20140822

2014年8月22日
 晴れ時々曇。猛暑日。夕方積乱雲が見えるがこっちまではこない。南風がやや強く、夜になって北風に変わる。

 自分で決めて動くこと。

 樺太の話。ユジノサハリンスク(豊原)。コルサコフ(大泊)。南北900km。人口54万人。20万人くらいだと思っていた。

 「後白河院」104pまで読む。感想は昨日と同じ。

20140821

2014年8月21日
 晴れ時々曇。ほぼ猛暑日。南風。

 暗い計画。ご機嫌伺いはやめる。口は閉じる。

 「後白河院」64pまで読む。後白河天皇の即位。保元の乱。こういう語り口調の小説の限界を感じる。もうちょっと後白河天皇の暗躍、謀略を創作してもいいのではないかと思った。

 

20140820

2014年8月20日
 晴れ時々曇。猛暑日。弱い南風。

 時間しか解決してくれないことが多い。

 構想。文章にしないと意味がない。箇条書きよりは最初から文章にした方が後になって生きてくることが多いように思う。

 井上靖「後白河院」18pまで読む。「孔子」と同じパターン。何となく読みにくい。後白河法皇は煮ても焼いても食えない感じが面白い。状況把握能力は高かったと思う。


20140819

2014年8月19日
 晴れ。ほぼ猛暑日。容赦ない。南風。

 不眠。感覚が鋭利になる。人間は臭い。931。

 ドヴォルザークの弦楽四重奏11番。1楽章は、シューベルトの弦楽五重奏やベートーヴェンのラズモフスキー3番に似ているが、2楽章がぱっとしない。最初聴いたときに全然いいと思わなかった。

20140818

2014年8月18日
 晴れ時々曇。気温上がる。33℃くらいまで上がったか。それでも朝夕はましになった。

 眼底痛今日はないが、眠気がひどい。
 
 ドヴォルザークの弦楽四重奏4番のことを思い返す。曲としては失敗作なのかもしれないけれど、発想はすごい。

 唐突に保育園のことを思い出す。この時期の昼寝が嫌だった。まわりに人(おともだち)が密集していて暑苦しくてとても寝れない。強制的に寝させられるのに腹が立った。何回か脱走したこともある。保育園の裏には金網が張ってあってその外側にコンクリートに囲われた小川があって、何となくかっこいいと思っていた。逃げる時は大体そこへ行った。そこに、部屋にあったおもちゃをぶちまけて無茶苦茶怒られたこともあった。自分にとっては秘密基地のつもりだったのだが理解してもらえなかったようだ。

保育園のころ、魔法を使える先生がいた
ttp://redcarpmania.tumblr.com/post/78952546275

 「点と線」読み終わる。新幹線が走る前の時代。十和田も時刻表に載っていたくらいの記憶しかない。当時としては画期的な小説だったのかもしれないが、終わりの方が手紙形式になっているのがちょっと物足りない。


20140817

2014年8月17日
 曇り時々晴れ。午前中は涼しかったが、午後になって暑くなる。午後4時くらいに31℃くらいまで上がる。

 眼底痛。今日は一貫して右目。眠さも持続。

 松本清張「点と線」100pまで読む。これまで松本清張をほとんど読んだことがなかった。探偵物、ミステリーは手つかず。





20140816

2014年8月16日
 曇り後雨。31℃くらいまで気温が上がるが、雨が降ってから涼しくなる。南風のち北風。

 眼底痛。また腹具合悪い。何となく理由わかる。

 オランダシシガシラ。

青空文庫
 牧野信一「爪」▲ いいと思えなかった。
 
 「雁」読み終わる。ものすごくすっきりしない終わり方。投げっぱなし。



 

20140815

2014年8月15日
 晴れ時々曇り。南風強い。32度くらい。夜になっても気温が下がらず、外の気温が28℃くらいあるものの、風があるだけまし。

 記憶力はあてにならない。

 たぷたぷ拳、必殺技はアレグリア。

 昼間ずっと眠い。リビングデッド。

 ドヴォルザークの1番~7番までの弦楽四重奏のさわりだけ聴く。しかし、4番だけはインパクトが強すぎて全部聴いてしまう。

B番号=ブルグハウゼル番号(作曲順になっている)

