20140301

2014年3月1日
 朝夢を見る。巨大な集合住宅のような場所に住んでいる。南側の部屋で自分とKHが寝ている。北側が吹き抜けのようになっていて上の方に丸い天窓がある。その天窓から高校生くらいの奴が3人こちらを覗いている。これはたまらんと思い、そいつらを排除すべく外に出る。外に出るとその天窓がある場所は、様々な建物を登ったり降りたりしなくてはいけないことがわかる。古びたコンクリート住宅群。階段を昇り降りして、ようやくその場所にたどりつく。天窓の外側は屋上のような場所にあって割と容易に人が出入りできることがわかる。高校生くらいのやつがたくさんいるが、排除できるような人数ではない。せめて天窓をふさぐことはできないものか考える。考えているうちに目が覚める。

 よく眠る。だらだら過ごす。怠惰な暮らし。昼寝もする。ダメージがようやく抜ける。あまり物事を考えない。登り棒太郎とかAVの話とか下ネタばかり話している。

 天気が悪い。弱い雨が時折降る。気温が下がる。7℃台で推移。明日雪になるかどうか微妙な天気。

 「尻啖え孫市」下264ページまで読む。孫市は雑賀党を率いて、石山本願寺の助っ人として織田軍と戦い、鉄砲を生かした攻撃で痛めつける。雑賀党は一向宗の熱心な信者だが、孫市自身は一切の宗教を信じないという設定。謎の多い人物だから自由に描いている感じだ。


 
 


 
 
 

20140228

2014年2月28日
 昨日のダメージが残る。また夢を見る。実家に戻って住んでいる。西側のトイレのところを見る。そこだけ陥没している。来客があって母親が対応しているようだ。自分が泊まっている部屋に戻る。上の弟がやってくる。若い感じ。何かを話そうとしている。そこで目が覚める。

 今日はぬくかった。明日雪になるかもしれないようだがどうなるか。予想天気図の低気圧の位置が微妙だ。

 今後の予定を話す。3月は上旬と下旬で内容が違う。4月以降がよくわからない。

 パニくった時の対応について話す。

 「尻啖え孫市」上314ページまで読む。金ヶ崎の退き口に秀吉と共に孫市もいたという設定。鉄砲が活躍。金ヶ崎はかつて新田義貞が籠った城でもあると説明あり。地域において歴史上重要な拠点というのは変わらないものだ。


20140227

2014年2月27日
 F市へ手続き。プリニー式。瞬間的な想像力を働かせることができずダメージを受ける。こういう時生活を続けていくことが重くのしかかる。

 司馬遼太郎「尻啖え孫市」上154ページまで読む。鉄砲で名を馳せた雑賀党の頭目孫市の話。娯楽的要素多い。「花の慶次」に似ている。

 

20140226

2014年2月26日
 寝起き今日も悪い。朝方夢を見る。小汚い畳敷きの居酒屋にいる。様々な客がいる。いつの間にか見知らぬ二人の男と話をしながら飲んでいる。二人とも大柄で太っている。一人はヒゲが濃くて頭がドレッドヘアーのような髪型。もう一人もヒゲが濃くて脂っぽい感じ。見かけに反して二人とも悪い人ではなさそう。それなりに四方山話を繰り広げるが、自分は内心そこを早く出たくてたまらない。悪い人々ではないけれど、二人の脂ギッシュな感じに嫌悪感を感じてしまう。

 打ち合わせ。3月14日までに一区切りつける。3月は細々といろいろやることになる。

 午後外に出る。JかYか。T氏・自分はY、N氏・H氏はJで意見が分かれる。どうなるか。

 「緋文字」読み終わる。牧師とへスターは汽船に乗ってヨーロッパに駆け落ちをしようと試みるが、チリングワースに勘づかれてしまう。牧師は新総督就任に際しての説教の後、自分の過去の不義を集まった人々の前で公表し、そのまま倒れてしまう。へスターとパールの後日譚。チリングワースが悪魔的に書かれているけれど、浮気をされたことがある人はチリングワースに肩入れするだろう。この小説の主要テーマとは関係ないが、自分は牧師の方がひどい奴だと思う。念仏をするより罪をつくるな。

