20140429
2014年4月29日 曇り。午後から雨がぱらつく。天気が微妙なので外に出る予定をやめる。3時間ほど家族会議。落ち着いて話すことができるが、細かいところを詰められない。今後も継続して繰り返し自分の主張をすることだ。
明日も天気が悪いので、雨モードの準備する。
『楼蘭』200ページまで読む。
「狼災記」秦の蒙恬に仕えていた陸沈康がカレ族の女と関わりを持ってから狼に変異してしまう話。「山月記」を想起させる。
「羅刹女国」セイロンの近くにあったとされる人食い女羅刹女の国の話。「シンドバッドの冒険」に似たような話があったような気がする。
「僧伽羅国縁起」南印度で虎と交わった女とその子供たちの話。玄奘三蔵の「大唐西域記」に載っていた話らしい。
「宦者中行説」漢から匈奴へ嫁いだ王女に嫌々従って匈奴に入り、自分を僻地に追いやった漢を恨んで匈奴の単于を唆して漢をさんざん悩ませた宦官中行説の話。横山光輝の漫画「史記」にも詳しい話が載っている。中行は珍しい姓だが、晋の六卿の中行氏に由来するものなのだろうか。
「褒姒の笑い」西周を滅ぼす要因をつくった決して笑わない美女褒姒の話。
明日も天気が悪いので、雨モードの準備する。
『楼蘭』200ページまで読む。
「狼災記」秦の蒙恬に仕えていた陸沈康がカレ族の女と関わりを持ってから狼に変異してしまう話。「山月記」を想起させる。
「羅刹女国」セイロンの近くにあったとされる人食い女羅刹女の国の話。「シンドバッドの冒険」に似たような話があったような気がする。
「僧伽羅国縁起」南印度で虎と交わった女とその子供たちの話。玄奘三蔵の「大唐西域記」に載っていた話らしい。
「宦者中行説」漢から匈奴へ嫁いだ王女に嫌々従って匈奴に入り、自分を僻地に追いやった漢を恨んで匈奴の単于を唆して漢をさんざん悩ませた宦官中行説の話。横山光輝の漫画「史記」にも詳しい話が載っている。中行は珍しい姓だが、晋の六卿の中行氏に由来するものなのだろうか。
「褒姒の笑い」西周を滅ぼす要因をつくった決して笑わない美女褒姒の話。
20140428
2014年4月28日 天気は今日も晴れ。南風がややある。明日以降雨マーク。
昨日のダメージが残る。朝風呂。
集中してやると2時間くらいあっという間に過ぎていく。少し遅れを取り戻す。
井上靖『楼蘭』117ページまで読む。「楼蘭」漢と匈奴の勢力争いに翻弄された西域の小国家の歴史ダイジェスト。NHK特集の楼蘭の美女発掘は半分やらせだっただろうなと今にして思う。「洪水」後漢献帝の時代、西域で砂漠の洪水と格闘した索勱の話。世界史でも習った地理書「水経注」の記述がもとになっている。「異域の人」後漢の時代、西域都護として30年近く活躍した班超の半生記。井上氏の文章は読みやすく、湿っぽさがなく好もしい。
昨日のダメージが残る。朝風呂。
集中してやると2時間くらいあっという間に過ぎていく。少し遅れを取り戻す。
井上靖『楼蘭』117ページまで読む。「楼蘭」漢と匈奴の勢力争いに翻弄された西域の小国家の歴史ダイジェスト。NHK特集の楼蘭の美女発掘は半分やらせだっただろうなと今にして思う。「洪水」後漢献帝の時代、西域で砂漠の洪水と格闘した索勱の話。世界史でも習った地理書「水経注」の記述がもとになっている。「異域の人」後漢の時代、西域都護として30年近く活躍した班超の半生記。井上氏の文章は読みやすく、湿っぽさがなく好もしい。
20140426
2014年4月26日 うす曇り。何か夢を見て5時頃目を覚ます。内容は忘れる。2度寝。だらだらしている。買い物。売っていないものがあって梯子する。
シューベルトの弦楽五重奏の2楽章のことを考える。主要部分は悟りを開いたかのような境地なのに中間部ではヒステリーを起こした人のように荒れ狂う。その後最初の主部が戻ってからコーダの手前で再びヒステリーに向かうかに見えるが、その兆しだけみせて静かに終わっていく。大いなる矛盾を抱えた楽章だけれど、両者を抱えているからこそ偉大に聞こえる。
プラジャーク四重奏団&フカチョヴァ演奏
http://www.youtube.com/watch?v=mLY_Ww8r7Sw
ピチカートの響きが美しい。
