曇。気温上がる。夕方になっても下がらない。24℃～32℃。


　『世界の名著36　コント　スペンサー』396p。スペンサー「科学の起源」了。

　『構造人類学』読了。川田順造「人類学の視点と構造分析」　批判的継承。

　『賜物』372p。第4章　チェルヌィシェフスキーの伝記。脱線の仕方が嫌い。

　曇。22℃～29℃。

　
　『世界の名著36　コント　スペンサー』387p。スペンサー「科学の起源」　ガリレオ。ニュートン。諸科学の相互作用。

　『構造人類学』426p。第十七章　社会科学における人類学の位置、および、人類学の教育が提起する諸問題　人類学研究の組織　教育と研究　教師の養成　研究者の養成　人類学博物館の役割　実習　学外見習い　人類学博物館　理論人類学と応用人類学　

　今後、人類学は冬の時代を迎えそうだ。
　
　『賜物』333p。第3章　ジーナとの世界の共有。シチョーゴレフがジーナに抱く邪な思い。小説『ロリータ』の図式。ジーナの過去。勤務先。ロシア文学の歴史。チェルヌィシェフスキーの伝記。ブッシュ。

　曇時々雨。20℃～24℃。


　『世界の名著36　コント　スペンサー』382p。スペンサー「科学の起源」　暦。天文学。力学。グノモン。アストロラープ。

　『構造人類学』410p。第十七章　社会科学における人類学の位置、および、人類学の教育が提起する諸問題　人類学と社会科学　人類学に固有の使命　客観性　全体性　意味づけ　正真性の基準　文字が、人間に多くの福利をもたらしたと同時に、人間からある本質的なものをとりあげてしまったということは、是非とも念頭におかなければならない(408p)。

　『賜物』281p。第3章　ベルリンの街並み。本屋。チェス・プロブレム。ジーナとの逢瀬。

　雨時々曇。19℃～22℃。


　『世界の名著36　コント　スペンサー』372p。スペンサー「科学の起源」　類似・非類似の認識。推論と分類。関係の相等。単位。尺度。ヘブライ人のキュビト。肘から中指の先に至る前膊の長さ。エジプトのキュビト。ディジットで細分。ディジットは指幅。アラビアの経緯の長さ56マイル。アラビア人の1マイル＝4000キュビト。カラットのもと。小さな豆。グレイン。一粒の小麦。小麦640粒の重さ1オンス。

　『構造人類学』400p。第十七章　社会科学における人類学の位置、および、人類学の教育が提起する諸問題　社会人類学と文化人類学　「文化」の観念。イギリスのタイラーの功績。「知識、進行、芸術、道徳、法、慣行、その他、人が社会の成員として獲得した能力や習慣を含むところの複合された総体」。人類学と民俗学　

　『賜物』253p。第2章　父の冒険を頭に思い描く。ロプノール。父の帰郷。第一次大戦にもかかわらず蝶を求める旅へ。叔父のオレーグ戦傷。父の死の報告。あるいは行方不明。父の伝記執筆中断。引越。シチョーゴレフ氏宅。第3章　シチョーゴレフ邸に引っ越してから。夫人と娘。詩の話。難解。2年以上前に自費出版した「詩集」。五百部中五十一部売れる。ジーナ・メルツが一部買う。昼食。

　

　曇。18℃～25℃。


　『世界の名著36　コント　スペンサー』360p。スペンサー「科学の起源」

　『構造人類学』395p。第十七章　社会科学における人類学の位置、および、人類学の教育が提起する諸問題　　この論文の目的　現状の概観　a　講座が分散しているばあい　b　学科　c　学校または研究所　自然人類学のばあい　民族誌、民族学、人類学

　『賜物』190p。第2章　父が教えてくれたこと。蝶。父の性格。父の探検。美しい追憶。

　曇時々雨。今年の梅雨は温度の変化が大きい。荒々しい。20℃～23℃。


　『世界の名著36　コント　スペンサー』356p。スペンサー「科学の起源」　コント批判。

　『構造人類学』382p。第十六章　第十五章への追記
　ロダンソン氏の論に対する批判。

　『賜物』170p。第2章　3年ぶりの母との再会。母と妹はパリに住む。祖父に関する記述。父の思い出。蝶研究者。中国・チベットへの探検。ブルジェバルスキーやコズロフの名前も出てくる。記述のリアルさで、事実をそのまま描いていると思わされてしまう。



