20131103

2013年11月3日
 全日本大学駅伝、駒沢優勝。圧勝。4区の村山で勝負が決まる。出雲3区でも区間新だったが、ここまで強くなっているとは思わなかった。村山は、箱根は5区を走りそうな気がした。往路:中村―窪田―油布―西山―村山のような布陣が頭に浮かんだ。東洋は完全に力負けだった。設楽兄弟ら主力に今一つ元気がない。主力が振るわなかったのは日体大も同様で、よほど立て直さないと箱根連覇は難しい。明治、早稲田、山梨はある程度上位に入ると思っていたけれど、6位青山学院は久保田が欠場の中健闘したと思う。

 夕方Kに出る。新しくできた店を偵察。

 夜は家の中で日本シリーズのようになる。様々なことが遅くなる。

 「千夜一夜物語」第6巻399ページまで読む。第465夜~第474夜。イスラム教を信じるものは救われる的な話も多い。どの宗教の説話でもこういう話があるけれど、強引な押し付けは嫌いだ。極論だが宗教は詰まるところ集金機関だ。。





 

20131102

2013年11月2日
 病院池珈琲。午後歯医者。麻酔をする。麻酔がとれてきたら、削った下奥歯部分ではなく何故か上の方が痛くなってくる。図書館。ブレーキ直す。天気悪い。霧雨のようなのが降る。当然洗濯物の乾き具合悪い。

 「千夜一夜物語」6巻346ページまで読む。392夜~465夜。6巻冒頭にアッバース朝のカリフ、アル・マアムンがピラミッドを掘った話が出てくる(第397夜~第398夜)。第405夜にはロック鳥が出てくる。第436夜~第462夜の「アブ・アル・フスンと奴隷娘のタワッスド」には、タワッスドの話を通して、当時の中東世界の様々な学問に関する先進性がまざまざと示される。

 明日は全日本大学駅伝だ。駒沢、東洋の対決と言われているが、4年生の復調次第では日体大も優勝争いをすると思う。出だしの躓きがなければ明治も面白い。早稲田と中央学院は前半で見せ場をつくれるか。山梨学院は3人の1年生の出来次第で優勝があり得る。

 順位予想 東洋―日体―駒沢―山梨―明治―早稲田



20131101

2013年11月1日
 一週間が終わる。疲労する。疲労すると当たりがきつくなる。この体制が続くとは思えない。

 「千夜一夜物語」第5巻614ページまで読む。第383夜~第392夜。艶話みたいなのが増える。アッバース朝の最盛期を築いたハールーン・アッラシードのあそこが勃つ話にはびっくりした。こんな話ができるのはアッバース朝が滅んでからだろう。



 

 

20131031

2013年10月31日
 昨日の疲れが残る。腹具合悪し。何とか乗り切る。マシン不調。そろそろ替え時か。

 日本シリーズを連日観てしまう。良い試合。巨人ファンではないけれど、鈴木の快走が見られなくて残念だった。

 「千夜一夜物語」第5巻543ページまで読む。第361夜~第383夜。昨日から続きで読んでいた「黒檀の馬」は空を自由自在に飛びまわる木馬が大活躍で結構面白かった。




20131030

2013年10月30日
 Tに行った後MDに行く。その後地元に戻って、新百合へ。永山経由で帰る。今後のことが少しわかる。今日は約2万歩歩いて疲れる。

 今日はスークのセレナーデ4楽章が頭の中をエンドレスで流れて参った。月曜日はラズモフスキー2番3楽章だった。

 「千夜一夜物語」第5巻388ページまで読む。第319夜~第361夜。「アル・ヤマンの男と6人の奴隷娘」は当時のイスラム世界の人種の多様性を示すものだ。その後警備頭の話が続いて、獣姦の話が出てくる。





 

20131029

2013年10月29日
 昼間雨。乗る電車を危うく間違えるところだった。帰りにKHの医者に付き合う。何かあるとすぐ医者に行くのは内心不満であるが、どうしようもない。ポーカーフェイスをもう少し学ぶ必要がある。