シューベルトの弦楽五重奏の2楽章のことを考える。主要部分は悟りを開いたかのような境地なのに中間部ではヒステリーを起こした人のように荒れ狂う。その後最初の主部が戻ってからコーダの手前で再びヒステリーに向かうかに見えるが、その兆しだけみせて静かに終わっていく。大いなる矛盾を抱えた楽章だけれど、両者を抱えているからこそ偉大に聞こえる。
プラジャーク四重奏団&フカチョヴァ演奏
http://www.youtube.com/watch?v=mLY_Ww8r7Sw
ピチカートの響きが美しい。
20140425
2014年4月25日 今日も天気良し。昨日よりも気温が上がる。新航路。
このままのペースだと5月がきつくなる。ちんたらやってもいられぬ。思い切りが悪いのが災いしている。いろいろ細かいところにこだわり過ぎている。
くだらない会話。下ネタ。ジョイマンに似たダンスを路上で踊っている男の話。尻文字の話。1Fの話。
このままのペースだと5月がきつくなる。ちんたらやってもいられぬ。思い切りが悪いのが災いしている。いろいろ細かいところにこだわり過ぎている。
くだらない会話。下ネタ。ジョイマンに似たダンスを路上で踊っている男の話。尻文字の話。1Fの話。
20140424
2014年4月24日 よく晴れる。これから数日は晴天が見込めそうだ。月曜日に雨マーク。新航路快調。
だらだらやっている。待望のブツが届く。熟読する必要がある。
大体平穏に終わる。
だらだらやっている。待望のブツが届く。熟読する必要がある。
大体平穏に終わる。
20140423
2014年4月23日 F。よく晴れる。ただまだ朝は冷える。ツツジやサツキがだいぶ咲いてきた。某駅は連休過ぎくらいにツツジが満開だったことを思い出す。
相変わらずちんたらやっている。その中で思いついたことがあったのでまとめる。だからといって大きく変わることはないのだが、できる限りのことはしたい。
某所でKHと落ち合う。大した話はしない。
「悪霊」のステパン・ヴェルホヴェンスキーと「貧しき人々」のマカール・ジェーヴシキンのキャラは似ていると思った。真面目系クズの系統だ。
相変わらずちんたらやっている。その中で思いついたことがあったのでまとめる。だからといって大きく変わることはないのだが、できる限りのことはしたい。
某所でKHと落ち合う。大した話はしない。
「悪霊」のステパン・ヴェルホヴェンスキーと「貧しき人々」のマカール・ジェーヴシキンのキャラは似ていると思った。真面目系クズの系統だ。
20140422
2014年4月22日 朝は曇りだが次第に雲が厚くなり、午後は時々雨。毎日天気のことを書いているはずなのに今日は傘を忘れた。自分のアホ。
やりたいようにやる。NとSに行く。人がいない。いろいろ参考になった。
「悪霊」3 読み終わる。導火線に火がつくまでが長かったけれど、火が付いてしまったら止まらなかった。ヴェルホヴェンスキーは家出した挙句、世間のことが何も分からないで近辺をうろうろして福音書を売る女に惚れ込んで、病気で死んでしまうというどこまでも情けない感じだった。真面目系クズの末路だ。人ごとじゃない。息子のピョートルは、5人組を使ってシャートフを殺して話の中では逃げ延びているけれど、末路がろくでもないことは容易に想像できる。スタヴローギンは最後に自殺するが、いろいろな事件に対する精神的な支柱という曖昧な存在だった分、全体の中での存在感が今ひとつ弱いと思った。とても強い印象を受けた小説だったが、いろいろなものが盛り込まれすぎてまとまりがつかない。他の五大小説も読んでいきたい。「罪と罰」と「カラマーゾフの兄弟」は高校時代に読みかけて挫折したが、今ならわからないなりに読めると思う。
やりたいようにやる。NとSに行く。人がいない。いろいろ参考になった。