 へスターの娘パールの描写を読んで、姪のWをイメージする。自分の世界観を持っていてそれに頑なに固執しているところが似ている。





20140225

2014年2月25日
 また朝寝坊しかける。目覚ましに全く気付かなかった。寝坊は良くないが、一方で精神的な疲労が徐々に癒されてきていると思う。今日は昼間気温が上がる。手抜き工事。午後頭痛。ロキソニンを持ち歩くことにしているが、今日は服用せず。

 面倒なメールを送る。こういう時にせっかちで面倒くさがりな面が露呈する。

 ベートーヴェンのピアノ三重奏曲第5番の1楽章を聴く。これからのことをこの曲に託していくか。。

 「緋文字」286ページまで読む。パールの父親でへスターの密通相手が牧師ディムズデールだということが判明する。へスターの元夫チリングワース(変名)はその事実を知り、ディムデールに対して精神的に追い詰めようとしてきた。

 

20140224

2014年2月24日
 リス。全然合わない。ずっと重苦しいままだった。基本的には平穏に過ごす。今後のことを少し話す。来月は外が2件。うち1件は自分も出兵か。今の状態をなし崩し的にだらだらできるといいのだが、そうは問屋が卸さないと思っておいた方がいいだろう。。

 KHがでたらめな歌を合唱風に歌っていたのでちょっと褒めたら、調子に乗っていろいろ歌いだした。いろいろな目に遭ったが、このアホさ加減にこれまでどれだけ救われてきたかしれにあ。

 K氏に手紙をやっと出す。明日はKHがらみの面倒な案件あり。

 「緋文字」再び読みだす。P162~P212。総督と教会は、へスターから娘パールを引き離そうとするが、牧師ディムズデールが助け船を出す。死んだと思われていたへスターの夫チリングワース(変名)と悩める牧師ディムズデールとの奇妙な共同生活。ディムズデールの悩みの原因が何なのかが今後の展開で重要になりそうだ。



 

20140223

2014年2月23日
 東京マラソン2014。チュンバ優勝2:05:42。2位トラ2:05:57。5分台2人、6分台2人、7分台3人の高速レース。8位松村2:08:09。30km以降離れてしまって勿体なかったが、後半の追い込みは今後につながると思う。9位小林2:08:51。日本人9分台3人。11位黒崎は東洋大時代に箱根2区で好走していたので、今回の東京のコースは打ってつけだと思っていたが一定の結果を残せてよかった。それにしても、トップが40km1時間59分台で走ってしまうのには驚かされた。

東京マラソン2014男子結果
http://www.ntv.co.jp/tokyomarathon/record/m_fin.html

 KH遊びにでかける。カラオケで「河内のおっさんの唄」を歌ってきたらしい。

 図書館、買い物。Kさんへの手紙の続き。時間がかかる。下の弟から長文のメール。自分が欲しかったものは弟の手元にあったようで少し安心する。

 『池袋ウエストゲートパーク』読み終わる。「オアシスの恋人」「サンシャイン通り内戦(シヴィルウォー)」。一連の作品。内戦が一つのクライマックス。本当は真面目な人間が粋がって不良ぶっている感じが少し鼻についたが、話としては面白かった。登場人物の女が不自然な感じがなかったのもよかった。村上春樹の小説に出てくる女よりよっぽどリアル感がある。チンピラのもう一方のリーダーが、バルトークの弦楽四重奏曲4番で踊るシーンがあるけれど、踊れてしまうのだろうか。





20140222

2014年2月22日
 病院池珈琲。チックについて。腹を壊す。油っぽい食い物と珈琲が原因か。晴れたがまだ寒い。今日は一日中眠かった。夕方寝てしまう。KHと住んでいる建物が火事になる夢をみる。

