20200217

2020年2月17日
 曇時々晴。昼間暖かい。夕方から寒くなる。8℃~15℃。


 

20200216

2020年2月16日
 曇時々雨。春の雨。8℃~14℃。


 『ジャズ』読了。時制や語っている人が誰かよくわからなくなる。ヴァイオレットやジョーとその先祖の長い過去。ドーカスの友人フェリスの独白。ジョー→ドーカス→アクトン。謎のわたし。ワイルドの部屋。モリスンの小説はアメリカ黒人以外には完全に理解できないのではと思う。

20200215

2020年2月16日
 曇。6℃~16℃。

 
 『ジャズ』218p。進まない。ヴァイオレットの母ローズの父親とされる男ゴールデン・グレイの話。いろいろ混乱。





 

20200214

2020年2月14日
 曇後雨。夕方雨降ってくる。9℃~16℃。


 『ジャズ』202p。ヴァイオレットの祖母トルーベル。ミス・ヴェラの奴隷。

 

20200213

2020年2月13日
 雨後晴。朝雨。午前のうちに上がる。晴れてくる。気温上がる。8℃~17℃。


 『ジャズ』198p。ヴァイオレットとドーカスの母アリスとの奇妙な関係。ジョーの生い立ち。七回生まれ変わる。

20200212

2020年2月12日
 晴後曇。3℃~16℃。


 『日輪・春は馬車に乗って』読了。「日輪」。着想素晴らしい。会話が原始人みたい。書生芝居と評されたのもわかる。井上靖の「蒼き狼」は似たような発想で会話の効果が出ている。

 『ジャズ』127p再開~154p。すっかり内容を忘れている。ヴァイオレットの生い立ち。ジョーとの結婚。




20200211

2020年2月11日
 晴。2℃~12℃。


 『日輪・春は馬車に乗って』203p。「日輪」。卑弥呼と奴国の王子長羅。冗句がない。

 

20200210

2020年2月10日
 晴。低温。1℃~9℃。


 『日輪・春は馬車に乗って』144p。「春は馬車に乗って」「花園の思想」。苦手なジャンル。次の「機械」はとばす。

 

20200209

2020年2月9日
 晴時々曇。北風ややある。2℃~8℃。


 『開高健の文学論』読了。遠藤周作「沈黙」。自作解説。「ロビンソンの末裔」。アンカの代わりに河原石。アマゾン。海水魚が淡水魚化。


20200208

2020年2月8日
 晴後曇。2℃~12℃。


 『開高健の文学論』416p。スパイ小説。孤独者。ヘミングウェイの短篇。聞こえ、見え、触れる。黒岩重吾「どぼらや人生」。きだみのる「単純生活者の手記」。

 『日輪・春は馬車に乗って他八篇』98p。「赤い着物」「ナポレオンと田虫」「春は馬車に乗って」。

20200207

2020年2月7日
 曇時々晴。寒いが風弱い。‐1℃~7℃。


 『開高健の文学論』357p。薄田泣菫「茶話」。ノンフィクションの傑作「アンネの日記」「コン・ティキ号探検記」「反乱するメキシコ」。ニーツェ「男が熱中できるものは二つしかない。すなわち遊びと危機である」。

 ドキュメンタリスト・マグナカルタ九章
 一 読め
 二 耳を立てろ
 三 眼をひらいたままで眠れ
 四 右足で一歩一歩歩きつつ左足で跳べ
 五 トラブルを歓迎しろ
 六 遊べ
 七 飲め
 八 抱け、抱かれろ
 九 森羅万象に多情多恨たれ

 補遺一つ 女に泣かされろ

 『ベエトオヴェンまいり』読了。「幸福な夕べ」。モオツァルトの変ホ調交響曲、ベエトオヴェンのイ調交響曲。「素描の自叙伝(1842年まで)」。マイアベエア。 

 『日輪・春は馬車に乗って他八篇』66p。「蠅」。映画的迫力。「御身」。姪ラブ。

20200206

2020年2月6日
 晴。北風強い。冬らしい寒さ。1℃~7℃。諍。


 『開高健の文学論』316p。魯迅「朝花夕拾」。小田実。カロッサ「ルーマニア日記」。漱石「猫」。自分にハチ切れそうになっている。ワルシャワ蜂起。「輝ける闇」のこと。吉行淳之介「寝台の舟」。字毒。旧約聖書。

 『ベエトオヴェンまいり』73p。「パリに死す」。二番煎じ。

 横光利一『日輪・春は馬車に乗って他八篇』27p。「火」「笑われた子」。




20200205

2020年2月5日
 晴時々曇。冬らしいちぎれ雲。北風強くなる。気温低下。3℃~15℃。


 『開高健の文学論』213p。チェホフ。柳田国男「鳴滸の文学」。中島敦。ガリヴァー。荷風。金子光晴「鮫」。ドストエフスキーかチェホフか。開高氏は後者。自分も多分後者。広津和郎。田村隆一。山本周五郎。サルトル「嘔吐」。武田泰淳。