「悪霊」3 読み終わる。導火線に火がつくまでが長かったけれど、火が付いてしまったら止まらなかった。ヴェルホヴェンスキーは家出した挙句、世間のことが何も分からないで近辺をうろうろして福音書を売る女に惚れ込んで、病気で死んでしまうというどこまでも情けない感じだった。真面目系クズの末路だ。人ごとじゃない。息子のピョートルは、5人組を使ってシャートフを殺して話の中では逃げ延びているけれど、末路がろくでもないことは容易に想像できる。スタヴローギンは最後に自殺するが、いろいろな事件に対する精神的な支柱という曖昧な存在だった分、全体の中での存在感が今ひとつ弱いと思った。とても強い印象を受けた小説だったが、いろいろなものが盛り込まれすぎてまとまりがつかない。他の五大小説も読んでいきたい。「罪と罰」と「カラマーゾフの兄弟」は高校時代に読みかけて挫折したが、今ならわからないなりに読めると思う。
20140421
2014年4月21日 雨模様。朝方は霧雨的。いったん止む。南風がやや強くなって午後になってまた降ってくる。
遅延続き。「悪霊」がはかどった。
作業の効率化を考える。チェック項目。作業順番。
「悪霊」3 346ページまで読む。県知事夫人が準備した慈善パーティは大失敗に終わる。混乱。その混乱に乗じてピョートルらが暗躍。慈善パーティの混乱のところを読んでいて、311直後の自分の混乱のことを思い出す。地震ノイローゼ状態に加えて放射脳で正常な判断が全然つかなかった。自分のことを棚に上げることはとてもできない。話のほうは、息子たちのやってることがひどすぎて、父ちゃんのヴェルホヴェンスキーがましにみえてきた。混乱の中でレビャートキン兄妹が惨殺。リーザも暴徒に乱暴される。シャートフの妻が急にやってきてにわかに産気づいて赤ん坊が生まれる。自分の子供ではないのにシャートフは父親になったような気分になり急に元気になる。一方でシャートフを裏切り者として暗殺しようとする連中が迫ってくる。
遅延続き。「悪霊」がはかどった。
作業の効率化を考える。チェック項目。作業順番。
「悪霊」3 346ページまで読む。県知事夫人が準備した慈善パーティは大失敗に終わる。混乱。その混乱に乗じてピョートルらが暗躍。慈善パーティの混乱のところを読んでいて、311直後の自分の混乱のことを思い出す。地震ノイローゼ状態に加えて放射脳で正常な判断が全然つかなかった。自分のことを棚に上げることはとてもできない。話のほうは、息子たちのやってることがひどすぎて、父ちゃんのヴェルホヴェンスキーがましにみえてきた。混乱の中でレビャートキン兄妹が惨殺。リーザも暴徒に乱暴される。シャートフの妻が急にやってきてにわかに産気づいて赤ん坊が生まれる。自分の子供ではないのにシャートフは父親になったような気分になり急に元気になる。一方でシャートフを裏切り者として暗殺しようとする連中が迫ってくる。
20140420
2014年4月20日 朝方の夢。KHを連れて地元に帰る。しかし予定していた日とは違う。兄とどこかで落ち合って地元まで車で行く。姪がいる。兄は姪を膝の上に乗せて運転するので危険なことこの上ない。それでも姪と何やら会話をしている。街灯のない寂しいところを進む。自分の地元らしき場所に行く。景色が鏡で写したように反対になっている。A山が東にあってさらにその向こうに海があるらしい。山が青々と広がっている。弟の奥さんCさんがいる。お腹が大きい。
曇りで肌寒い。午後になってどんよりとした感じになってくる。明日明後日と雨予報。
KHでかける。昨夜は眠りが浅くて、起きてからもずっと眠い。街に出る。Cカードつくる。Kに出るが大したものは買わない。飯も結局家で食う。「悪霊」を読みながら寝てしまう。起きる。KHと落ち合う。SCの話。6月と8月。出費がかさむ。
「悪霊」2 600ページまで読む。ニコライがチーホン主教に過去の悪事を告白。ニコライが未成年の少女を襲ったシーンが描かれているため出版に際して削除された「スタヴローギンの告白」の部分が載っている。ニコライも相当な悪党だ。
曇りで肌寒い。午後になってどんよりとした感じになってくる。明日明後日と雨予報。
KHでかける。昨夜は眠りが浅くて、起きてからもずっと眠い。街に出る。Cカードつくる。Kに出るが大したものは買わない。飯も結局家で食う。「悪霊」を読みながら寝てしまう。起きる。KHと落ち合う。SCの話。6月と8月。出費がかさむ。
