20131213

2013年12月13日
 いよいよケツに火が付いてくる。12月らしくなってきた。土日は内職モードにした方が無駄がなさそうだが、問題は自分のさぼり癖だ。明日は歯医者もある。また流血大王になるか。

 今日は南西風が強かった。気温が13度くらいまで上がったようだが全然暖かいと思わなかった。明日は冷えるぞ。

 「梟の城」352ページまで読む。木さるとか小萩とか女性キャラが今一つ魅力的でない。少年漫画の女ヒロインのような記号感がある。

 


20131212

2013年12月12日
 2つのやり方の間で試行錯誤。今日になってアナログの方が早いのではないかと思ってしまう。うっかりしてファイルをまた消してしまう。こういうのが本当に多いので嫌になる。こまめにバックアップをするしかないのだが、バックアップを忘れてしまう。

 今度の土日の使い方がカギになってくる。

 自分が今年唯一書いたものが送られてくる。みすぼらしい文章。

 「梟の城」276ページまで読む。白戸三平の忍者物を思い出す。忍者物は陰惨な描写が多くてあまり好きではない。




 




20131211

2013年12月11日
 F行き。行く時の山河が美しい。Mのブツをみる。ほぼ予想通り。

 帰り街に出る。KHと合流。いつもながら間抜けな会話を繰り広げる。

 内職。昨日よりもはかどる。どんどんやって終わらせないとならぬ。

 帰りにラフマニノフの交響曲第2番を頭の中で聴いた。一番最初に聴いたキタエンコの演奏では、1楽章の最後にティンパニがどんと響く。でも、そのやり方は邪道らしく、本来は低弦とティンパニが弱く鳴るのが正しいようだ。一度聴いた生演奏の時は後者だった。

 『夢十夜』「永日小品」。「変化」「クレイグ先生」。読み終わる。もう一度丁寧に読みたい作品群。

 「梟の城」210ページまで読む。司馬氏の初期の作品だけあって、後年の滑らかな考証的な感じはない。劇画調。秀吉暗殺をたくらむ伊賀忍者残党の重蔵と、同じく残党でありながら伊賀を捨て秀吉方の前田玄以に仕える五平の忍術合戦。




20131210

2013年12月10日
 病院。異常なし。リハビリ科を新たに予約して、婦人科も1年ぶりに予約。

 インフルエンザ予防接種をする。これをやると、針を刺した範囲がしばらく腫れて痛みが1週間近くとれない。

 午前中天気が悪い。どしゃ降りに近い雨。昼にいったん晴れるが、午後再び雨。その後冷たい北風が吹き始める。南風はほとんど吹かなかったのに、昼間雨が上がった後暖かくなる。夕方は寒くなる。

 第90回箱根駅伝チームエントリー出る。
 http://www.kgrr.org/

 内職を少しやる。なかなか軌道に乗らなくてむしゃくしゃするが、やっているうちにこつをつかむ。このうまくいかないとすぐかっとなる性分は子供の頃から変わっていない。

 幼稚園の時に工作をしていてうまくできなくて、つくっていたものを床にたたきつけたことがあった。落ちたものを先生が拾って自分のことを穏やかになだめてもう一度チャレンジするように促す。自分はぶつぶつ文句を言いながら再びつくりはじめ、何とか完成させることができた。しかし、床にたたきつけたせいで形がゆがんでいた。ただでさえ下手なものが余計に下手になっていた。この時のことをいつも思い出すようにしている。

 『夢十夜』「永日小品」。「火事」「霧」「懸物」「紀元節」「儲口」「行列」「昔」「声」「金」「心」まで読む。「心」は「こゝろ」とは全く別の作品。「行列」は漱石の子供たちの仮装行列をしている様を面白おかしく描き出している。これを読んで、自分が子供の頃、兄弟たちと大相撲実況中継を観て、懸賞ののぼりを持って土俵をまわる人の真似を全員でやって面白がっていた時のことを思い出した。全員で座布団を持ってこたつの周りを歩き回るだけのことなのにバカっぽくてとても面白かった。

 司馬遼太郎「梟の城」120ページまで読む。病院の待ち時間とかに読み進める。伊賀忍者たちに焦点を当てている。しかし、あまり面白いと思えない。


 

20131209

2013年12月9日
 条件が悪くなる。今週来週は土日なしくらいの覚悟が必要になった。

 昨日くらいから冬を実感する。ぐっと冷えた。雨や雪に降られるよりはまだましだが。。

 今日もKHの姉弟電話会談が続く。深入りしないといいのだが。

 『夢十夜』「永日小品」。「元日」「蛇」「泥棒」「柿」「火鉢」「下宿」「過去の匂い」「猫の墓」「暖かい夢」「印象」「人間」「山鳥」「モナリサ」。どれも読み飛ばすのが勿体ないような味わい深い短編。「火鉢」を読むと日本の家屋は寒さをしのげるようにはできていないことをつくづく思わされる。「下宿」「過去の匂い」はイギリス留学中に住んだ下宿にまつわる話。パール・バック「分裂した家」での、王元のアメリカ留学時の下宿がらみの話を思い出した。