1番イ長調 B.8 Op.2 オリジナリティはまだ弱い。
http://www.youtube.com/watch?v=CojC4VueENM

第2番変ロ長調 B.17 優美ではある。
http://www.youtube.com/watch?v=EZqMOjnYRVg

第3番ニ長調 B.18 演奏時間72分。くそ長い。
http://www.youtube.com/watch?v=jiunezEjI5k

4番ホ短調 B.19 斬新。荒々しくて不気味な雰囲気。スメタナのシャールカ的。マーラー的なものも感じる。2楽章が夜想曲Op.40の前半部分なのにこれまたびっくりする。しかし、クライマックスへ永遠に向かわない。。コラージュ。つぎはぎ部分が露わ。怪作。ワーグナー的無限旋律。既存の殻を突き破ろうとする力を感じる。
http://www.youtube.com/watch?v=0xV9V1fxptY

第5番ヘ短調 B.37 Op.9 ベートーヴェン的。
http://www.youtube.com/watch?v=h3Hb-sesyY0

第6番イ短調 B.40 Op.12
http://www.youtube.com/watch?v=LepNRBJcuD8

第7番イ短調 B.45 Op.16
http://www.youtube.com/watch?v=tVApYqQbwRI
 7番は嗚咽をあげているけれど、6番はしくしく泣いている。

 東村アキコ「かくかくしかじか」4
 悲しみに酔わないでほしい。。

青空文庫
芥川龍之介「あばばばば」○ 「遺書」- 「トロッコ」● 「夢」△(ID:186) 

 『短篇ベストコレクション 現代の小説2012』読み終わる。
森絵都「竜宮」●
 細部のニュアンス。
森浩美「車輪の空気」●
 犬も食わない夫婦喧嘩。

 森鴎外「雁」90pまで読む。金貸末造の妾お玉と苦学生岡田との恋。






20140814

2014年8月14日
 曇り後雨。午後一時激しく降る。気温は30度前後だが蒸す。こういう時は調子悪い。

 ぶよぶよ拳のたゆたう振動で敵を倒す。

 ダメ人間なりのやり方でけりをつけようとしても、真人間にとってはダメはダメ。

 『短篇ベストコレクション 現代の小説2012』566pまで読む。
三崎亜記「私」△
三島浩司「ミレニアム・パヴェ」●
 今の小説は、「~だわ」や「~かしら」などの女言葉が消えていっていると思うけれど、男作家にとってはその消え加減が難しいかもしれない。


 

20140813

2014年8月13日
 曇り時々晴れ。朝は涼しいが、昼は30度くらいまで上がる。湿度がやや下がったか。

 盆の入り。墓参りに行ったのだろうか。

 KH帰る。しゃべる。饒舌スカイハイ。

 毎日カラスヤサトシ
http://www.moae.jp/comic/mainichikarasuya
 カラスヤの奥さんの突っ込みが冴えわたる。

 『短篇ベストコレクション 現代の小説2012』528pまで読む。
中島京子「妻が椎茸だったころ」○
 良かった。
ねじめ正一「ケーキ屋のおばさん」●
 疑似小学生日記。
間瀬純子「揚羽蝶の島」△
 いろいろつぶされてちぎられて残酷。


20140812

2014年8月12日
 曇り。午後雨。一時激しく降る。この雨を境に一気に気温が下がる。28℃→22℃。

 昨日より少しまし。

 自分を棚に上げ過ぎて、崩れそうだ。

 『短篇ベストコレクション 現代の小説2012』446pまで読む。
恩田陸「台北小夜曲(タイペイセレナーデ)」●
海堂尊「被災地の空へ―DWATのジェネラル」▲
 最前線に行かないで派閥喧嘩してんじゃねーよとフィクションながら腹を立てる。
角田光代「わたしとわたしでない女」●
窪美澄「星影さやかな」●
今野敏「監察 横浜みなとみらい署暴対係」△
佐藤愛子「雨気のお月さん」●
篠田節子「トマトマジック」●
谷村志穂「ストーブ」●
筒井康隆「つばくろ会からまいりました」△