「悪霊」2 600ページまで読む。ニコライがチーホン主教に過去の悪事を告白。ニコライが未成年の少女を襲ったシーンが描かれているため出版に際して削除された「スタヴローギンの告白」の部分が載っている。ニコライも相当な悪党だ。
20140419
2014年4月19日 病院池珈琲今月二回目出前迅速落書無用。
図書館。KH本。天気は曇りで肌寒い。明日も同じような天気か。
午後は「悪霊」を読んでいるうちに寝てしまう。起きてまた読む。こういうくそ長い本を読める暇があることを有り難く思う。寝ている時に夢を見たが忘れる。
KH外出。またカラオケに行ったらしい。次行く時は銭形平次の歌を唄うようにと謎の注文をつける。あの曲のごてごてした前奏を聴くと力が抜ける。それから、オノヨーコと草間弥生(水玉れっぷう隊)はどことなく似ているというようないつものバカ話をする。
「悪霊」2 440ページまで読む。ステパン・ヴェルホヴェンスキーは真面目系クズだが、息子のピョートルはクズ系クズだ。県知事のレンプケーや小説家のカルマジーノフのところへずかずかと入りこんでいく下りはゲスな感じがぷんぷんする。全体的に爛れた退廃的な感じがする。ピョートルの陰謀によって人々が集って何やら怪しいことをやるような雰囲気になっていく。彼らのパトロンのような存在になっているレンプケー夫人ユーリヤの言動を読んでいて、311直後の知識人というのはこういうものではなかったかと思う。
図書館。KH本。天気は曇りで肌寒い。明日も同じような天気か。
午後は「悪霊」を読んでいるうちに寝てしまう。起きてまた読む。こういうくそ長い本を読める暇があることを有り難く思う。寝ている時に夢を見たが忘れる。
KH外出。またカラオケに行ったらしい。次行く時は銭形平次の歌を唄うようにと謎の注文をつける。あの曲のごてごてした前奏を聴くと力が抜ける。それから、オノヨーコと草間弥生(水玉れっぷう隊)はどことなく似ているというようないつものバカ話をする。
「悪霊」2 440ページまで読む。ステパン・ヴェルホヴェンスキーは真面目系クズだが、息子のピョートルはクズ系クズだ。県知事のレンプケーや小説家のカルマジーノフのところへずかずかと入りこんでいく下りはゲスな感じがぷんぷんする。全体的に爛れた退廃的な感じがする。ピョートルの陰謀によって人々が集って何やら怪しいことをやるような雰囲気になっていく。彼らのパトロンのような存在になっているレンプケー夫人ユーリヤの言動を読んでいて、311直後の知識人というのはこういうものではなかったかと思う。
20140418
2014年4月18日 雨。止みそうで止まないいやらしい降り方。遅延。寿司詰め。毎日こんなのは嫌だ。
「悪霊」2 68ページまで読む。話の軸がピョートルとニコライを中心に動きそうな気配。レビャートキン兄妹が失踪。
本を読んでいて、自分のアンテナが鈍くなったことを感じる。昔は拾っていたものを拾わなくなった。その代りまた違うものを拾っているのだが、どちらがいいのかはわからない。
「悪霊」2 68ページまで読む。話の軸がピョートルとニコライを中心に動きそうな気配。レビャートキン兄妹が失踪。
本を読んでいて、自分のアンテナが鈍くなったことを感じる。昔は拾っていたものを拾わなくなった。その代りまた違うものを拾っているのだが、どちらがいいのかはわからない。
20140417
2014年4月17日 今日も天気が良い。昨日よりも気温が高い。明日あたりから天気が崩れるか。対策をとる。
新航路。いろいろ地形が見えておもしろい。
今日の予定ですっかり記憶から抜け落ちていたことがあった。予定を手帳に書いておくのだが、その手帳を定期的に読む習慣がないのが原因。必ず目を通す時間をつくる。
「悪霊」1 読み終わる。主要人物がワルワーラ夫人宅に集まり、最初のクライマックスとなる。ヴェルホヴェンスキーの息子ピョートルがキーマン。だがかなり小悪党感も漂う。ニコライにはラスボス感がある。この小説も読んでみればただ長いだけですごく難解なわけではない。小説からの引用が哲学などで小難しく論じられているから、何かものすごく難解な先入観を持っていた。本来は小説らしくもっと多面的なものなのだろう。
新航路。いろいろ地形が見えておもしろい。