　

　

　曇時々雨。21℃～25℃。揉。


　『世界の名著36　コント　スペンサー』343p。スペンサー「科学の起源」
　科学とは、その扱う感覚的現象を大きさの関係に還元することであり、この還元によって、どのような部門の知識にも、とりわけ科学的な性格が与えられるのである(340p)。質的予見から量的予見への移行につれて、帰納的科学から演繹的科学への移行が行われる(341p)。

　『構造人類学』367p。第十六章　第十五章への追記
　ギュルヴィッチ氏の論に対する批判。空間構造と社会構造とを同一視しない。
(1)　多くの原住民社会は、その制度の図式を空間に投影することを意識して選んでいる。
(2)　社会が空間に対して、あるいはある種の空間(たとえば、都市計画がおこなわれていなかった場合の都市空間)に対して無関心にみえるときでさえ、あたかも意識されない構造が、こういってよければ、空の領域に入りこみ、象徴的あるいは現実的なやり方で自分のあかしを立てでもするかのように、事は生起するのである(365p～366p)。


　ヴラジミール・ナボコフ　沼野充義訳『賜物』136p。第1章　ベルリン。主人公の若い詩人フォードル・ゴドゥノフ＝チェルディンツェフ。つくった数々の詩。懇意にしてもらっているチェルヌィシェフスキー夫妻に呼び出される。エイプリルフールの冗談。夫妻の自殺した息子ヤーシャにチェルディンツェフは似ているらしい。ヤーシャとルドルフとオーリャの三角関係。ブッシュの歌。コンチェーフとの文学談義妄想。最後で少し笑う。第2章　ロシアと家族の追憶。ベルリンの現実。語学教師。

　曇後雨。19℃～25℃。


　『世界の名著36　コント　スペンサー』333p。コント「社会静学と社会動学」了　第五十一講　三段階の世俗的発展の原理。軍事活動→中間段階→産業活動。この三段階は、人間精神の主要三段階(神学・形而上学・実証的科学)の必然的継起に関する根本原則と本質的に類似。産業と科学。

　『構造人類学』355p。第十五章　民族学における構造の概念　Ⅳ　社会の動態―従属の構造
　a　社会構造における要素(個人および集団)の序列　親族の体系や、婚姻や出自の規則は、調整された一つの全体を形づくっており、その機能は、社会集団の永続を、あたかも織物のように、血縁関係と婚姻にもとづく関係とを交叉させながら保とうとするところにある(342p)
　b　系の系　　民俗学者にとっては、社会は、さまざまな型の系に対応する構造の総体を包んでいる(346p)。観察の技術よりはるかに進んでしまった理論の枠組に、観察の技術をあわせること－ここに、科学の歴史にめったに見られないような逆説的状況がある。この挑戦に応じるのが、現代の人類学に課せられた義務である(350p)。


　『新史 太閤記(下)』読了。家康が服すまで。商人的発想。戦争の土木工事化。近代的。

　曇時々晴。気温上がる。朝から気温高い。北西の風やや強い。23℃～32℃。


　『世界の名著36　コント　スペンサー』319p。コント「社会静学と社会動学」　第五十一講　

　『構造人類学』341p。第十五章　民族学における構造の概念　Ⅲ　社会の動態、またはコミュニケーションの構造　
　三つの系列の考察
　(1)　経済科学と社会構造の研究のあいだの関係
　フォン・ノイマン「ゲーム理論」。
　(2)　社会人類学と経済科学と言語学がいつか連合し、コミュニケーションの科学という共通の領域を創設すれば、この科学はとくに「規則」から成り立つ。
　(3)　親族や婚姻に関する研究に、コミュニケーションの理論に由来する諸概念を導き入れる。
　統計的モデルから、機械的モデルへの逆の変換。数学的研究のいくつかの型のものが民族学に貢献するかもしれない。モーガンの「人間家族における血縁と婚姻の体系」。ラドクリフ・ブラウン。カリエラ型の体系を発見。マードック。ローウィー。