 「千夜一夜物語」第5巻146ページまで読む。第4巻「ラブタイトの都」「ヒシャム教主とアラブ人の若者」「イブラヒム・ビン・アル・マーディと理髪外科医」「円柱の多い都イラムとアビ・キラバーの子アブズラー」「モスルのイサアク」「掃除夫と上﨟」「いかさま教主」(第271夜~第294夜) 第5巻「ペルシャ人アリ」「ハルン・アル・ラシッドと奴隷娘と導師アブ・ユスフの話」「泥棒のふりをした恋人の話」「バルマク家のジャアファルと豆売り」「怠け者のアブ・モハメッド」「バルマク家のヤーヤ・ビン・ハリドがマンスルを寛大にあつかった話」「にせ手紙を書いた男にハリドの子ヤーヤが情けをかけた話」「アル・マアムン教主と異国の学者」(第294夜~第308夜)「アリ・シャルとズムルッド」(第308夜~第318夜)。

 この中では、「怠け者のアブ・モハメッド」が面白かった。サルに化けた魔神や白蛇に化けた魔神が活躍する。「アリ・シャルとズムルッド」には40人の盗賊や洞窟が出てくる。「アリババと40人の盗賊」に少し話が似ている。







 

20131028

2013年10月28日
 空振りに終わる。無駄なことをした。今日もよく晴れる。

 「千夜一夜物語」第4巻「アラジン・アブ・シャマトの物語」(第249夜~第269夜)、「タイイ族のハティム」(第269夜~第270夜)、「ザイダーの子マアンの話」(第270夜~第271夜」502ページまで読む。アラジンは「魔法のランプ」で有名なアラジンのようだ。「魔法のランプ」の話自体はバートン版では捕逸版に入っていて単行本にはないようだ。アラジンの話もそうだが、展開がだいぶ乱暴だ。アラジン自体は金持ちのぼんぼんなだけで、ほとんど周りの人に助けてもらっている。アラジンのせいで沢山人が死んでいるけれどそういうことに対する話の回収はない。中国とかヨーロッパとかとはまた違った大雑把さがある。日本の話はせせこましいかもしれないけれど、一方で割と細やかかもしれない。





20131027

2013年10月27日
 よく晴れた。洗濯ばかりしていた。多少の家事をやって一日が終わる。KHがポイントが増えるのを見定めるためににわか楽天ファンになって野球を見ている。

 「千夜一夜物語」第4巻「カマル・アル・ザマンの物語」(続き 194夜~249夜)368ページまで読む。恋煩いの話から発展して親子二代にわたる長いタイムスパンの話になる。

20131026

2013年10月26日
 地震で目が覚める。朦朧としながらKHに大丈夫だと言う。アウターライズ。規模の割には余震はそんなにない。台風に刺激されたか。夜は激しく雨が降ったが、昼過ぎにはやんでくる。明日は沢山洗濯をしないといけない。

 だらだら過ごす。昼寝つき豪華休日。

 「千夜一夜物語」第4巻「カマル・アル・ザマンの物語」(170夜~193夜 途中)98ページまで読む。これも恋煩いの話。



 

20131025

2013年10月25日
 昨夜はグリーグの弦楽四重奏を2回も聴いてしまってから頭が冴えてなかなか寝付けなかった。間違いなく傑作だ。音楽の教科書に載るだけの作曲家だと思った。

 今日はずっと霧雨で時折激しく降った。作業に没頭する。知識が足りないことを痛感する。どこで知識をつけるか。。

 夜はハリーポッターを観る。KHが病気になる前に映画館へ観に行ったのだが、結構内容を忘れている。死の秘宝はどっちもまだ観ていない。

 「ねじまき鳥クロニクル」読み終わる。どこか曖昧な終わり方。

 「千夜一夜物語」バートン版第3巻読み始める。589ページまで読む。2巻をまだ読んでいないので、2巻から続いている最初のオマル・ビン・アル・ヌウマン王の話(第96夜~第146夜)は飛ばす。この話はすごく長くて400ページ以上ある。鳥と獣と大工の物語(第146夜~第147夜)から読む。ここから動物の話が続いた後、恋煩いになった話「アリ・ビン・バッカルとシャムス・アル・ナハルの物語」になる。この話はつまらない。これらの物語には数多くの詩が挿入されるが、どれも美辞麗句を連ねただけで感情移入できない。昔読んだ「水滸伝」にも時々似たような詞が挿入されるが、何度も読んでいるうちに面白いと思えるようになった。何かを理解できるようになるためにはよく咀嚼する必要があるのだろう。。