 寝る前に本を読むようになってから1年がたつ。自分の生活に欠かせないものになりつつある。








 

20131208

2013年12月8日
 夢。見知らぬ街を歩いている。隠密行動のようなことをしている。山の方にやってくる。食堂がある。入る。ラーメンを注文する。するとラーメンと一緒に蕎麦も出てくる。厨房にいるのは祖母のようだ。何かの理由で再び外に出る。その間にラーメンと蕎麦は誰かに食べられそうだ。

 内職進まず。怠け癖が抜けない。休みの日はどれだけさぼれるかということに全力を注いでしまう。

 N響。ブロムシュテット。ブラームスヴァイオリン協奏曲・交響曲第2番。N響の響きは30年前はもっと重々しく鈍重な感じがした。今はだいぶ垢ぬけたような気がする。個人的には今の方が好きだ。だが、良くも悪くもお役所仕事のような演奏だ。

 『夢十夜』「文鳥」を読む。明治の頃はちょっと裕福な家には下女がいたのだなと思う。人件費がすごく安かったのだろう。

 『人名の世界地図』「第8章 姓氏でわかった中国三千年史」だけ読む。







 



20131207

2013年12月7日
 寝て過ごす。今週は睡眠時間がだいぶ短かった。内職セットを用意したが手をつけず。昼寝の時に夢をみる。今住んでいるところの屋根が4mくらいの高さになっていて、電気と水道が通じなくなってあたふたしている。

 暗くなってから買い物。年末の雰囲気。

 『夢十夜』「夢十夜」読み終わる。わけのわからないまま読んでいた。








 

20131206

2013年12月6日
 2時頃叩き起こされる。3時半くらいまで昨日の一件の続きを聞く。何とか起きて出撃す。

 今日も小学校。素晴らしいものなのに世に知られないものが沢山ある。新作の準備。

 寝不足のためかいろいろなことの勝手が違う。

 帰ってくるとどうやら一件は解決したようだ。

 「象の消滅」読み終わる。「象の消滅」。ねじまき鳥にも象のエピソードがあった。「中国行きのスロウ・ボート」「踊る小人」「午後の最後の芝生」「沈黙」は飛ばす。

 夏目漱石「夢十夜」を読み始める。第5夜まで読む。

20131205

2013年12月5日
 小学校行き。作業中に電話がきて調子が狂う。帰ったら帰ったで新たな問題でぐずる。後々長引きそうな問題。俺のこれまでの人間関係では想像もできないようなことだ。。

 作業は蟻の歩みのようにゆっくりと進むが、やることが多すぎる。

 「象の消滅」276ページまで読む。「ファミリーアフェア」「窓」「TVピープル」。「TVピープル」を読みながら寝てしまう。

20131204

2013年12月4日
 最低限のノルマは果たす。来週は少しは楽。

 肉食う肉。

 「象の消滅」249ページまで読む。「レーダーボーゼン」(再)、「ファミリー・アフェア」。「納屋を焼く」「緑色の獣」は飛ばす。それにしても村上春樹の小説に出てくる奴等はよくビールを飲む。自分は4缶飲んだらお腹がたぷたぷになって何も食えなくなる。今だったらセクハラ発言みたいなのも、男の登場人物がよく言う。不快だ。全体的に腹が立つことが多いのだが、どこかくせになるものがある。

 

 

 

20131203

2013年12月3日
 表面的なことを言う前に背後にあるものを意識しないといけない。

 商談ごっこの続き。いろいろ陳腐だ。やることをやるのみ。。

 作業は午前中は何となく気が滅入ってはかどらなかったが、午後はスムーズにいく。

 「象の消滅」続き。「ねじまき鳥と火曜日の女たち」(再)「パン屋再襲撃」「カンガルー通信」(再)「四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」「ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界」「レーダーボーゼン」(再)172ページまで読む。「眠り」も入っていたが飛ばす。




20131202

2013年12月2日
 困ったメイル。火種の元。

 らんぐどしゃー。ここのところ天気は安定。朝夕は寒い。

 ちんたらやる。車で行かなくてはならない所へ徒歩でとぼとぼ進んでいるような気分。

 晩飯の後はどっと疲れが出る。

 村上春樹「象の消滅」短編小説集。アメリカで出たものらしい。「ねじまき鳥と火曜日の女たち」59ページまで読む。こないだ読んだばっかりだが、もうすっかり忘れている。


 

 

 

20131201

2013年12月1日
 福岡国際マラソン。川内は出るのが早すぎたと思うが、そういう展開に関係なくマサシの力が抜けていた。佐藤敦之の引退レースだったが全く触れられていなかった。

 KHが外出したのでだらだらしている。午後図書館に行ってからKHに合流。茶。買い物をして帰る。真空容器の醤油が出るときに変な音をたてたのでKHが「電子醤油」とか言っていて面白かった。

 ブロムシュテットN響ブラームスの2番・3番をTVでやっていた。いろんな思い出の詰まった曲。

 河井隼雄・中沢新一「仏教が好き!」を37ページくらいまで読む。仏教のことを「宗教ではない宗教」と冒頭で言っていたけれど、これまでの歴史のことを考えるととてもそうは思えなかった。同調できないので読むのをやめるかもしれぬ。