 K氏への手紙を書いている。極端な筆不精だが、これは書かないといけない。

 今回の大雪で、八王子で江戸時代の享保以来ずっと書き続けられている石川日記の存在を知る。郷土資料館に現物があるようなので一度見ておきたいものだ。

 『池袋ウエストゲートパーク』「池袋ウエストゲートパーク」「エキサイタブルボーイ」まで読む。147ページまで。作者は嫌いだが、小説としては結構面白い。

20140221

2014年2月22日
 過去のミスを思い出して神経が尖る。知るべきことは山のようにある。

 1週間終わる。

 「羅生門」「鼻」「芋粥」を再読。芥川が肉付けしたところを味わいながら読む。

 石田苛「池袋ウエストゲートパーク」を56ページまで読む。NHKの某音楽番組の司会が彼になってから観るのをやめたくらい嫌いなのだが、作品を読んだことがなかったので読むことにした。チンピラの話。ドラマを観ていないので先入観なく読める。


20140220

2014年2月20日
 雪は降らなかったが気温も上がらず。

 作業をするにあたって肝心なところを突き詰められない気弱さがある。意思の力は大事だ。とはいえモチベーションが上がらない状況ではある。。一本筋を通していく必要あり。

 今日もやや寝坊。少し眼底痛あるがロキソニンを飲むほどではなかった。

 ホウレンソウ尽くしの晩飯。

 芥川龍之介「偸盗(ちゅうとう)」読み終わる。この作品は初めて読んだ。今昔物語集の「人に知られざりし女盗人の語」をベースにしているが、話も設定もだいぶ違う。原作は「今昔物語集」の中でも屈指の面白さだと思うが、この作品も決して劣らない生々しさ、迫力がある。



20140219

2014年2月19日
 寝坊しかける。珍しくKHに起こしてもらって難を逃れる。今日もだらだらやっている。深く考えないようにする。

 明日の天気降水確率30%に下がる。

 「大尉の娘」読み終わる。意外と面白かった。話は割とご都合主義だが、主人公グリニョフと老僕サヴェーリイチのやりとりが面白い。世界史で習ったプガチョフの乱(1773~1775)が舞台でプガチョフ本人も出てくる。エカテリーナ2世もちょっとだけ出てくる。





 

20140218

2014年2月18日
 アウェイ。できる限りやりたくないことはやらないでやりたいことだけやる。

 明日の雪マークが消えて明後日も予報が曇りに変わる。

 K氏から本が送られてくる。刺激を受ける。自分も私家版のこういうものをつくりたい。ちょっとずつでも書いていく。

 KH腹痛でイシャ。同行。エコー。問題なし。安心してバクバク食って家に帰ってまた腹痛。ガキみたいだ。

 プーシキン「大尉の娘」46ページまで読む。主人公の「私」の放蕩息子っぷりがすごい。お守役のサヴェーリイチが気の毒だ。






 

20140217

2014年2月17日
 お気楽社員的一日。しかし夜更かししたせいで妙に気分が沈む。知識不足を埋めるべくちょっとずつつける試みを始める。

 ハンドクリームで歯磨きをし、歯磨き粉を手につけそうになる。駅ではPASMOを落とし忘れるところだった。

 天気図をみると次も雪になりそうだ。これはやばい。

 井上靖「敦煌」読み終わる。この小説も中学の頃読もうと試みたのだが、素っ裸の女が出てきて指を斬り落とされるところが嫌でそこで読むのをやめてしまった。読んでみると、映画と小説の記憶がごちゃごちゃになっていることがわかる。莫高窟と黒水城にはいつか行ってみたいものだ。それにしても井上靖の文体はなじみがあっていい。もっといろいろ読んでおくのだった。








 

20140216

2014年2月16日
 雪がだいぶ融ける。しかし水曜木曜の天気予報に雪マーク。

 午後図書館、買い物。「緋文字」も一度返却。。

 何もしない休日だったが、よく休めた。頭から余計なものがかなり抜けた。また思い出す事柄もあるだろうが。。

 「緋文字」162ページまで読んで中断。へスターとその娘パールの生活。へスターは刺繍をしてお金を稼ぐ。パールは自分の境遇を幼心に理解し、まわりからの冷たい目や冷たい仕打ちに激しく反抗する。

