20140120

2014年1月20日
 朝は寒いが「外套」のおかげで少しましになった。

 事態が少しずつ動き出している。3月あたりは川を越えることになるか。

 作業を一つ終わらせる。類似のやつが急に入ることになる。この手のばかりだと有難い。

 司馬遼太郎の「坂の上の雲」だかのあとがきに「友人ではない古い知人」という表現があって、相当とげのある書き方だと思った。自分にもこれに該当する人がいっぱいいるので、そのうち使うかもしれない。

 「月と6ペンス」114ページまで読む。ストリックランドが妻子を捨てて急にパリに消えてしまう。女と駆け落ちしたという噂が流れるが、それはデマで彼は絵描きになるためにこれまでの仕事や家族を全て捨てたというのが真相だった。ストリックランド夫人に頼まれてパリにいった「私」とストリックランドのやりとりが面白かった。面白いと思っていたのだが、昨日は急に眠気が襲ってきて寝てしまっていた。


 

20140119

2014年1月19日
 男子駅伝。長野優勝。今年も面白いレースだった。車田の走りをみて学石は来年も強いと思った。

 ゴディバのチョココーヒーを飲みながらチョコを食って幸福感を感じる。

 夕方の一連の家事をやるのが憂鬱だったがやり過ごす。

 N響。ラフマニノフPFコン。ベレゾフスキー。超快速演奏。プロコ5番。これも速め。ソビエフ。

 「査察官」198ページまで読む。査察官の出現に戦々恐々とする市長とその部下たちが滑稽だ。

 「月と6ペンス」今日はまだ読んでいないが、画家ストリックランドのモデルはゴーギャンらしいということを知る。ゴーギャンというとタヒチの現地人を描いたイメージが強いけれど、自分は中でも「ネバーモア」という絵がものすごく不吉で禍々しく感じたので印象に残っている。


 

20140118

2014年1月19日
 法事。郷里へ。景色を見ながらいろいろ考える。新実家が思っていた以上にでかくて入るのを躊躇してしまった。姪と初めて会話する。叔父を実感する。いろいろな人と話す。帰京。KHとNさんと会食。

 「仏教が好き!」ずっと途中まで読んでそのままだったが、車中で読み終わる。いろいろヒントがある。中沢氏は語り口は魅力的なのだが、飛躍があるから話を割り引いておかないといけない。。

 モーム「月と6ペンス」46ページまで読む。画家ストリックランド。

 ゴーゴリ「査察官」168ページまで読む。

 この月恒例の月陸購読もする。

20140117

2014年1月17日
 遅く行く。少しだらだらやる。ホーム感がある。

 前に揃えられなかったものを買う。結構な出費。

 『鼻・外套・査察官』「外套」を読む。今日外套を買った自分にとってタイムリーな話だった。アカーキー・アカーキエヴィチと自分は結構共通点が多い。


20140116

2014年1月16日
 氷点下の冷え込み。耳が痛くなる。

 全力でやるが力が足りない。

 明後日の準備が足りない。明日揃える。

 ゴーゴリ『鼻・外套・査察官』の「鼻」を読む。イワン・ヤーコヴレヴィチの朝食のパンに入っていた鼻と五等官に扮していた鼻が同じものなのかよくわからない。読むことは読んだから、ショスタコーヴィチの怪作も少しは理解できるかもしれぬ。

20140115

2014年1月15日
 商談ごっこ続き。こいつを早く終わらせないと本来の状態に戻れない。いろいろ大人にならないといけない。

 雪対策を考えていたが、結局降らず仕舞い。気温は低かった。最高気温4度くらい。霜柱がざくざくしている場所があった。所ジョージの歌を思い出す。

 街に出る。スーツを受け取る。KHから頼まれた謎のお使いもする。

 「新諸国奇談」読み終わる。第九話「地球はまるい」ニュージーランド。キャプテン・クック。第十話「黒い血」セネガル・ダカール。第十一話「箱を持つ男」中国・無錫。羽衣伝説。浦島太郎の玉手箱。第十二話「風洞の女」日本・会津。阿刀田高はそのうちまた読むことにする。



20140114

2014年1月14日
 懸案事項が一つ片付く。すっきりした。後はもう一つに全力を注ぐ。

 削った歯が痛い。削り過ぎのような気がする。今度行った時にもう少し質問を増やすことにする。毎日ロキソニン。

 「新諸国奇談」210ページまで読む。第三話「錬金の夢」ドイツ・ザルツブルグ。第四話「ルナール師」エクアドル・チンボラソ山麓。第五話「黄土色変化」タイ・アユタヤ。第六話「風のビリー」アメリカ合衆国・ダン。第七話「シベリアの闇」ロシア・シベリア。第八話「恐怖の谷」ウズベキスタン(チムール帝国)・サマルカンド。
 
 