20131024

2013年10月24日
 木っ端役人を目の当たりにする。今日は天気が良くないのに、昨日より調子がまし。上の弟が退院する。ヘルニアをとった。台風は逸れるようだが、結構雨は降るだろう。

 KHが、子どもの頃赤石路代などのコテコテの少女漫画を読み過ぎて脳みそがどろどろに溶けて今はこの体たらくですよという話をしていた。

 「ねじまき鳥クロニクル」第3部408ページまで読む。昨夜中に読み終わると思っていたが、気が付いたら眠っていた。ノモンハンの話の続きが出てくる。

 グリーグの弦楽四重奏曲ト短調を少し聴く。1楽章は、鋭く尖ったドリルがグリグリ抉り込んでいくような曲。グリーグの曲はそんなに聴いたことがなかったので、こういう鋭い才気も持っていたんだと少し驚いた。演奏が難しそうだ。シューベルトの「死と乙女」がベースにありそうだ。終楽章がタランテラ風。追記:タランテラではなくサルタレロだった。

http://www.youtube.com/watch?v=pZZkxLY9uqc

20131023

2013年10月23日
 自分で自分の価値をつくる。木曜金曜はどっちにしても雨だ。KHの人間としての面白さと生活力の無さとの揺れ幅の中で価値観が右往左往しているが、こういうので汲々としているのは良くない。

 KHがまた謎の買い物をする。モノが増えているのに文句を言おうとしたら、UFOに連れていかれて転写能力を手に入れた云々かんぬんと嘘八百を連ねて、あまりに口達者なのに感心してしまう。

 「ねじまき鳥クロニクル」第3部鳥刺し男編332ページまで読む。近所にある家の井戸に入って瞑想して、その瞑想を続けるためにその家の土地を手に入れようとしたら、その金を出してくれる婆さんが現れてものすごく都合のいい話だ。一言で済むところを5行くらいかけてだらだらとあまり中身のない言葉が続くところが時々ある。売文業というのはそういうところもあるものだ。。

 

20131022

2013年10月22日
 曇って肌寒い。2つの台風と寒冷渦が近づいている。今週後半は大荒れだ。

 帰りに歯医者。懸案事項が片付く。しかしまだ事項が二つある。

 「ねじまき鳥クロニクル」第3部鳥刺し男編94ページまである。相変わらず無駄と思えるセックス描写がある。ノモンハンの話の続きが気になる。

20131021

2013年10月21日
 黒い犬白い鰐。

 小学生の頃、近所にでかいセントバーナードを飼っている家があって、時々その犬をかまいに行っていたら、そこのおばさんに「この犬欲しかったらあげるよ」といきなり言われてびっくりしたことがあった。その後、その家が経営していた会社が倒産したので、犬を手放さないといけない状況だったのだなということがわかって悲しい気持ちになった。

 「ねじまき鳥クロニクル」第2部予言する鳥編258ページまで読む。ノモンハン事件がらみの話が出てきたり、主人公の妻が浮気をして出ていったり、話に起伏があって面白い。個人的な好みでは、村上春樹は若い頃の作品よりも最近の作品の方がいい。

 

20131020

2013年10月20日
 雨が降って寒い。朝は15度くらいあったのに、日中になって気温が下がって13度くらいになり、夜になって雨が小降りになってからまた15度くらいに上がる。