今日の予定ですっかり記憶から抜け落ちていたことがあった。予定を手帳に書いておくのだが、その手帳を定期的に読む習慣がないのが原因。必ず目を通す時間をつくる。
「悪霊」1 読み終わる。主要人物がワルワーラ夫人宅に集まり、最初のクライマックスとなる。ヴェルホヴェンスキーの息子ピョートルがキーマン。だがかなり小悪党感も漂う。ニコライにはラスボス感がある。この小説も読んでみればただ長いだけですごく難解なわけではない。小説からの引用が哲学などで小難しく論じられているから、何かものすごく難解な先入観を持っていた。本来は小説らしくもっと多面的なものなのだろう。
20140416
2014年4月16日 新航路の弱点に気付く。一つは人の多さでもう一つはバス路線だということ。
晴れて比較的暖かいが南風がやや強い。しだれ桜がまだしぶとく咲いている。ソメイヨシノとはだいぶ違う。
「悪霊」1 390ページまで読む。キリーロフのセリフがニーツェそのままなのでちょっとびっくりする。それでも、これまで出てきた登場人物の中では、キリーロフはましな方の人物だと思う。ヴェルホヴェンスキーは読んでいてむかつく。
1-274~275 「生命とは痛みだし、生命は恐怖だし、人間は不幸です。いまはもう痛みと恐怖ばかりです。いま人間が生命を愛しているのは、痛みと恐怖を愛しているからです。それに、そういうふうに作られている。生命はいま、痛みや恐怖と引きかえに与えられている。いっさいの欺瞞がそこにある。いまのところ、人間はまだ人間になっていません。いずれ新しい人間が出てきます。幸福で、誇り高い人間がです。生きてようが生きてまいがどうでもいい人間が、新しい人間ってことになる。痛みと恐怖に打ち克つことのできる人間が、みずから神になる。で、あの神は存在しなくなる。」
晴れて比較的暖かいが南風がやや強い。しだれ桜がまだしぶとく咲いている。ソメイヨシノとはだいぶ違う。
「悪霊」1 390ページまで読む。キリーロフのセリフがニーツェそのままなのでちょっとびっくりする。それでも、これまで出てきた登場人物の中では、キリーロフはましな方の人物だと思う。ヴェルホヴェンスキーは読んでいてむかつく。
1-274~275 「生命とは痛みだし、生命は恐怖だし、人間は不幸です。いまはもう痛みと恐怖ばかりです。いま人間が生命を愛しているのは、痛みと恐怖を愛しているからです。それに、そういうふうに作られている。生命はいま、痛みや恐怖と引きかえに与えられている。いっさいの欺瞞がそこにある。いまのところ、人間はまだ人間になっていません。いずれ新しい人間が出てきます。幸福で、誇り高い人間がです。生きてようが生きてまいがどうでもいい人間が、新しい人間ってことになる。痛みと恐怖に打ち克つことのできる人間が、みずから神になる。で、あの神は存在しなくなる。」
20140415
2014年4月15日 春の陽気。地面に桜の花びらが一面に広がり、蒲公英が所々で咲いている。
F行き。いろいろ足りない。調べることが沢山ある。文献を集めることにもう少しこだわらないとならぬ。。
KHとバカ話。小学生の頃、学校の映画教室でアニメ映画「竜の子太郎」を観ていて、ラストシーンで呪いか何かで竜になっていた太郎のお母さんが人間の姿に戻る時に丸裸になって出てきたので、ものすごくざわめいた話。自分は「竜の子太郎」をそれ以前に絵本で読んでいたのだが、その絵本ではお母さんはちゃんと着物を着ていたので裸の衝撃は大きかった。
その話と絵本の「おへんろさん」を読んだときと、幼稚園の時にレントゲン検査で偶然幼稚園の先生の裸をみてしまったときの3つが自分の「前期3部作」だということで話がまとまった。「中期三部作」は、道ばたに落ちていたエロ本を読む等ダメな行為が多いので割愛する。
「悪霊」1 274ページまで読む。妙に会話が増える。会話の端々にフランス語を混ぜてインテリぶっているけれど内容は愚にもつかないことばかりのヴェルホヴェンスキーと下世話な芸能レポーターのようなリプーチンと気難しいキリーロフの三者の性格の違いが際立っている。