20140113

2014年1月13日
 続ダメダメな日。部屋の電気を新しいのに変える。「とめはね!」12巻買う。

 KHが宝塚のような感じでおごと温泉の即興ソングを歌っていて面白かった。

 阿刀田高「新諸国奇談」を読み始める。いろいろな国の民話・伝承を題材にした12の短編集。「第一話 美しい眼」イタリア・シチリア。オデュッセウスとキュプロクスの話やアルキメデスの話が出てくる。キュプロクスを描いたルドンの絵は気持ち悪い。「第二話 蝶の乱れ」韓国・扶余。扶蘇山城、落下岩が出てくる。約20年前にこの辺を旅行したことがあって懐かしい気持ちになった。落下岩からみた白村江の眺めが美しい。

20140112

2014年1月12日
 いろいろダメダメな一日。KH外出。女子駅伝、京都優勝。

 自分の過去を肯定できないと前に進めないかもしれない。

 沖田×華のネット上の連載そろそろ更新あるか。マンガをあまり読まなくなってしまったが、沖田氏の漫画はなんとなく見てしまう。壮絶だ。

http://webmagazine.gentosha.co.jp/okita-bakka/vol201_index.html

 「戦雲の夢」読み終わる。歴史小説は時間の経過の飛ばし方が難しいと感じる。長宗我部盛親が歴史の檜舞台に出てくるのは関ヶ原前後と大坂の陣だが、その間の領国を取りつぶされて京都へ出て監視されながら寺子屋の先生をやっていた期間が結構長い。








 
 

20140111

2014年1月11日
 歯医者。思った以上にがっつり削られる。麻酔が切れてから削った歯が痛んでくる。今までで一番痛い。夕方まで痛みに悩まされるが、ロキソニンを飲んだらウソのように治まる。

 今週はつかれる。自分を防御するためには強い意志が必要だ。。

 ドヴォルザークの弦楽四重奏8番1楽章のことを考えている。この楽章の雰囲気はモーツァルトのクラリネット五重奏に少し似ていると思う。長調だけれどどこか寂しげだ。ただ一方で展開部はいかにも後期ロマン派的な半音階が絡んだ表現が美しい。

 「リア王」79ページまで読む。一向に面白いと思えないので読むのをやめる。「海と毒薬」も悪い夢をみそうなので今回はこれ以上読まないことにする。図書館でまた新しい本を借りる。

 司馬遼太郎「戦雲の夢」72ページまで読む。大坂の陣で豊臣方として活躍した長宗我部盛親の話。その父親元親のことは同じ作家の「夏草の賦」でこの間読んだ。

20140110

2014年1月10日
 日付を直す。正月ボケがまだ残っているようだ。

 外行きがなくなりそうだが、1月がきつきつのスケジュール。個人責任の重みをよく味わった。

 遠藤周作「海と毒薬」を読み始めて、描写が怖いので読むのをやめる。寝る前に読む本ではなかった。この本は高校の時に一度読んだことがあったはずなのに内容をすっかり忘れていた。

 代わりに、シェークスピアの「リア王」を読み始める。46ページまで読む。リア王が3人の娘に地位と資産を分けることにするが、自分の言うことを聞かない末娘には資産を分けない。しかし、リア王は長女と次女に追い出されてしまう。スケールは違うけれど、今の家でもありそうな話。




20140109

2014年1月9日
 昨日寝る前に「ズロニツェの鐘」を聴いてしまう。

http://www.youtube.com/watch?v=oNF0nyXaq9M

 ケルテス指揮で、演奏はロンドン交響楽団か。1楽章提示部の繰り返しありなので全曲の演奏時間が50分を超える。いろいろ問題はあるけれどとてもいい曲だと再度思う。

 この曲を聴くと祖母が亡くなる直前あたりのことを思い出す。KHが正月に再び入院して、毎日のように病院に行っていた。でも、時間を見計らってもう一度祖母のところへ行くのだったと今も後悔している。

 今日も集中しようとしたが、某書類でどたばたする。性格的な問題を見返す機会にもなった。

 「三四郎」読み終わる。柔道小説でないことがわかる。








 

20140108

2014年1月8日
 集中してやる。やっている時に、ラヴェルのソナチネが頭の中で何度も繰り返し流れてきた。最初から最後まで再生してくれればいいのに同じ部分ばかりリピートするので困った。

ラヴェル ソナチネ
http://www.youtube.com/watch?v=L302PJFsQ-g


 午後から雨。夜は強く降る。雨が降るとKHの調子がいつも微妙になる。手術痕が痛むのが原因だが、湿度が高いと神経にくる。

 今日は携帯を忘れるという痛いミスをする。忘れ物の多さは小学校の頃から変わっていない。小学生の時に、忘れ物グラフというのが教室に貼られていたのだが、自分が飛び抜けて忘れ物が多かったので右側に紙を付け足されたことを思い出す。

 「三四郎」176ページまで読む。美禰子みたいな女は嫌いだ。







 



