曇後雨。日中曇。夜になって降ってくる。8℃～14℃。


　『やきもち焼きの土器つくり』読了。神話集。

　『世界の名著61　歴史の研究』118p。第二章　文明の比較研究　世界史の復習。

　河合隼雄『源氏物語と日本人　紫マンダラ』57p。『源氏物語』を読んではじめて読める。

　曇後雨。昼間曇。夜弱い雨。7℃～16℃。


　『やきもち焼きの土器つくり』285p。ヒバロ版『トーテムとタブー』　フロイトやユングの心理学者が描く精神世界の概念と神話の類似性。

　『世界の名著61　歴史の研究』98p。第二章　文明の比較研究　もう時代遅れのものになったのかもしれないが、一人の学者が世界史を包括的に論じている凄みを感じたいと思った。

　晴。北風やや強い。8℃～17℃。


　『やきもち焼きの土器つくり』256p。神話的思考の性質。

　アーノルド・トインビー　長谷川松治訳『世界の名著61　歴史の研究』86p。蠟山政道「トインビー史学と現代の課題」。「歴史の研究」第一章 序論。

　曇後雨。夕方やや強い雨。9℃～19℃。


　『やきもち焼きの土器つくり』239p。クラインの壺型の神話。直接関係ないが、瓜子姫と天邪鬼や雀が米を食べるいわれなど様々な民話を思い出す。

　『ペテロの葬列』読了。古猿庵のメール。御厨。暮木の幼馴染早川。外枠での家族の崩壊。

　

　晴。9℃～19℃。


　『やきもち焼きの土器つくり』220p。カリフォルニアの造物主。世界各地に似た神話があること。

　『ペテロの葬列』350p。センシティビティ・トレーニング。悪質商法。バスジャック犯とのつながり。

　晴。9℃～17℃。


　『やきもち焼きの土器作り』199p。糞、流星、分断された身体。現代も割と神話的世界。

　『ペテロの葬列』240p。

　晴。8℃～17℃。


　『やきもち焼きの土器つくり』168p。世界の階梯。

　宮部みゆき『ペテロの葬列』202p。バスジャック。

　曇後晴。日中雨ぱらつく。7℃～17℃。揉。


　『やきもち焼きの土器つくり』154p。宇宙論的象徴としてのナマケモノ。動物素を求めて。クレージーな神話的思考。

　晴。南西の風やや強い。10℃～22℃。


　『やきもち焼きの土器つくり』110p。北アメリカにおけるヨタカの神話。口唇による欲望と肛門による保持。


　

　曇時々晴。8℃～18℃。


　『大衆の反逆』読了。国民国家を形成したのは愛国心ではないのである(249p)。国民国家は、成員に共通した一つの過去をもつ前に、その共通性を創造しなければならない。さらに共通性を創造する前に、それを夢み、欲し、計画せねばならないのである(249p)。

　『やきもち焼きの土器つくり』81p。南アメリカにおけるヨタカの神話。土器作りの竈と料理の火。カマドドリ。
　

　晴。北風強い。10℃～19℃。諍。


　『大衆の反逆』246p。ヨーロッパの没落。議会の権威失墜。ヨーロッパの壮大にして長期にわたる過去は、ヨーロッパをしてすべてが成長した新しい生の段階に到達せしめた。しかし、一方では、その過去から生き永らえている機構は矮小であって、今日の発展を阻害しているのである(215p)。アレクサンダー大王とシーザー。生のすべての状況が示す混沌の背後に、各瞬間の秘められた構造を透視しうる人間、要するに、生の中で道を見失わない人間こそ、真に明晰な頭脳の持ち主なのである(224p)。国家というものは、出生を異にするもろもろの集団が共存を強制される時に初めて生まれるものである。この強制は剥き出しの暴力ではなく、ばらばらの集団に提示された一つの共通の課題、一つの督促的な計画を前提にしたものである(233p)。実のところ、今日の諸国民とは、あの永遠に超克してゆくことを宿命づけられている可変的な原理の現時点における現われにすぎないのである(237p)。フランス・スペインの例。自然の境界。

　『やきもち焼きの土器つくり』45p。「嫉妬深い技」としての土器作り。種族の考え方の歴史。






　

　雨。10℃～14℃。


　『大衆の反逆』208p。生は、自己とだけ対座するようになればもう終わりである。エゴイズムはいわば迷路なのだ。(中略)。生きるとは、何かに向かって放たれていること、一つの目標に向かって歩くことだ、(204p)。創造的な生とは、エネルギッシュな生であり、それは次のような二つの状況下においてのみ可能である。すなわち、自ら支配するか、あるいは、われわれが完全な支配権を認めた者が支配する世界に生きるか、つまり命令するか服従するかのいずれかである(208p)。

クロード・レヴィ＝ストロース　渡辺公三訳『やきもち焼きの土器つくり』29p。序。ヒバロ族の神話。鍛冶と土器つくり。ヨタカ。つる植物。

　曇。時々弱い雨降る。9℃～12℃。


　『大衆の反逆』192p。最大の危険物＝国家　第二部　世界を支配しているのは誰か　いまだかつて、世論以外のものに支えられて支配を行なった者は地球上には一人もいないのである(181p～182p)。

　曇。4℃～11℃。


　『寺田寅彦随筆集　第一巻』読了。案内者。断水の日。

　『大衆の反逆』162p。「専門主義」の野蛮性。機械化。科学を小さな断片に分割し、その一片の中に閉じこもって他をいっさいかえりみないというやり方をとれば、無数の研究分野が生まれてくる。(中略)。研究者はそれらの方法の一つを機械のようにあやつって仕事をすればいいのであり、それらの方法の意味や根拠を厳密に知らなくても、きわめて豊富な結果を得ることができるのである(158p）。

　雪後曇。ぼたん雪。3～4㎝積もるが融けてくる。0℃～9℃。


　『寺田寅彦随筆集　第一巻』274p。写生紀行。笑い。

　『大衆の反逆』152p。「慢心しきったお坊ちゃんの時代」。犬儒主義者。

　曇後雨。嵐の前の雲。夕方前から雨。午後からどんどん気温が下がってくる。8℃～23℃。


『寺田寅彦随筆集　第一巻』240p。ねずみと猫。

『大衆の反逆』138p。原始性と技術。野蛮人の垂直的侵略。原始性と歴史。大衆人は、自分がその中で生まれ、そして現在使用している文明は自然と同じように自然発生的なもので原生的なものであると信じており、そしてそのこと自体によって（ipso facto)原始人になってしまっているのである(126p)。歴史的知識は、成熟した文明を維持し継続してゆくための第一級の技術なのである(129p)。