20131130

2013年11月30日
 病院珈琲池。一度家に戻る。駅弁を食う。

 午後雑徭。T駅に降り立つ。7月に駅自体は通り過ぎてはいるが、降り立ったのは約10年ぶり。無事に終わる。Kに出る。勉強不足なところをまた一点気付かされる。

 帰り100円ショップなどに寄る。

 「ロシアの影」読み終える。魯迅についておさらいできた。魯迅の弟も結構重要人物なのだなということがわかった。



 

20131129

2013年11月29日
 今週が終わらない。明日は雑徭だ。。飲み会も行きたくない。これからは忘年会シーズンだ。

 今日も頑張る。思ったほどはかどらなかったがそれなりにやる。しかし、今日が歯医者だということを忘れていた。

 歯医者。歯肉を削られ流血大王になる。即位台の上で悶絶する。弾むよ跳ねるよ転がるよ。

 「ロシアの影」108ページまで読む。「彼岸過迄」ひがんすぎまで。中国清末思想と魯迅。ちょっとだけ読んですぐ眠くなって寝てしまう。その後地震に起こされる。千葉県北部M4.8 深さ80km。




 


 

 

20131128

2013年11月28日
 割と全力でやる。いつもは不真面目にやっているというわけではないが、自分の得意分野だとやる気が出る。自分だからわかることがある。

 商談ごっこでやることになった作業は、自分の割り当てはおおよそ54時間かかる。来月の20日までどうするか。もう一つのあまりやりたくない作業はやばい。ともあれ、今日の話し合いでだいぶやることが明確になってきた。

 以前より買い物をしたり飯をつくったりするのが億劫にならなくなってきた。10月は調子が悪かったが、だいぶ取り戻してきた。

 リーガルハイ上映会。

 「アンの青春」読み終わる。終わり方が大団円という感じで見事だった。アンの変な妄想とか、ダイアナとの女っぽいべたべたした友情など感情移入できない要素も多いのだけれど、個々のキャラが生き生きとしていて引き込まれるものがある。自分もアンにとっての「相呼ぶ魂」を多分に持っていた人間なのだろうが、ここ10年でだいぶ捨ててきたと思う。捨てないとやってこれなかった。

 土曜日に少し読んでいた藤井省三の「ロシアの影 夏目漱石と魯迅」の続きを読む。89ページまで読む。「それから」のあらすじがわかる。内容はともかく、来年は漱石をまとめ読みしようと思った。

 ドヴォルザークの「テ・デウム」をまた聴く。いい曲。ペンタトニックなメロディーが随所に出てくる。ドヴォルザークはこの曲をつくるにあたって、ブルックナーの「テ・デウム」を聴いていたような気がする。ドヴォルザークがブルックナーをどう評価していたのかよくわからないけれど、ブルックナーが亡くなる直前お見舞いに行っているから何らかの敬意は抱いていたようだし、兄貴分のブラームスがブルックナーのミサ曲のことは高く評価しているから、ドヴォルザークが同じような見方をしていても不思議ではない。それに二人とも敬虔なカトリック信者だ。







20131127

2013年11月27日
 テクニックを一つ盗む。限定的なものだが。。

 12月は結構きついスケジュールだ。いかにさぼる時間をつくるか。

 帰りはすっかり暗くなっている。夜は街に出る。飯を食いながらだらだら話している。

 「アンの青春」409ページまで読む。2年間学校の先生をやって、再び大学に行くかどうか思案する。激しい雷雨。ここまでギルバートとの進展はなし。

20131126

2013年11月26日
 F市行き。アウェイ感がまだ抜けていない。調子が戻ってくる。眼底痛もここ最近は減った。

 「アンの青春」279ページまで読む。マリラが引き取って育てている双子のデイビーというガキが粗相ばかりしてすごく腹が立つように描かれていて描写が見事だ。

20131125

2013年11月25日
 曇り。午後になって南風が強くなる。嵐。桜の葉が何とも言えない色をしていたが、今日の風であらかた吹き飛びそうだ。

 追い込みのような状況。いろいろ不本意。どこかでもう一度学びなおす必要がある。

 「アンの青春」読み始める。206ページまで読む。赤毛のアンの続編。アンが小学校の先生として地元に戻ってきて、ギルバートやダイアナと慈善活動を始めたり、マリラが預かることになった双子の面倒をみたりするなど慌ただしい日々を過ごす。アンが教える子供たちや双子の腕白なところが生き生きと描かれている。赤毛のアンではマリラ目線で物語を読んでいたけれど、この話ではいろんなタイプの子供に目が行く。

20131124

2013年11月24日
 比較的大きな買い物をする。今日も好天。

 久々に焼酎を飲む。1杯飲んだだけで酔いがまわる。

 「夏草の賦」読み終わる。戸次川の戦い。仙石秀久の醜態。漫画の「センゴク」では、この戸次川がどう描かれるか大変気になるところだ。。

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