　司馬遼太郎『新史 太閤記(上)』読了。謎の多い前半生。半兵衛の死まで。
　司馬遼太郎『新史 太閤記(下)』84p。中国攻め。

　曇時々雨。26℃～31℃。飯盛。


　『世界の名著36　コント　スペンサー』309p。「社会静学と社会動学」　第五十一講　神学的哲学の本来の特徴は、当時、人間に十分強い自信を与え得る唯一の哲学であったという点にある(301p)。最初のうち、人間の精神的発達のためには、知的教養にとって欠くことのできない物理的レジャーを有し、その社会的地位から、人間の原始状態と両立するような種類の思索活動をできる限り進めようとする特権階級が存在する必要があった(308p)。

　『構造人類学』324p。第十五章　民族学における構造の概念　Ⅱ　社会形態学、または集団の構造　社会的時間と空間の尺度。長い時間、短い時間。「大きい空間」と「小さい空間」。われわれは、社会現象や思惟現象を、客観的な表象にもとづいて、いわばそれらの現象の外面化された―結晶した、といえるかもしれない―形において、研究する手段を持つことになる(320p)。人口学の伝統的な領域をなしている集団の数値上の特質。二つの研究の方向。
　Ⅰ　「順位と規模(ランク・サイズ)の法則」と呼ばれる、都市社会学でおなじみの法則に関連をもつ研究。
　Ⅱ　ある隔離集団の絶対的規模は、近親結婚の頻度から計算することができるというダールバーグの証明を基礎とする研究。

　『夫婦善哉』読了。
　「アド・バルーン」　十吉の放浪人生。幼馴染の文子を追って東京へ。大阪に戻って自殺寸前のところをクズ屋の秋山に拾われる。
　「世相」　雑多なことが続くと思っていたら、後半できれいに回収される。阿倍定。
　「競馬」

　曇時々雨。23℃～29℃。


　『世界の名著36　コント　スペンサー』299p。「社会静学と社会動学」　第五十一講　人間の精神は、通常の思索が高度に洗練された段階に達して初めて、自分の行動に驚きの目を向けることができるようになったのであり、それまでは外界の事象にだけ向けられていた思索活動を自分自身にも振り向けられるようになったのである(296p)。人間はまず本質的には自分自身しか知らないものである(296p)。外界を研究して次第に習得した法則を、その後になって人間そのものの性質に適用すること、これこそ究極的に人間の成熟度の最も確かな兆候になるのである(296p)。

　『構造人類学』316p。方法と教育の諸問題　第十五章　民族学における構造の観念　Ⅰ　定義および方法の諸問題　あまり近接しているためにしばしば混同されてきた「社会構造」と「社会関係」の観念のちがい。構造分析に固有のモデルが何から成り立っているか。

モデルの四つの条件。
1　構造は体系としての性格を示す。構成要素が一つ変化すると他のすべてのものが変化するような要素から成り立っている。
2　あらゆるモデルは一つの変換群に属しており、その結果、これらの変換の集合がモデルの一群を構成する。
3　2の特性はモデル要素の一つに変化が起こった場合、モデルがどのように反応するか予見することを可能にする。
4　モデルは、それがはたらくとき、観察されたすべての事象が考慮に入れられているようなやり方でつくられなければならない。

a　観察と実験　この二つはつねに区別されること。モデルによる実験。モデル操作の全体。
b　意識と無意識　モデルの意識性と無意識性。ボアズの功績。
c　構造と計量　ノイマン／モルゲンシュテルン「ゲームの理論と経済行動」、ウィーナー「サイバネティックス、…」、シャノン／ウィーバー「コミュニケーションの数学的理論」。
d　機械的モデルと統計的モデル　機械的モデル＝モデルの構成要素が現象と同じ尺度であるとき。統計的モデル＝尺度が異なるとき。民族学は、「機械的」な時間、つまり不可逆的で非累積的な時間に力を借りる。これとは反対に、歴史学の時間は「統計的」である。この時間はもとにもどすことができないし、一定の方向を含んでいる。
　ゴルトシュタインのジレンマ。個々の事例をくわしく研究する必要があれば、当然に帰結として、そうしたやりかたで考察できる事例の数も限られてしまう。
　　
　『夫婦善哉』152p。
　「六白金星」　医者の圭介、その妾の寿枝、二人の長男修一、次男楢雄。小説の作り方が「夫婦善哉」と似ている。悲惨で深刻な彼らの生活がスリリングに描かれながらも、最後でほっとさせられる。