 電子ピアノを設置する。いろいろ残った問題はあるが、KHが喜々として弾いているのをみると何も言えなくなる。カーリー女神の生贄のようなものだ。。

 村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」第1部泥棒かささぎ編を166ページまで読む。法律事務所を退職して暇になった主人公が、行方不明になった猫を探したり、予言ができるマルタという謎の女と会ったりする。

20131019

2013年10月19日
 無駄な生活。人に人の心がわかるはずがない。

 箱根予選会結果
http://www.kgrr.org/

 「菜の花の沖」読み終わる。これまで読んだ司馬氏の小説の中で最も良く書けている小説だと思う。

20131018

2013年10月18日
 さむさむぶるっちょ。台風がまた来週いらっしゃる。道を通っているととにかくジジババ様は視野が狭いので怖い。前しか見えていないのに出ようとする。

 明日は箱根駅伝予選会だ。今年から地上波で生中継をやるようだ。昭和記念公園まで何度も足を運んだが、今は行くパワーがない。今回は記念大会で出場枠が13校ある。

 ドヴォルザークの劇的序曲「フス教徒」をまた聴く。スメタナの連作交響詩「わが祖国」の5曲・6曲に出てきたコラールが出てくるし、交響曲第7番にもよく似ている。彼の序曲、交響詩などの中では序列が上の方にくる曲だと思うけれど、スメタナの「ブラニーク」の華々しさには一歩及ばないような気がする。

http://www.youtube.com/watch?v=A8Pqd7Js2gY

 『菜の花の沖』6-177まで読む。嘉兵衛が報復のような形でロシア側に捕らえられ、カムチャッカまで連れていかれるが、その時の態度が堂々としていて賞賛に値するものであったことが描かれる。

20131017

2013年10月17日
 昨夜2時半頃に目が覚めてしまい、眠れなくなる。朝方まで悶絶する。目が痛くてどうなるかと思ったが、昼間は何とか持った。肌寒い日。数少ない秋物の服を今日ようやく洗濯する。

 「菜の花の沖」5-414まで読む。ゴローニン事件のゴローニンが出てくる。

20131016

2013年10月16日
 台風一過。電車が強風で一時止まったがほぼ時間通りに着く。風は、朝は北風が強く台風が通り過ぎてから西風に変わり、午後になってから北西風→北風に変わる。昨日の予測は間違っていた。結果的にまた秋が深まるということになるのだろう。。

 今日も結構肩がこる。

 KHが鼻風邪。自分は風邪に弱く1年に3、4回ひくが、KHは大病はしたものの、一緒になってから風邪で寝込んだのを数回しか見ていない。

 比較的若い人なのに加齢臭のような臭いがひどい人がいる。全然悪い人ではないのだが、近くだと結構きつい。自分の今後の対策を考えなくては。。

 「菜の花の沖」5-272まで読む。5巻はかなりの部分をロシア帝国の膨張とレザノフの日本使節について筆を費やしている。司馬氏の力の入れようが半端ない。この本は今後もう一度読むべき本だと思った。情報量が多すぎて頭に入らないし、頭から抜けていくには惜しい情報も多い。



 

20131015

2013年10月15日
 病院。赤血球がやや低めながら大きな変化なし。病院から家までの道をかつて自分の中で「ドロローサへの道」と呼んでいた。元の意味とだいぶ違うのだが、心情的にふと浮かんだ言葉だ。病院の面会時間は20時までなのだが、消灯時間の21時までいてほしいと言われて、いつも21時過ぎに帰る。帰りながらこの先どうなるのだろうという不安な感情をとにかく凍らせることに集中していた。あの時のことを考えると、今がとても有難い。

 台風が明日の朝いらっしゃる。来るまでは北風が強く、通り過ぎてからは南風が強くなるだろう。電車が動くかどうか。

 「菜の花の沖」5-41まで読む。最上徳内、伊能忠敬、間宮林蔵と日本史の教科書に載るような人物が続々登場する。択捉国後など今に至る北方領土問題の根源的な背景がよく理解できる。これまで読んだ司馬作品の中でも、最も力が入っていると思った。 

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