20140215

2014年2月15日
 雪の量がすごい。夜のうちに雨に変わってだいぶ融けたけれどそれでも30cmは超えていた。月曜までに道路がどうなるか。

 生チョコうまい。昨日の22時半くらいに届く。宅急便の人たちは大変だったはずだ。家に帰れたのは何時になったのだろう。

 今日は一歩も外に出ないでだらだらしている。KHが仕事をもらって生き生きしている。腹痛はやはり寒さの影響のような気がする。

 「緋文字」128ページまで読む。長い序文をようやく読み終わって本編へ。へスター・プリンという清教徒の女が密通の罪でさらされ、その後村八分のような生活を送る。200年前の話だけれど、世間の世知辛さというものはあまり変わらない。




 
 


20140214

2014年2月14日
 雪がふっておもてはへんにあかるいのだ。

 上京してこれだけ雪が降ったのを見たことがない。30cmくらい積もったかもしれない。問題はこの後だ。明日気温が上がって雨に変わってから雪がどれだけ融けるか。それと2月上旬でこれだけ雪が多いのだから、本来雪が多い2月下旬は同程度の雪がさらに降るのではないかということも懸念される。

 「緋文字」56ページまで読む。まだ序文「税関」を読み終わっていない。。元軍人や関税検査官の爺さんたちについてつらつらと書いている

20140213

2014年2月13日
 そこそこまじめにやる。ゲリラ活動的体制は今後どうなるか。無力だ。

 内職の件は今にして思えば浅はかな判断だった。もうしばらく守りの姿勢でいいと思う。

 2年前は帰宅してからの家事が苦痛だったが、今はだいぶましになった。今日はそれを感じながら鍋焼きうどん的なものをつくる。

 明日も雪予想。いろいろ買い込む。

 ホーソーンの「緋文字」を30ページまで読む。序文「税関」というのがやたら長い。セイラムの街と税関について。

20140212

2014年2月12日
 山田が終わる。今日はたいして働いていないのに消耗する。外特有の気の張りつめ方がある。過去の自分の不十分な仕事への批判を見てしまったのもある。至らない点が多いがもう終わったことだ。知識をさらにつけていく糧にしたい。

 今日も雪がちらつく。今週末がどうなるか。

 KH腹痛治まらず。手術痕の痛みが混じっている模様。金曜に別の要件で休みをとったが午前中は病院行きかもしれぬ。

 「虞美人草」読み終わる。後半になって話のテンポが急に上がってあっという間に終わってしまった印象。藤尾の癇癪はKHに似ている。本人も自認していた。







 

20140211

2014年2月11日
 朝方地震で目が覚める。房総半島南方沖M5.6。二度寝。三度寝。比較的穏やかに過ごす。穏やかだと喧嘩もしない。

 KH腹痛続く。寒さもあるのかもしれない。雑炊をつくる。天気が曇りで午前中は雪がちらつく。

 普段はがさつで失敗が多いが、作業になると妙に勘が働くことがある。この勘をもう少し磨いていきたいものだ。向上させる方法はあるか。

 「虞美人草」234ページまで読む。漢文調の描写の一方で、この小説は会話がやたら多い。漢文調のところは読むのに手間取るけれど、会話はすいすい進む。この辺も漱石の工夫かもしれない。藤尾みたいな女は面倒くさいけれど、糸子とか小夜子は退屈かもしれぬ。

20140210

2014年2月10日
 スチャラカ社員から一転してにわか事務員をやる羽目に陥る。この手の仕事は自分には向いていない。自分個人の意識できる範囲がごく狭いことを思い知らされる。自分の脳みそは欠陥住宅のようなものだ。

 KH腹痛。昨日食い過ぎたか。

 小学校の時修学旅行で山登りをしたが、その企画の原案はR先生の旦那さんの発案だったのではと某サイトをみてふと思った。A山地の風景をみると元気が出る。

 「虞美人草」198ページまで読む。甲野・宗近・藤尾・糸子のグループと小野・孤堂・小夜子のグループが博覧会でニアミス。小野さんはちょっと気の弱いところがあるだけで、そこまでