20130811
2013年8月11日 世界陸上20km競歩男子を結局最後まで観てしまう。西塔6位。最初から前に出て引っ張る積極的なレースだった。
午後少し昼寝をしていたら、雲行きが怪しいのに気づいて目が覚める。やがて雷鳴が聞こえてきたのであわてて洗濯物を取り込む。猛烈な雷雨。停電するのではと冷や冷やしたがどうにか持ちこたえてくれる。
雷雨が去ってから街に出る。お盆の供物を買ってそれぞれの地元に送る。雷雨第二弾が来そうだったので早めに切り上げる。
「峠」上426ページまで読む。記録をもとに書いているのだろうが、河合継之助はかなり好色漢だったようだ。
上P409「諺なんざ死物だぜ。世界中の諺を万とあつめたところで、どうにもならぬ。」
上P411唐9代得宗 陸宣公
午後少し昼寝をしていたら、雲行きが怪しいのに気づいて目が覚める。やがて雷鳴が聞こえてきたのであわてて洗濯物を取り込む。猛烈な雷雨。停電するのではと冷や冷やしたがどうにか持ちこたえてくれる。
雷雨が去ってから街に出る。お盆の供物を買ってそれぞれの地元に送る。雷雨第二弾が来そうだったので早めに切り上げる。
「峠」上426ページまで読む。記録をもとに書いているのだろうが、河合継之助はかなり好色漢だったようだ。
上P409「諺なんざ死物だぜ。世界中の諺を万とあつめたところで、どうにもならぬ。」
上P411唐9代得宗 陸宣公
20130810
2013年8月10日 外に出るだけで滝汗。94年の時の暑さを思い出す。あの時は39度あったはずだ。
モスクワ世界陸上始まる。女子マラソン福士3位、木崎4位。レース展開をみていると福士はタナボタ式にメダルをもらった気もするが、3位は3位だ。これからに期待。10000m男子、宇賀地15位だが27分50秒台は立派。大迫が21位で28分19秒。佐藤悠基棄権。
マーラーの交響曲第9番を聴いている。バーンスタイン指揮、ウィーンフィル演奏。バーンスタインが傑出した指揮者だというのがわかる映像。
http://www.youtube.com/watch?v=wWxX-kf-2MI
どの楽章も好きなのだが、4楽章は今聴くとしんどい。今は、適当に遊びやおちゃらけた要素がある2・3楽章の方が印象に残る。
辛酸なめ子の「女子の国はいつも内戦」を、KHが読み終わったので読む。女子のヒエラルキー社会についてやや主観的に概要をまとめている。P178「私立女子高では、それぞれの家庭環境が似通っているぶん、お互い比較しあって競争心をたぎらせたり、異分子を仲間外れにしたりして、生き抜くには絶妙なバランス感覚が必要とされます。(中略)公立の学校は、生命力勝負の傾向にあるようです。」
司馬遼太郎の「峠」を読み始める。上118ページまで読む。長岡藩家老として活躍した河合継之助の生涯。P45(学問などは、ゆらい、人から教えられるものではない。自分の好きな部分を、自分でやるものだ。) P76「志ほど、世に溶けやすくこわれやすくくだけやすいものはないということだ。」
モスクワ世界陸上始まる。女子マラソン福士3位、木崎4位。レース展開をみていると福士はタナボタ式にメダルをもらった気もするが、3位は3位だ。これからに期待。10000m男子、宇賀地15位だが27分50秒台は立派。大迫が21位で28分19秒。佐藤悠基棄権。
マーラーの交響曲第9番を聴いている。バーンスタイン指揮、ウィーンフィル演奏。バーンスタインが傑出した指揮者だというのがわかる映像。
http://www.youtube.com/watch?v=wWxX-kf-2MI
どの楽章も好きなのだが、4楽章は今聴くとしんどい。今は、適当に遊びやおちゃらけた要素がある2・3楽章の方が印象に残る。
辛酸なめ子の「女子の国はいつも内戦」を、KHが読み終わったので読む。女子のヒエラルキー社会についてやや主観的に概要をまとめている。P178「私立女子高では、それぞれの家庭環境が似通っているぶん、お互い比較しあって競争心をたぎらせたり、異分子を仲間外れにしたりして、生き抜くには絶妙なバランス感覚が必要とされます。(中略)公立の学校は、生命力勝負の傾向にあるようです。」