 

20140811

2014年8月11日
 晴れ。猛暑日に近い。南風が強い。レインバンドの記事。

 疲労残る。またパラグアイ悪し。

 使い方にがっかりする。何も考えていない。空っぽの中をなお食べる一族。
 
8/9
 「アンの愛の家庭」312pまで読む。マリラはまだ存命。一旦中断。 
 『短篇ベストコレクション 現代の小説2011』
 安定の生産。パン工場のような。しかし読者はパンを無造作に食いちぎり、食いあきたら無造作に捨てる。
浅田次郎「帰り道」△
 古い。
橋本治「聞く耳」△
 「」多すぎ。
角田光代「こともなし」○
 つぎはぎブログママ。
森村誠一「人生の駐輪場」△
冲方丁「メトセラとプラスチックと太陽の臓器」●
山田正紀「フェイス・ゼロ」△

8/10 続き
阿刀田高「ヴェニスと手袋」△
筒井康隆「アニメ的リアリズム」●
 クラークショーン。
森見登美彦「グッド・バイ」△
伊野隆之「冷たい雨 A Grave with No Name」△
道尾秀介「病葉」●
伊集院静「上陸待ち」△
高橋克彦「二つ魂」●
 ラストが勿体ない。
皆川博子「薊と洋燈」○
 感性がみずみずしいことに勇気づけられた。
森絵都「ラストシーン」△
今野敏「防波堤」●
仙川環「ドナー」●
三崎亜記「闇」●

 『短篇ベストコレクション 現代の小説2012』138pまで読む。
浅田次郎「男意気初春義理事(おとこいきはるのとむらい) 天切り松 闇がたり」●
 爽快事に酔いと演歌的粘っこさがついてくる。
石田衣良「蜩の鳴く夜に」△
 実際はもっとシビアだと経験者は思う。できなくなるよ。
大沢在昌「区立花園公園」●
大西科学「ふるさとは時遠く」●



 

 

20140810

2014年8月10日
 京都の天気。台風の暴風域が近づき、少しずつ遠ざかる。暴風雨。鴨川が暴れ川の片鱗をみせた。

 ほぼ缶詰。いろいろ雑事済ます。雨がやんでから外に出る。お好み焼き。KHと分かれる。駅をだらだら移動。京都駅の迷宮ぶりを堪能する。帰京。遅くなる。



20140809

2014年8月9日
 曇り。東寄りの風。ここしばらくの間では一番涼しい。25度くらい。台風が近づいている。

 京都へ行く。この間夢に出てきた岐阜羽島を通り過ぎる。関ヶ原あたりで激しい雨。夕方着く。LでKHと合流。宿。明日の天気が思いやられる。


20140808

2014年8月8日
 台風が近づいてきたせいか天気が変わる。南風が弱まる。夜になって北風に変わる。午前に弱い雨が降る。気温は30度過ぎ。

 いろいろ悪夢を見てうなされるが内容を忘れる。 

 一族の束縛。ポンキチネエサンに口答え。

 盆踊りが遠くで聴こえる。この間、近くで地元の盆踊りが流れていたのだが、太鼓のリズムが東京音頭なので興醒めだった。

 ドヴォルザークの弦楽四重奏曲第10番2楽章を聴く。ドゥムカ。ドヴォルザークの弦楽四重奏は、12・13・14が傑出しているけれど、8・9・10・11も優れている。ただ、9・10・11は楽章間のバランスが今一つのような気がする。

