す。6番のはぐらかし。ピアノ五重奏曲でスターリン賞。他にショーロホフ、エイゼンシュテインら。





20200120

2020年1月20日
 晴。重低音的寒さを感じるが、この時期にしては暖かい。3℃~14℃。


 『第五の権力』269p。2011年エジプトでの政府主導によるネット遮断。サイバーテロ。

 『幼児化するヒト』231p。白日夢・実時間と進化。同性愛の謎。幼児化との関係。遊び心。

 『ショスタコーヴィチとスターリン』252p。悔恨書簡は書かない。4番を引っ込め、映画音楽をつくる。「偉大なる市民」。ゴーリキーの死。1937年。5番。トゥハチェフスキー銃殺。

20200119

2020年1月19日
 曇時々晴。3℃~11℃。


 『第五の権力』207p。サイバー攻撃。結果的にネットによって生じる悪夢のような出来事ばかりとなっている。

 『幼児化するヒト』172p。男のベビーフェイス化。髭を剃る。

 『ショスタコーヴィチとスターリン』222p。聖愚者として。道化。しかし拒否する勇気。4番。

20200118

2020年1月18日
 雪後雨。午前中一時積もるが昼には消える。雨が午後もずっと降り続く。夜中が最高気温。昼前2℃。夕方4℃。2℃~8℃。


 『第五の権力』158p。インターネットに国境が生まれる。フィルタリングモデル。露骨型・及び腰型・政治的容認型。スンニ・ウェブ。

 『幼児化するヒト』126p。一夫一妻の謎。

 『ショスタコーヴィチとスターリン』204p。ブルガーコフ。マヤコフスキーの自殺。パステルナーク。パステルナークのくだりを読んでいて、クンデラの『生は彼方に』を思い出す。『ムツェンスク郡のマクベス夫人』のスターリンの反応。「音楽ならざる荒唐無稽」作者はスターリン本人。


20200117

2020年1月17日
 曇。5℃~11℃。


 『第五の権力』124p。広告的?

 『幼児化するヒト』116p。森の中の赤ん坊。幼稚園世界。原罪。

 ソロモン・ヴォルコフ 亀山郁夫・梅津紀雄・前田和泉・古川哲訳『ショスタコーヴィチとスターリン』134p。プーシキンとニコライ1世。ニコライ1世とスターリン。スターリンの真の怖さ。指導者にして教師。

20200116

2020年1月16日
 曇。5℃~11℃。


 『うひ山ぶみ』読了。『うひ山ぶみ』各論。為兼卿流と二条家家風。頓阿法師。古いものがいいとは限らない。

 『第五の権力』101p。ネット社会は怖いことが多い。

 『幼児化するヒト』78p。第二章 森の中の赤ん坊 「鮮新世パーク」。チンパンジーオスの凶暴性。幼児的寛容さと純然たる数の力。

20200115

2020年1月15日
 雨後曇。昼過ぎまで雨。夕方再び雨。6℃~10℃。


 『うひ山ぶみ』228p。『うひ山ぶみ』各論。後世風をもすてずして。本居宣長は思っていたよりずっと柔軟な思考の人。

 『第五の権力』77p。ウィキリークス。

20200114

2020年1月14日
 曇。6℃~13℃。

 
 『うひ山ぶみ』211p。『うひ山ぶみ』各論。長歌をもよむべし。万葉集に収められている長歌は既に形骸化している。それ以前に長い伝統があるのだろうと思った。田安宗武。馬淵。

 『幼児化するヒト』38p。第一章 身体が証拠 ボノボ。


 家族は贅沢品。

 

20200113

2020年1月13日
 晴時々曇。6℃~13℃。


 『うひ山ぶみ』197p。『うひ山ぶみ各論』。契沖・荷田春満・賀茂真淵。仮字反(かながへし)の法。語釈は緊要にあらず。万葉集をまなぶべし。

 エリック・シュミット、ジャレッド・コーエン 櫻井祐子訳 2014『第五の権力 Googleには見えている世界』49p。序章 自由な表現と自由な情報の流れを可能にする新しい力・インターネット 第1章 未来の私たち 第2章 アイデンティティ、報道、プライバシーの未来 

 クライブ・ブロムホール 塩原道緒訳 2005『幼児化するヒト』28p。第一章 身体が証拠 


20200112

2020年1月12日
 曇。午後雨ぱらつく。南岸低気圧が発達せず南の方を通る。3℃~10℃。


 『新潮日本古典集成 與謝蕪村集』213p中断。蕪村句集。冬。

 『中・高校生のための狂言入門』読了。三番三(三番叟)。舞台の明暗。狂言と能。間狂言。アイ。「姨捨」「夜討曾我」「正尊」「黒塚」「道成寺」「一角仙人」

20200111

2020年1月11日
 曇時々晴。6℃~11℃。


 『新潮日本古典集成 與謝蕪村集』203p。蕪村句集。冬。

 『ジャズ』126p中断。ドーカスとジョー。ヴァイオレットがドーカスのことを知ろうとアリスのところに押しかける。独特な乱暴さに抵抗感。






 

20200110

2020年1月10日
 曇時々晴。気温の割に寒く感じる。湿度。6℃~13℃。


 『新潮日本古典集成 與謝蕪村集』191p。蕪村句集。うら枯やからきめ見つる漆の樹(169p)

 『うひ山ぶみ』153p。『うひ山ぶみ』各論。漢意(からごころ)を除き去ること。その正しい意味。「玉勝間」をまだ読んでいない。

 『中・高校生のための狂言入門』165p。「木六駄」。面・装束・小道具。仮面劇の古い伝統。賢徳・嘘吹。葛桶に座ったり登ったりする。『菓争』。落葉樹と照葉樹。面の上に立物。カオが2つ。






 

20200109

2020年1月9日
 晴時々曇。6℃~15℃。


 『新潮日本古典集成 與謝蕪村集』177p。蕪村句集。

 『うひ山ぶみ』96p。『うひ山ぶみ』総論。心にまかせて力の及ぶかぎり。かなづかひの誤り。『うひ山ぶみ』各論。宣長の人柄の良さ。

 『中・高校生のための狂言入門』128p。「末広」「棒縛」「靭猿」「貰婿」「法師ヶ母」「船渡婿」「鶏婿」「米市」「武悪」


 

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