司馬遼太郎の「峠」を読み始める。上118ページまで読む。長岡藩家老として活躍した河合継之助の生涯。P45(学問などは、ゆらい、人から教えられるものではない。自分の好きな部分を、自分でやるものだ。) P76「志ほど、世に溶けやすくこわれやすくくだけやすいものはないということだ。」
20130809
2013年8月9日 体感温度が体温より高いと思った。明日は37度予想。
「泥の河「螢川」読み終える。これは名作だと思った。もう古典になっている。「泥の河」は信雄と喜一のやり取りが悲しい。「螢川」は、一番最後の蛍が乱舞するシーンが圧巻だった。
「泥の河「螢川」読み終える。これは名作だと思った。もう古典になっている。「泥の河」は信雄と喜一のやり取りが悲しい。「螢川」は、一番最後の蛍が乱舞するシーンが圧巻だった。
20130808
2013年8月8日 久々の緊急地震速報にびびる。
範囲の問題、定義の問題、面積の問題、時期の問題などいろいろあるが、煮詰めていけばあてはまる言葉が出てくるだろう。。
「歴史と小説」読み終わる。「旅のなかの歴史」「軍神・西住戦車長」「歴史小説と私」「日本語について」「むだばなし」
「旅のなかの歴史」P254。土方歳三の実家は、薬の製造販売をしていて、子供の時から歳三は薬をつくる作業の総指揮をとらされていたようだ。新選組の機能性の高い組織はこうした歳三の経験から生まれているのではないかと書いてあった。そういえば古代中国でも、漢の陳平は葬式での指揮ぶりが見事なことから、とある大金持ちの旦那に見込まれて奥さんをもらった話があったけれど、組織を動かすことはやはり経験がものを言うと思う。
「歴史小説と私」P276「ある人間が死ぬ。時間がたつ。時間がたてばたつほど、高い視点からその人物と人生を鳥瞰することができる。いわゆる歴史小説を書くおもしろさはそこにある。」
宮本輝「螢川・泥の河」の「泥の河」を64ページまで読む。風情のある文体に引き込まれる。純文学していると思った。
範囲の問題、定義の問題、面積の問題、時期の問題などいろいろあるが、煮詰めていけばあてはまる言葉が出てくるだろう。。
「歴史と小説」読み終わる。「旅のなかの歴史」「軍神・西住戦車長」「歴史小説と私」「日本語について」「むだばなし」
「旅のなかの歴史」P254。土方歳三の実家は、薬の製造販売をしていて、子供の時から歳三は薬をつくる作業の総指揮をとらされていたようだ。新選組の機能性の高い組織はこうした歳三の経験から生まれているのではないかと書いてあった。そういえば古代中国でも、漢の陳平は葬式での指揮ぶりが見事なことから、とある大金持ちの旦那に見込まれて奥さんをもらった話があったけれど、組織を動かすことはやはり経験がものを言うと思う。
「歴史小説と私」P276「ある人間が死ぬ。時間がたつ。時間がたてばたつほど、高い視点からその人物と人生を鳥瞰することができる。いわゆる歴史小説を書くおもしろさはそこにある。」
宮本輝「螢川・泥の河」の「泥の河」を64ページまで読む。風情のある文体に引き込まれる。純文学していると思った。
20130807
2013年8月7日 今日も無難に終わる。思索が続く。行き止まりが多いが、続けることでもっと奥に行けるかもしれない。面倒くさがって行き止まりのままでくることが多かった。蛸壺的になってもいいから、続けてみたい。。
「歴史と小説」252ページまで読む。
「日本史のなかで暮らして思うこと」「先祖ばなし」「旅のなかの歴史」
「先祖ばなし」の中で吉野川のことが出てくる。吉野川というと、四国の方が有名かもしれないが、奈良から和歌山にかけて流れる紀ノ川のことも吉野川という。地元民であるKHは普通に吉野川と呼んでいたが、司馬氏も母親の実家が割合近くのためになじみがあるらしい。吉野川は一度通った。奈良盆地方面から吉野山方面に向かうと、吉野川水系に入ってから風景が一変するのでインパクトが強い。奈良盆地は東西に山がある感じだが、吉野川沿いは南北に山がある。
「歴史と小説」252ページまで読む。
「日本史のなかで暮らして思うこと」「先祖ばなし」「旅のなかの歴史」
「先祖ばなし」の中で吉野川のことが出てくる。吉野川というと、四国の方が有名かもしれないが、奈良から和歌山にかけて流れる紀ノ川のことも吉野川という。地元民であるKHは普通に吉野川と呼んでいたが、司馬氏も母親の実家が割合近くのためになじみがあるらしい。吉野川は一度通った。奈良盆地方面から吉野山方面に向かうと、吉野川水系に入ってから風景が一変するのでインパクトが強い。奈良盆地は東西に山がある感じだが、吉野川沿いは南北に山がある。
20130806
2013年8月6日 ものすごいゲリラ雷雨になるかと思ったが、予想したほどではなかった。洗濯物は無事だった。
雨が降ったせいで、少し物事の進行が遅れていらいらしてしまった。いらいらしても何も意味がない。怒りは敵と思え。
「歴史と小説」192ページまで読む。「ある情熱」。アメリカ・サンフランシスコで日本人水夫の墓をみつけたことをきっかけに、幕末に日本人で初めて太平洋を横断した人々を乗せた咸臨丸について徹底的に調べた文倉平次郎という人について書いたもの。わが良き先達なり。「市民の独語」。これに書いていることは必ずしも同意できなかった。ただ、P138「日本人がもつ、どうにもならぬ特性のひとつは時流に対する過敏さということであるらしい。過敏なだけではない。それが時流だと感ずるや、なにが正義か、なにが美かなどの思考はすべて停止し、ひとのゆく方角にむかってなりふりかまわずに駆けだしてしまう。この軽薄な、というより軽薄へのすさまじいエネルギーが日本の歴史をつくり、こんにちをうごかしていると考えられなくはない。」というところは、同意できないでもない。
雨が降ったせいで、少し物事の進行が遅れていらいらしてしまった。いらいらしても何も意味がない。怒りは敵と思え。
「歴史と小説」192ページまで読む。「ある情熱」。アメリカ・サンフランシスコで日本人水夫の墓をみつけたことをきっかけに、幕末に日本人で初めて太平洋を横断した人々を乗せた咸臨丸について徹底的に調べた文倉平次郎という人について書いたもの。わが良き先達なり。「市民の独語」。これに書いていることは必ずしも同意できなかった。ただ、P138「日本人がもつ、どうにもならぬ特性のひとつは時流に対する過敏さということであるらしい。過敏なだけではない。それが時流だと感ずるや、なにが正義か、なにが美かなどの思考はすべて停止し、ひとのゆく方角にむかってなりふりかまわずに駆けだしてしまう。この軽薄な、というより軽薄へのすさまじいエネルギーが日本の歴史をつくり、こんにちをうごかしていると考えられなくはない。」というところは、同意できないでもない。
20130805
2013年8月5日 暑さが戻ってきた。今週末の最高気温予想が35度だ。ぎゃひー。
新たな作業の話が舞い込んでくる。どうなるか様子見。
構想が少し練れてくる。もう少し具体化させる。
「歴史と小説」122ページまで読む。「維新の人間像―萩原延寿氏との対談」、「清沢満之のこと」。印象に残ったところを抜き書き。
P76「結局、日本人というのは秩序をつくるのがひじょうに上手だと思うんです。社会を組みあげていくことが上手だといいますか、社会を組みあげていく上手・下手というより、社会を組みあげていくことが大事だと思う民族で、その点不思議な民族なんですね。(維新の人類像 司馬発言)」
P106「たとえばちょっとした希望だとすぐ絶望するかもしれませんけれど、希望が極端に大きいと簡単なことでは絶望しないわけですよ。希望が極端に大きいとつまらないことではそう怒らない、寛容になれるということがありますね。(同 萩原発言)」
新たな作業の話が舞い込んでくる。どうなるか様子見。
構想が少し練れてくる。もう少し具体化させる。
「歴史と小説」122ページまで読む。「維新の人間像―萩原延寿氏との対談」、「清沢満之のこと」。印象に残ったところを抜き書き。
P76「結局、日本人というのは秩序をつくるのがひじょうに上手だと思うんです。社会を組みあげていくことが上手だといいますか、社会を組みあげていく上手・下手というより、社会を組みあげていくことが大事だと思う民族で、その点不思議な民族なんですね。(維新の人類像 司馬発言)」
P106「たとえばちょっとした希望だとすぐ絶望するかもしれませんけれど、希望が極端に大きいと簡単なことでは絶望しないわけですよ。希望が極端に大きいとつまらないことではそう怒らない、寛容になれるということがありますね。(同 萩原発言)」
20130804
2013年8月4日 KHが友達と遊びに行ったので、家でだらだら過ごす。一人は楽だ。ボッチ最高。
今週はどういう動きになるかわからないのが少し嫌だ。F市行きか。。行くとなったら2年ぶり2回目の出場。
司馬遼太郎「歴史と小説」90ページまで読む。「新選組」「土方歳三の家」「幕末のこと」「竜馬の死」「維新の人間像―萩原延寿氏との対談」(途中)。読みながらいろいろ思ったこともあったのだが、忘れる。読んでいるときにメモとかとっておきたいものだ。。以前はやっていたのだがやらなくなってしまった。
今週はどういう動きになるかわからないのが少し嫌だ。F市行きか。。行くとなったら2年ぶり2回目の出場。
司馬遼太郎「歴史と小説」90ページまで読む。「新選組」「土方歳三の家」「幕末のこと」「竜馬の死」「維新の人間像―萩原延寿氏との対談」(途中)。読みながらいろいろ思ったこともあったのだが、忘れる。読んでいるときにメモとかとっておきたいものだ。。以前はやっていたのだがやらなくなってしまった。
20130803
2013年8月3日 病院。コーヒー。池。池の鯉たちがばらばらに泳いでいるようにみえて、一方では同じ方向に揃ってもいたりして、ダンスを見ているようだった。
待合のところで、ガキが、体のどこかを押すと「アンパーンチ」とキャラクターが叫ぶおもちゃを連射して「アンアンアンアンアンパーンチ」と響き渡っていて、うざいこと山の如し。
図書館にも行く。いつもながらのラインナップ。
家に帰って飯を食って昼寝をする。昨夜は寝付きが悪くあまり寝れなかった。
畳の部屋で掘りごたつのある普通の民家のようなレストランで兄と飯を食っている夢を見る。
「コイン」読み終わる。殺伐とした終わり方。今回の読書で村上龍が少しはわかった。読みにくいけれど、情景が一気に動くところの描写は凄みがあると思った。ただ、いちいち汚らしい。
待合のところで、ガキが、体のどこかを押すと「アンパーンチ」とキャラクターが叫ぶおもちゃを連射して「アンアンアンアンアンパーンチ」と響き渡っていて、うざいこと山の如し。
図書館にも行く。いつもながらのラインナップ。
家に帰って飯を食って昼寝をする。昨夜は寝付きが悪くあまり寝れなかった。
畳の部屋で掘りごたつのある普通の民家のようなレストランで兄と飯を食っている夢を見る。
「コイン」読み終わる。殺伐とした終わり方。今回の読書で村上龍が少しはわかった。読みにくいけれど、情景が一気に動くところの描写は凄みがあると思った。ただ、いちいち汚らしい。
20130802
2013年8月2日 嗚呼無駄遣。。
1週間終わる。平凡なかけがいの無い時間が過ぎゆく。
「コイン」294ページまで読む。主人公の一人ハシが歌手としてデビューして、彼をロッカーに捨てた母親を探し出す試みが始まる。当初ハシのマネージャーとして出てきて、いきなりデキてしまったニヴァの設定が何か安易だと思う。
1週間終わる。平凡なかけがいの無い時間が過ぎゆく。
「コイン」294ページまで読む。主人公の一人ハシが歌手としてデビューして、彼をロッカーに捨てた母親を探し出す試みが始まる。当初ハシのマネージャーとして出てきて、いきなりデキてしまったニヴァの設定が何か安易だと思う。
20130801
2013年8月1日 また寝坊する。目覚ましを無意識のうちに切っていた。まんま抜きでなんとか間に合う。しかし寝た分だけ調子がましかもしれにあ。
久しぶりにイヌにぺろぺろ優しくなめられたいという話をKHにしている。昔実家で飼っていたイヌの腹をなでなでしていると、必ずぺろぺろしてきたのが懐かしい。イヌはいい。
「コイン」240ページまで読む。初めてHするのに相手のベロを血が出るくらい噛むシーンが出てきて嫌だった。もうちょいおそるおそるするもんだべしたと思う。