 「谷間の百合」読み終わる。躁病的饒舌さで物語が書かれている。最初の100ページくらいは平凡だったが、途中から勢いが出てくる。モルソフ伯爵夫人は超人的だ。ジャンヌダルク的かもしれない。

 p250「今日の若いひとたちは、身につけた知識が温室そだちで、その結果まだよく熟していないため、他人の行動や、考えや、書きものを、ややもするとあまりに手きびしく判断なさりがちです。まだ使ったことのないつるぎの刃で一刀両断にしたがるのです。」
 ずいぶんジジ臭い伯爵夫人でもある。
 
 青空文庫で、牧野信一の「地球儀」「鬼涙村」を読む。繊細な才能の作家。繊細過ぎて危ういけれど、「ゼーロン」を読むと一方で面白好きなのだろうと思う。「地球儀」は2013年のセンター試験国語の問題で出たようだ。牧野について書かれた坂口安吾の「オモチャ箱」も読む。読んだ後に思わずため息が出た。惨憺たるものだ。







20140807

2014年8月7日
 ほぼ猛暑日。南風が強い。

 接触性皮膚炎。騒ぎ。アメリカンヒーローはいない。風呂敷マント。

 バルザック「谷間の百合」83pまで読む。トゥール。ロワール川。バルザック自身の生い立ちがベース。モルソフ伯爵夫人。フェリックスにあまり共感はできない。

 

 

20140806

2014年8月6日
 ほぼ猛暑日。南風強い。同じような天気。雷が懐かしい気さえするが、すぐそのうちやってきそうだ。

 ねずみ色の安全なやつ。

 『日本近代短篇小説選 昭和篇1』読み終わったことにする。
宮本百合子「築地河岸」●
高見順「虚実」●
岡本かの子「家霊」●
太宰治「待つ」○
 「私は、人間を嫌いです。いいえ、こわいのです。人と顔を合わせて、お変わりありませんか、寒くなりました、などと言いたくもない挨拶を、いい加減に言っていると、なんだか自分ほどの嘘つきが世界中にいないような苦しい気持になって、死にたくなります。」
中島敦「文字禍」●



 

20140805

2014年8月5日
 猛暑日。南風強い。台風11号が今後どう動くか。

 暑さで半分ばてている。暑さに弱い。

 朝の夢。弟と車で地元を走っている。OZ地区。同級生のYらが出てくる。Yと半分喧嘩のようになっている。腕力では勝てないと思う。なんとかしてとりなだめる。

 『日本近代短篇小説選 昭和篇1』294pまで読む。
牧野信一「ゼーロン」○
 驢馬のゼーロンに銅像「マキノ氏像」を担がせて竜巻村に向かうだけの話なのに滑稽に仕上がっている。青空文庫にある。
小林多喜二「母たち」△
伊藤整「生物祭」●
室生犀星「あにいもうと」○
 室生犀星には昔からいわれのない親近感を持っている。
北条民雄「いのちの初夜」不読
 今読みたくない。
宮本百合子「築地河岸」途中
 北の湖理事長。






20140804

2014年8月4日
 ほぼ猛暑日だったが、南風が強かった分昨日より涼しく感じた。

 眼底痛。

 一つの関門は突破。びくびくものだ。

 『日本近代短篇小説選 昭和篇2』読み終わる。
林芙美子「水仙」●
大岡昇平「出征」●
長谷川四郎「小さな礼拝堂」●
安部公房「プルートーのわな」△

 『日本近代短篇小説選 昭和篇1』142pまで読む。
梶井基次郎「闇の絵巻」●
牧野信一「ゼーロン」途中





20140804

2014年8月4日
 今しがた、変なミンミンゼミの声で目が覚めた。普通のミンミンゼミはトと変イに近い音で鳴いているのに、そのセミはそれより低いホ音で鳴いているのだ。初めてそういう音で鳴いているミンミンゼミを聴いた。そのうち、ホ音のセミばかりになるかもしれないと思った。

 今朝の夢は、ドラゴンボールとNARUTOが混ざったような夢だった。最初は普通の大学のようなところだったのに、敵が襲撃をかけてから、武術学校の子供たちを安全な場所に逃がす話に変わってくる。場所はO町のO地区に近いイメージ。


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