　曇時々雨。時折激しさの片鱗。23℃～27℃。


　『世界の名著36　コント　スペンサー』289p。「社会静学と社会動学」　第五十一講　社会動学の根本原則、すなわち人類の自然的進歩の一般理論　人間性と動物性との間の永遠にして不可欠の抗争。人間の成長発展の自然の速度を決定する、従属的ではあるが継続的な力の一つ。「懈怠」。

　『構造人類学』298p。第十四章　魚のつまった胴体をもつ蛇
　コロンビア・ペルー共通の神話。いまだなお謎の解けぬ多くの主題を解釈する鍵が、われわれの手に入り直接近づきうるような形で、神話やいまなお生きている説話の中にあることは、疑いあるまい(297p)。

　『夫婦善哉』113p。
　「続・夫婦善哉」　蝶子と柳吉のその後。内輪に甘えた生活。
　「木の都」　上町台地。高津宮跡。矢野名曲堂。ラストに心打たれる。





　

　雨後曇。南風強い。25℃～29℃。


　『世界の名著36　コント　スペンサー』279p。「社会静学と社会動学」　第五十講　人間生活の連続した三つの段階の静学的考察。個人生活の特徴は個人的本能の必然的・直接的支配にあること、家族生活のそれは共感的本能の不断の発達にあること、そして社会生活は知的影響の具体的展開を特徴とすること(278p)。個人的道徳、家族的道徳、社会的道徳。服従についてのくだりは納得いかない。

　『構造人類学』293p。芸術　第十三章　アジアとアメリカの芸術における図像表現の分割性　民族学者のプリミティヴ・アートの比較研究への嫌悪。もっぱら文化接触と伝播現象と借用を証明することへの。アメリカ北西岸と古代シナの芸術の類似。図像表現の分割性。身体や顔面の転位。ボアズ。カドゥヴェオ族の顔面ペインティング。マオリの顔面刺青。塑像的要素と画像的要素の相関関係。これまでの文章よりノリノリで書いている気がする。

　織田作之助『夫婦善哉』61p。「夫婦善哉」　大阪。蝶子と柳吉。ダメ亭主。物語がダイジェスト的にテンポよく進行する。演歌的世界。ヤトナ、剃刀屋屋、関東煮屋、果物屋、カフェ。サロン蝶柳。自分の中の農民性を強く意識させられる。



　

　曇時々雨。南西の風やや強い。25℃～29℃。九州の洪水の被害甚大。


　『世界の名著36　コント　スペンサー』270p。コント「社会静学と社会動学」　第五十講　家族の上下関係に関する社会学的概観を完全なものにするためには、最も直接的に、最も明瞭に未来を過去に結びつけることによって、社会永続の第一の基本概念を自然に作り上げるという特性に注目する必要がある(260p)。人間の協同は、社会を生み出すどころか、逆に、前もって社会が自然に成立していなければ必然的に存在できないものなのである(265p)。

　『構造人類学』266p。第十二章　構造と弁証法
　神話と儀礼との関係。両者の相同関係が必ずしも存在しない。ロマン・ヤコブソンの方法。構造言語学の方法を拡張して用いる。構造分析と弁証法的方法とのあいだにある密接なつながり。北米・ポーニー族。身ごもった少年。

　『ロカノンの世界』読了。第二章　さすらいびと　エピローグ　雪を頂く高山を越える。洞窟の住人。力。あらゆる感覚を操る術。ヘリコプター。ガーニエの奥方。敵の情報。潜入。通信。滅。結末。SFならでは。

　

　雨時々曇。23℃～27℃。


　『世界の名著36　コント　スペンサー』258p。コント「社会静学と社会動学」　第五十講　　社会静学的考察の第二の一般段階　家族。家族構造の変化。女性。男性と比べていつまでも一種の幼年期にとどまるべく必然的に作られた存在。

　『構造人類学』256p。第十一章　神話の構造
　神話的思考の特殊な性格。神話が言語の内にありながら、そのかなたにも同時にある。ラングとパロール。管弦楽の総譜の読み方。オイディプス神話の例。ズニ族の神話の例。プエブロ族の神話の例。アメリカの灰っ子とインド・ヨーロッパのシンデレラ。トリックスター。