久しぶりにイヌにぺろぺろ優しくなめられたいという話をKHにしている。昔実家で飼っていたイヌの腹をなでなでしていると、必ずぺろぺろしてきたのが懐かしい。イヌはいい。
「コイン」240ページまで読む。初めてHするのに相手のベロを血が出るくらい噛むシーンが出てきて嫌だった。もうちょいおそるおそるするもんだべしたと思う。
20130731
2013年7月31日 皮算用が狂う。手を広げる必要が出てきた。
大学の頃のものがいろいろ出てくる。大学の夏休みは長かった。もっと有効につかえたのに勿体ないことをした。
「コインロッカーベイビーズ」に戻る。180ページまで読む。区切りがわかりづらくてすごく読みにくい。わかりやすかったとしてもおどろおどろしいことには変わりがないのだが。。漫画に例えるなら「ドロヘドロ」みたいな東京の街だ。。
大学の頃のものがいろいろ出てくる。大学の夏休みは長かった。もっと有効につかえたのに勿体ないことをした。
「コインロッカーベイビーズ」に戻る。180ページまで読む。区切りがわかりづらくてすごく読みにくい。わかりやすかったとしてもおどろおどろしいことには変わりがないのだが。。漫画に例えるなら「ドロヘドロ」みたいな東京の街だ。。
20130730
2013年7月30日 某学校へ行く。ここも屋上にプールがある。構造的に大丈夫なのかと余計な心配をする。
KHが外出していたので、落ち合って飯を食う。雨が降ってくる。朝見た夢の話を聞いている。姪のWが出てきて挨拶をしたらしい。Wは癇の強い子だから、何か霊的なパワーがあるのではないかなどとバカな話をしている。
「歳月」読み終わる。江藤の最期がかなり悲惨で悲しくなった。法律方面では天才的な能力を示したが、軍事的な才能が無かったし、謀略もなかった。謀略の塊のような大久保利通との対比が際立っている。大久保は、岩村何某のような傲慢な男をわざわざ佐賀県令にして士族を挑発したり、他の士族への見せしめのために江藤を晒し首にしたり、全くもってえげつない才能だ。。
KHが外出していたので、落ち合って飯を食う。雨が降ってくる。朝見た夢の話を聞いている。姪のWが出てきて挨拶をしたらしい。Wは癇の強い子だから、何か霊的なパワーがあるのではないかなどとバカな話をしている。
「歳月」読み終わる。江藤の最期がかなり悲惨で悲しくなった。法律方面では天才的な能力を示したが、軍事的な才能が無かったし、謀略もなかった。謀略の塊のような大久保利通との対比が際立っている。大久保は、岩村何某のような傲慢な男をわざわざ佐賀県令にして士族を挑発したり、他の士族への見せしめのために江藤を晒し首にしたり、全くもってえげつない才能だ。。
20130729
2013年7月29日 ラジオ体操の話をしていた。夏休みになったら、朝の6時半から同じ集落の小学生が集まってラジオ体操をしていた。同級生のNの家の庭が広かったせいか、いつもそこでやっていた。自分の場合は7月一杯だったが、KHのところは8月1日から10日までやっていたらしい。先週早出をしたときに、ラジオ体操帰りらしい紐で括ったカードをぶら下げたガキどもが歩いてくるのを見て、今もやっているのだなと懐かしく思った次第。
今日は雨に降られたが、帰る頃には上がっていた。今週は特に厄介なことはないけれど、長く感じそうだ。。
「歳月」下158ページまで読む。昨日は途中で眠ってしまい内容を忘れる。
今日は雨に降られたが、帰る頃には上がっていた。今週は特に厄介なことはないけれど、長く感じそうだ。。
「歳月」下158ページまで読む。昨日は途中で眠ってしまい内容を忘れる。
20130728
2013年7月28日 小林秀雄の短文に「故郷を失った文学」というのがあるが、当初自分が思っていたものとは全く別物だった。。そもそも自分の故郷にはろくな文学さえないが。。
故郷にはいろいろ思うところがあるが、言葉にならないでここまで来た。
KHの退院から丸2年経とうとしている。自分の負担も去年に比べたらだいぶ減った。これから少しずつでも態勢を立て直してやっていこうと思う。自分の中に一本筋を通しておかないと今後も自堕落なままでいきそうで怖い。
そういう今日はやはり自堕落な一日だった。守りだけだった。ちょっとずつでも攻めていきたい。
「歳月」下79ページまで読む。下巻冒頭は、征韓論をめぐって大久保と西郷がやりあった会議なので「翔ぶが如く」と一緒。ただ、大久保が、江藤に対して自分の構想をつぶそうとする相手として敵対心を抱いたところがやや表立って描かれている。
故郷にはいろいろ思うところがあるが、言葉にならないでここまで来た。
KHの退院から丸2年経とうとしている。自分の負担も去年に比べたらだいぶ減った。これから少しずつでも態勢を立て直してやっていこうと思う。自分の中に一本筋を通しておかないと今後も自堕落なままでいきそうで怖い。
そういう今日はやはり自堕落な一日だった。守りだけだった。ちょっとずつでも攻めていきたい。
「歳月」下79ページまで読む。下巻冒頭は、征韓論をめぐって大久保と西郷がやりあった会議なので「翔ぶが如く」と一緒。ただ、大久保が、江藤に対して自分の構想をつぶそうとする相手として敵対心を抱いたところがやや表立って描かれている。
20130727
2013年7月27日 もんもんと暑い。
いろいろ祭りがあったようだが、雷雨でどうなったか。隅田川花火大会中継が悲惨なことになっていたようだ。ずっと前、千葉の方でバイトをしていた帰りに隅田川花火大会の帰り客の人波に巻き込まれてしばらく動けなくなってしまったことがあった。その時、先輩のKさんと一緒だったのだが、人波で動けないのでだらだらしゃべっていた。その翌年Kさんは事故で亡くなってしまう。そのため隅田川花火大会のニュースが流れるとKさんのことを思い出す。
だらだらと過ごす。昼寝をする。起きたら、また関口知宏みたいになっているとKHに笑われる。「関口感が出ている」という講評だった。
「歳月」上402ページまで読む。江藤は、いつの間にか西郷あたりと対等の地位の参議にまで登りつめ、司法卿にも任じられる。司法制度を整備していく中で、長州藩出身者の腐敗に直面し鋭く追求したが、成立したての明治政府にとっては都合の悪いことが多く、しこりを残す。長州出身者の腐敗というのは、むしろ志士時代のいい加減などんぶり勘定のままで明治維新以降も通してしまったということなのだろうけれど、このなあなあな感じが以後の政治にも悪影響を及ぼしていると思った。
いろいろ祭りがあったようだが、雷雨でどうなったか。隅田川花火大会中継が悲惨なことになっていたようだ。ずっと前、千葉の方でバイトをしていた帰りに隅田川花火大会の帰り客の人波に巻き込まれてしばらく動けなくなってしまったことがあった。その時、先輩のKさんと一緒だったのだが、人波で動けないのでだらだらしゃべっていた。その翌年Kさんは事故で亡くなってしまう。そのため隅田川花火大会のニュースが流れるとKさんのことを思い出す。
だらだらと過ごす。昼寝をする。起きたら、また関口知宏みたいになっているとKHに笑われる。「関口感が出ている」という講評だった。
「歳月」上402ページまで読む。江藤は、いつの間にか西郷あたりと対等の地位の参議にまで登りつめ、司法卿にも任じられる。司法制度を整備していく中で、長州藩出身者の腐敗に直面し鋭く追求したが、成立したての明治政府にとっては都合の悪いことが多く、しこりを残す。長州出身者の腐敗というのは、むしろ志士時代のいい加減などんぶり勘定のままで明治維新以降も通してしまったということなのだろうけれど、このなあなあな感じが以後の政治にも悪影響を及ぼしていると思った。
20130726
2013年7月26日 いろいろなことを棚上げしていても、結局はそれをやる時が来る。
今日は少し暑くなる。南の方から雲がもやもや来ていた。
8月はまだ不確定要素が多いものの、やることがわかってきた。まだ自分自身で判断して動くほどではないが、よく考えて腹積もりはしておかないとならぬ。。
「歳月」上277ページまで読む。江藤新平の江戸城に入ってからの行動が、咸陽に入った時の蕭何の行動に似ていて面白い。歴史上にあったことと同じような状況になっているわけだから意識しないはずがないだろうが。。江藤の肥前藩の仲間に大隈重信がいたが、この人の維新前後の行動も興味深い。