20140107

2014年1月7日
 病院。3つの科の診察を受けたので一日がかりになる。異常なし。久々に婦人科へ。いろいろ痛い検査を受けたようだ。ようやく折り返し地点に来た感じ。街に出る。スーツを久しぶりに買う。外食。

 ひ弱で脆い自分がひ弱ながら家族をつくっていっていることを考える。

 「坂の上の雲」読み終わる。日露戦争で日本が学んだことを大切にしなくてはならない。安っぽいお国自慢で終わってはならず、戦争で明るみに出た弱点に通底するものを見極めなくてはならない。
 
 S.フィッツジェラルド「グレート・ギャツビー」を昨夜から読み始め、今日読み終わる。訳は小川氏。第一次大戦後、酒の闇商売で成りあがった富豪が昔好きだった女に迫ろうとするが、その女のせいで破滅する話。傑作といわれるだけあって人間描写は秀逸。秀逸だからこそ、ギャツビーの悲しい最期が突き刺さる。

 夏目漱石「三四郎」を120ページまで読む。中学生くらいの時、てっきり柔道小説だと思って読み始めて、いつまでたっても柔道をするシーンがなく、変なむかつく女が出てきたので途中で読むのをやめたという間抜けな思い出がある。ちょうどその変なむかつく女(美禰子)が主人公と絡み始めるあたりまで読む。



20140106

2014年1月6日
 仕事始め。朝が起きられるかどうか少し不安だったが、エロいことを考えたら眼が覚めた。こういう使い方もあるんだと思った。

 買い物をした後、レジのお姉さんがおつりを渡す時に強烈な静電気がきた。昨日も同じようなことがあった。要注意だ。

 内職を少しする。休みの時はほぼさぼっていたが、他の人も同じようにさぼっていたのがちょっとおもしろかった。

 「坂の上の雲」8-352ページまで読む。日本海海戦。連合艦隊の勝利。しかし、しんみりした終結。いい終わり方だと思う。あとがきがやたら多い。あとがき5まで読む。


20140105

2014年1月5日
 休み終わり。ほとんど何もしていない。来年は休みをまたいで仕事を受けるようなことはしないことにする。

 午後スーツを見に行く。何年ぶりだろう。

 「坂の上の雲」8-132ページまで読む。日本海海戦続き。昨日は読んで20ページくらいで眠ってしまった。バルチック艦隊の司令長官ジノヴィー・ロジェストヴェンスキーと世界的指揮者ゲンナジー・ロジェストヴェンスキーは綴りが違うようだ。司令長官の方はРожественский、指揮者の方はРожде́ственскийで発音も違うのだが、日本では司令長官の名前が有名すぎるので同一読みをするようになってしまったのかもしれない。

 

20140104

2014年1月4日
 昨日のダメージ残る。正月が遠ざかっていく。それでも今年は今年でましな正月だったのだろう。

 昨日地元雑煮をつくる。醤油味で鶏肉、ゴボウ、ニンジン、シイタケ、ネギ、三つ葉を入れたやつ。鴨南蛮は少し味が似ている。餅6個を入れて食った後、年越し蕎麦の残りも入れて食う。満足する。

 「坂の上の雲」8-110ページまで読む。日本海海戦。心が躍る。









 

20140103

2014年1月3日
 箱根復路。東洋総合優勝。7区まではわからなかったが、8区で決まったと思った。金栗杯は東洋10区の大津。

 そして箱根ロス症候群。…。7年もやっていて進歩がない。

 「坂の上の雲」7-102ページまで読む。奉天会戦続き。





20140102

2014年1月2日
 箱根往路東洋優勝。駒沢2位。早稲田3位。山梨2区で棄権。復路は東洋と駒沢の一騎打ちの様相を呈してきた。窪田がいる分駒沢が有利だが、どうなるかわからない。個人的に今日の駅伝は、1区が見ごたえがあって面白かった。特に日体大山中の走りに感動してしまった。実現不可能だと思うけれど、箱根駅伝の各区間のハーフマラソンの距離の記録をとってほしいものだ。今回の1区の区間上位はハーフマラソン換算なら60分台で日本記録に迫ると思う。

 「坂の上の雲」7-38ページまで読む。奉天会戦。

20140101

2014年1月1日 年始
 明けまして。

 年明けて一年は長し初喧嘩。

 実業団駅伝コニカミノルタ二連覇。今井の駅伝での強さを見ることができて満足した。

 関西風雑煮をつくる。白味噌昆布だし。ニンジンは銀杏切りで里芋は丸く、大根葉を入れるようにと注文が入る。これはこれでうまいのだが、地元の方がもっとうまいと思う。数の子もうまく塩抜きができた。

 「坂の上の雲」6-312ページまで読む。明石機関続き。パリ会議。シリヤクス。乃木軍の北進。バルチック艦隊ノシベで立ち往生。


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