　『ロカノンの世界』175p。第二章　さすらいびと　ロカノンとモギーンの再会。別の大陸。次なる苦難。未知の有翼人。不気味な描写。キエムリル。フィーアの同族。

　曇時々雨。昼前に雨。午後止んでくる。24℃～29℃。


　『世界の名著36　コント　スペンサー』249p。コント「社会静学と社会動学　－『実証哲学講義』第四巻より」　第五十講　社会静学、すなわち人間社会の自然的秩序に関する一般理論の予備的考察

　ガルの大脳理論。肉体的欠陥、人間の条件から来る道徳的必要のために、人間は原始的状況を改善するうえで、絶えず自分の知性を行使する必要に迫られている(242p)。動物のうち最も優れた存在である人間にあっても、知的能力は基本的には明らかに劣っていて、その継続的活動は、極めて低俗な情緒的能力から強い刺激を受ける必要がある(244p)。

　普遍的良識や実証的道徳を行うためには相当無理をしないといけないのではと思う。

　『構造人類学』227p。第十章　象徴的効果
　南アメリカ・クナ族における難産を助けるためのシャーマンの治療。患者の認識。精神分析的。

　『ロカノンの世界』132p。第一章　星の君
　フィーアを襲った敵。ロカノン・モギン一行は敵を探しへ行く。モギンは、ハルドレの息子、セムリの孫。〈海の眼〉の首飾り。風虎。ロカノンはモギンらからはぐれる。囚われ。ヤハン。



　

　曇時々雨。大体曇。南西の風やや強い。21℃～28℃。


　『世界の名著36　コント　スペンサー』233p。コント「実証精神論」了　23　三段階の法則の完全な百科全書的法則は、各要素科学の独立と現実性を保証する　24　結論―民衆教育における天文学の意義

　『構造人類学』204p。呪術と宗教　第九章　呪術師とその呪術
　ズニ族の少年。ケサリードの話。シャーマンによる病気治療。精神分析。

　『ロカノンの世界』72p。第一章　星の君
　グデミアール＝クレイフォーク。アンギャールのモギン。ロカノンが第二惑星に至る。民俗学調査隊の全滅。ロカノンはアメリカ的。

　曇後雨。22℃～28℃。


　『世界の名著36　コント　スペンサー』230p。コント「実証精神論」　21　実証的諸研究において踏むべき「順序」の必要性。この順序の必要条件　22　諸科学の序列　六つの項を二つずつまとめて三つの対にする。第一の対：数学＝天文学　第二の対：物理学＝化学　第三の対：生物学＝社会学。百科全書的移行。

　『構造人類学』179p。第八章　双分組織は実在するか
　直径的構造。同心円的構造。それらがさらに三分割の場合もある。複雑な意味合い。

　アーシュラ・K・ル＝グウィン　小尾芙佐訳『ロカノンの世界』44p。プロローグ　セムリの首飾り　フォーマルハウト第二惑星。3つの類人型生命体。グデミアール(夜行性。ドワーフみたいな感じ）。フィーア(昼行性。ホビットみたいな感じ）。リュウアール(オルギョール「平民」・アンギャール「貴族」）。星の君。

　曇。23℃～31℃。


　『世界の名著36　コント　スペンサー』223p。コント「実証精神論」　19　実証主義の「人民政治」観。プロレタリアの社会綱領。正常な教育と規則的労働。20　政府の役割　三部あたりから読むテンションが下がってくる。

　『構造人類学』147p。第七章　中部およびブラジルにおける社会構造
　実地調査の難しさ。

　雨時々曇。時々強い雨。24℃～27℃。


　『世界の名著36　コント　スペンサー』218p。コント「実証精神論」　18　普遍的教育は、主として「プロレタリア」を対象とする。プロレタリア階級と哲学者階級との類縁性　

　『構造人類学』134p。第六章　民族学におけるアルカイスムの概念
　「プリミティーフ」とそうでないものの境界線。

　『韃靼疾風録　下』556p読了。睿親王ドルゴン。順治帝フリン。舟山群島。鄭成功。蘇州。李自成。呉三桂。弥左衛門と陳円円。毅宗崇禎帝。明滅亡。李自成北京入城。大順王朝。呉三桂の日和見。陳円円。ドルゴンと呉三桂の面子争い。清軍山海関を抜ける。李自成軍撃破。北京入城。地方から辮髪強制。明人入国。あとがき。王蒙さん。シボ族。服部四郎。玉聞さん。