今日は少し暑くなる。南の方から雲がもやもや来ていた。
8月はまだ不確定要素が多いものの、やることがわかってきた。まだ自分自身で判断して動くほどではないが、よく考えて腹積もりはしておかないとならぬ。。
「歳月」上277ページまで読む。江藤新平の江戸城に入ってからの行動が、咸陽に入った時の蕭何の行動に似ていて面白い。歴史上にあったことと同じような状況になっているわけだから意識しないはずがないだろうが。。江藤の肥前藩の仲間に大隈重信がいたが、この人の維新前後の行動も興味深い。
20130725
2013年7月25日 霧雨。霧雨はレーダーに映らないことが多いから厄介だ。
闇金ウシジマくんのことを思い出す。トラウマになるレベルの怖い話。一方でえげつないくらい世相を反映していて考えさせられる。こういうのを読むと、自分はかなり駄目な部類の人間だということを思い知らされるのだが、わずかに救いもあると感じさせられる。
「コインロッカー」は休みに読むことにして、司馬遼太郎の「歳月」を読み始める。上150ページまで読む。江藤新平の話。脱藩して一時は斬首になりそうになったが、佐賀藩主鍋島閑叟の鶴の一声に救われる。閑叟のことは、こないだ「酔って候」で知った。江藤も「翔ぶがごとく」に出てきた。どちらも面白そうな人だ。幕末のいろいろな人を知ることで明治維新を少しは知ることができるかもしれない。
闇金ウシジマくんのことを思い出す。トラウマになるレベルの怖い話。一方でえげつないくらい世相を反映していて考えさせられる。こういうのを読むと、自分はかなり駄目な部類の人間だということを思い知らされるのだが、わずかに救いもあると感じさせられる。
「コインロッカー」は休みに読むことにして、司馬遼太郎の「歳月」を読み始める。上150ページまで読む。江藤新平の話。脱藩して一時は斬首になりそうになったが、佐賀藩主鍋島閑叟の鶴の一声に救われる。閑叟のことは、こないだ「酔って候」で知った。江藤も「翔ぶがごとく」に出てきた。どちらも面白そうな人だ。幕末のいろいろな人を知ることで明治維新を少しは知ることができるかもしれない。
20130724
2013年7月24日 午後から雨。梅雨っぽい感じに戻る。
いなばのトムヤムチキンを食う。こないだ食ったタイカレーよりだいぶ辛い。汗だくになる。しかしこのシリーズはよくできていると思う。ヤマモリのタイカレーにとっては強力なライバルになっただろう。
伊福部昭 シンフォニアタプカーラ 第3楽章
http://www.youtube.com/watch?v=4Yh1QKNj-vs
リズムが泥臭い。良くも悪くもメイドインジャパンのクラシックだ。この曲から緊急地震速報の音をつくったようだけれど、具体的にどこをどういじったのかよくわからない。
「コインロッカーベイビーズ」164ページまで読む。描写が汚らしい。いちいちこんなえぐい表現をしなくてもいいのにと思う。一方で、主人公たちが廃鉱を遊び場にしてスリリングな遊びをしている描写は、男のガキの一直線な感じが出ていてよかった。ただ、この本は寝る前に読むもんじゃないと思った。今日は違うのを読もう。。
いなばのトムヤムチキンを食う。こないだ食ったタイカレーよりだいぶ辛い。汗だくになる。しかしこのシリーズはよくできていると思う。ヤマモリのタイカレーにとっては強力なライバルになっただろう。
伊福部昭 シンフォニアタプカーラ 第3楽章
http://www.youtube.com/watch?v=4Yh1QKNj-vs
リズムが泥臭い。良くも悪くもメイドインジャパンのクラシックだ。この曲から緊急地震速報の音をつくったようだけれど、具体的にどこをどういじったのかよくわからない。
「コインロッカーベイビーズ」164ページまで読む。描写が汚らしい。いちいちこんなえぐい表現をしなくてもいいのにと思う。一方で、主人公たちが廃鉱を遊び場にしてスリリングな遊びをしている描写は、男のガキの一直線な感じが出ていてよかった。ただ、この本は寝る前に読むもんじゃないと思った。今日は違うのを読もう。。