追記 「竜の子太郎」で竜からお母さんが出てくる時の描写は、「進撃の巨人」で主人公エレンが巨人から人間に戻るときの描写に妙に似ていることを思い出した。諌山氏はこの作品を観たのだろうか。
F行き。いろいろ足りない。調べることが沢山ある。文献を集めることにもう少しこだわらないとならぬ。。
KHとバカ話。小学生の頃、学校の映画教室でアニメ映画「竜の子太郎」を観ていて、ラストシーンで呪いか何かで竜になっていた太郎のお母さんが人間の姿に戻る時に丸裸になって出てきたので、ものすごくざわめいた話。自分は「竜の子太郎」をそれ以前に絵本で読んでいたのだが、その絵本ではお母さんはちゃんと着物を着ていたので裸の衝撃は大きかった。
その話と絵本の「おへんろさん」を読んだときと、幼稚園の時にレントゲン検査で偶然幼稚園の先生の裸をみてしまったときの3つが自分の「前期3部作」だということで話がまとまった。「中期三部作」は、道ばたに落ちていたエロ本を読む等ダメな行為が多いので割愛する。
「悪霊」1 274ページまで読む。妙に会話が増える。会話の端々にフランス語を混ぜてインテリぶっているけれど内容は愚にもつかないことばかりのヴェルホヴェンスキーと下世話な芸能レポーターのようなリプーチンと気難しいキリーロフの三者の性格の違いが際立っている。
追記 「竜の子太郎」で竜からお母さんが出てくる時の描写は、「進撃の巨人」で主人公エレンが巨人から人間に戻るときの描写に妙に似ていることを思い出した。諌山氏はこの作品を観たのだろうか。
20140414
2014年4月14日 朝は曇りで雨がぱらつく。昼前から晴れてくる。やや冷涼。新航路。やはりこっちのほうが早い。
適当にやっているが自分の特技を生かせる。文献集めを少しずつやっていく。
「悪霊」1 218ページまで読む。ヴェルホヴェンスキーは典型的な真面目系クズだ。この駄目さ加減は一昔前の自分に通じるものがある。その彼の将来を案じてワルワーラ夫人は自分の養女のダーリヤを嫁にしようとする。カルマジーノフという作家が出てくるが、これはツルゲーネフをモデルにしているらしい。
適当にやっているが自分の特技を生かせる。文献集めを少しずつやっていく。
「悪霊」1 218ページまで読む。ヴェルホヴェンスキーは典型的な真面目系クズだ。この駄目さ加減は一昔前の自分に通じるものがある。その彼の将来を案じてワルワーラ夫人は自分の養女のダーリヤを嫁にしようとする。カルマジーノフという作家が出てくるが、これはツルゲーネフをモデルにしているらしい。
20140413
2014年4月13日 朝方長い夢をみるがほとんど忘れてしまった。古い和風の邸宅にいて何かをやっていた。立派な門があった。
いつもながらのだらだらとした過ごし方。買い物。
やや肌寒い。曇りがちの天気。風はない。
「悪霊」1 121ページまで読む。ワルワーラ夫人の息子ニコライが戻ってきてから、町は不穏な空気に包まれる。ニコライは育ちもいいし容貌・才能にも恵まれているのに、自分をもてあまして粗暴な行為を度々起こす。
いつもながらのだらだらとした過ごし方。買い物。
やや肌寒い。曇りがちの天気。風はない。
「悪霊」1 121ページまで読む。ワルワーラ夫人の息子ニコライが戻ってきてから、町は不穏な空気に包まれる。ニコライは育ちもいいし容貌・才能にも恵まれているのに、自分をもてあまして粗暴な行為を度々起こす。
20140412
2014年4月12日 病院池珈琲。このパターンが来週もある。肌寒いが、春らしい陽気。311があるまではこの季節が一番好きだった。
図書館。KHがらみ。午後KH関係本が続々とやってくる。
昼寝。夢を見る。新幹線で関西方面へ向かう。KHが言いだしっぺなのだが、なぜか隣の席にいない。新幹線に乗りながら歌舞伎を観るという趣向で、新幹線の中にちゃんと舞台もある。顔を白塗りにした男たちが何やら歌舞伎の演目を演じている。しかし服はなぜかスーツ。演目が終わって、終点になったようで人がぞろぞろと席を立つ。自分は歌舞伎俳優の一人と間違えられて呼び止められる。自分の後ろにいた紳士がその歌舞伎俳優だったっぽい。新幹線を降りるとそこは海に面していて、入り組んだ湾になっている。そこで突然津波が発生する。自分はまわりと連絡が取れなくなる。KHがなぜか全然違う駅にいて電話でやりとりするが、口論になる。かなり激しい罵り合いになる。津波の余波で波が荒い。自分は死ぬのではないかと思う。KHが自分に向って叫ぶ声が聞こえる。しかしそれは移動販売車の音だった。目が覚める。