 『コンパス・ローズ』読了。南-South 「スール」。アムンゼン以前に、女9人で南極点到達。

 リヒャルト・ワアグナア 高木卓訳『ベエトオヴェンまいり』39p。「ベエトオヴェンまいり」。Rとイギリス人との掛け合いが面白い。ベエトオヴェンとの会話。


20200204

2020年2月4日
 晴後曇。寒くなる気配。6℃~11℃。


 『開高健の文学論』146p。ヘミングウェイ「殺人者」。モーム「昔も今も」。マキャヴェリとチェザーレ・ボルジア。ダール「あなたに似た人」。読んだのにすっかり忘れている。サイカク。加藤周一「ウズベック・クロアチア・ケララ紀行」。堀田善衛「上海にて」。怪人バルザック。E・H・カー。カフカ。1960年の中国とその後。

 『コンパス・ローズ』400p。西-West「湖面は広い」 南-South 「ザ・ワイフス・ストーリー」「時間の欠乏という問題の解決法いくつか」。


20200203

2020年2月3日
 晴。6℃~15℃。


 開高健『開高健の文学論』76p。シャウッド・アンダスン。佐藤春夫の「のんしやらん記憶」。長谷川四郎。きだみのる。金子光晴の詩。選集に入っていないものの方が面白いに違いない。江戸川乱歩。ヘイエルダール。

 『コンパス・ローズ』366p。西-West 「マルファ郡」。


20200202

2020年2月2日
 晴時々曇。北風。6℃~13℃。


 『尾崎放哉全句集』読了。ナックルボーラーみたい。自由律になってからも俳風に変化。

 『杜甫詩選』読了。Ⅳ南国漂泊の歌 安史の乱以降も華北の情勢が不安定。

 『コンパス・ローズ』345p。西-West 「グイランのハープ」。

 

20200201

2020年2月1日
 晴。北風。昼間南側は暖かく感じる。4℃~13℃。


 『尾崎放哉全句集』305p。働きに行く人ばかりの電車(297p) 土間が奇れいに掃いてある(303p) 

 『杜甫詩選』331p。Ⅲ成都流寓の歌 Ⅳ南国漂泊の歌 返照・秋興八首の第一首に白帝城。

 『コンパス・ローズ』333p。天頂-Zenith 「迷路」「欲望の通路」ベースは「ソラリス」に似ている。世界はル・グウィンの独擅場。

 岡井隆『わが告白』読了。自然主義私小説的。日記は、事実よりも強い。普通の人の数十倍もの生を生きた人。葛藤はあったのだろうが、家庭、子供を割とすっと捨てられる感覚は自分とはだいぶ違う。結社の宗教じみた性格。日本の業を煮詰めたもの。






20200131

2020年1月31日
 晴。北風強い。冬に戻る。6℃~12℃。


 『尾崎放哉全句集』295p。紅葉あかるく小石を拾ふ(283p) 墓地の上は星ばかり(292p)

 『杜甫詩選』307p。Ⅲ成都流寓の歌 茅屋為秋風所破嘆。四松。庭にあった祖父ゆかりのアセビはどうなったか。

 『コンパス・ローズ』266p。「目の変質」。


20200130

2020年1月30日
 曇時々晴。8℃~17℃。


 『尾崎放哉全句集』277p。

 『杜甫詩選』279p。Ⅱ安史の乱時の歌 Ⅲ成都流寓の歌 戯題画山水図歌 巴陵洞庭日本東。かつて草堂へ行ったのにほとんど覚えていない。勿体ない。

 『コンパス・ローズ』244p。北-North 「北方線の二度の遅れ」「SQ」「小銭」 東-East  「"ダーブのカダン"星に不時着した宇宙飛行士の最初の報告」「バラの日記」「白いロバ」「不死鳥座」 天頂-Zenith 「船内通話器(イントラコム)」「目の変質」。「小銭」の話の筋が自分が定期的に見る夢と少し似ている。次々に部屋が現れる。


20200129

2020年1月29日
 雨後晴。真冬とは思えないくらい気温上がる。8℃~18℃。


 『尾崎放哉全句集』272p。入れものが無い両手で受ける(270p) 370p~397p。入庵雑記・書簡。佐藤呉天子宛て書簡に職歴のこと。身につまされる。

 『杜甫詩選』248p。Ⅱ安史の乱時の歌。剣門。剣閣。後主。

 『銀河鉄道の父』読了。子供らに先立たれる。賢治没後、名声が広まるのを味わう。

 アーシュラ・K・ル=グウィン 越智道雄訳『コンパス・ローズ』95p。天底-Nadhir 「アカシヤの種子に残された文章の書き手」「ニュー・アトランティス」「シュレディンガーの猫」 北-North 「北方線の二度の遅れ」 難解。相変わらずディストピア。


 

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