夕方になって買い物に出る。とても穏やかな気持ち。春から夏にかけての服をどうするか考える。
帰ってから、一難去ってまた一難という状況であることがわかり、少し落ち込む。
傑作として評価が高いシューマンのオラトリオ「楽園とペリ」を第1部だけ聴く。ベートーヴェンのミサ・ソレムニスを相当意識して書かれているのではと思った。超越的なものへの訴えかけがある。
「悪霊」1を78ページまで読む。町の名士ヴェルホヴェンスキーは富豪のワルワーラ夫人の庇護のもとで文化サークルのような集いをしている。このヴェルホヴェンスキーとワルワーラ夫人の関係が、チャイコフスキーとメック夫人の関係に似ていて気になった。時代的にはチャイコフスキーの方が後だから、当時似たような状況というのが同時多発的にあったのかもしれない。物語はまだ序盤。
図書館。KHがらみ。午後KH関係本が続々とやってくる。
昼寝。夢を見る。新幹線で関西方面へ向かう。KHが言いだしっぺなのだが、なぜか隣の席にいない。新幹線に乗りながら歌舞伎を観るという趣向で、新幹線の中にちゃんと舞台もある。顔を白塗りにした男たちが何やら歌舞伎の演目を演じている。しかし服はなぜかスーツ。演目が終わって、終点になったようで人がぞろぞろと席を立つ。自分は歌舞伎俳優の一人と間違えられて呼び止められる。自分の後ろにいた紳士がその歌舞伎俳優だったっぽい。新幹線を降りるとそこは海に面していて、入り組んだ湾になっている。そこで突然津波が発生する。自分はまわりと連絡が取れなくなる。KHがなぜか全然違う駅にいて電話でやりとりするが、口論になる。かなり激しい罵り合いになる。津波の余波で波が荒い。自分は死ぬのではないかと思う。KHが自分に向って叫ぶ声が聞こえる。しかしそれは移動販売車の音だった。目が覚める。
夕方になって買い物に出る。とても穏やかな気持ち。春から夏にかけての服をどうするか考える。
帰ってから、一難去ってまた一難という状況であることがわかり、少し落ち込む。
傑作として評価が高いシューマンのオラトリオ「楽園とペリ」を第1部だけ聴く。ベートーヴェンのミサ・ソレムニスを相当意識して書かれているのではと思った。超越的なものへの訴えかけがある。
「悪霊」1を78ページまで読む。町の名士ヴェルホヴェンスキーは富豪のワルワーラ夫人の庇護のもとで文化サークルのような集いをしている。このヴェルホヴェンスキーとワルワーラ夫人の関係が、チャイコフスキーとメック夫人の関係に似ていて気になった。時代的にはチャイコフスキーの方が後だから、当時似たような状況というのが同時多発的にあったのかもしれない。物語はまだ序盤。
20140411
2014年4月11日 昨日旧航路のほうがましだと書いたけれど、今日も新航路を通る。時間的には新のほうが早いことがわかる。旧航路は安全策だけれど遠回りになる。孔明が魏を攻める時に祁山に必ず出るパターンと同じなのが旧航路で、魏延が長安を攻める時に使えと進言していた子午谷が新航路かと間抜けなことを考える。
朝はやや冷えるが昼間は暖かい。しかし昨日ほどではない。今週は天気に恵まれた。
帰ってから体がしんどくて家事をさぼろうかと思ったが持ち直す。
「定年ゴジラ」読み終わる。まわりにこの小説に出てくるようなおっさんが沢山いるけれど、そういうおっさんの生態を少し理解したような気になった。
ドストエフスキー「悪霊」1の解説を読む。今の自分には少しヘビーかもしれない。
朝はやや冷えるが昼間は暖かい。しかし昨日ほどではない。今週は天気に恵まれた。
帰ってから体がしんどくて家事をさぼろうかと思ったが持ち直す。
「定年ゴジラ」読み終わる。まわりにこの小説に出てくるようなおっさんが沢山いるけれど、そういうおっさんの生態を少し理解したような気になった。
ドストエフスキー「悪霊」1の解説を読む。今の自分には少しヘビーかもしれない。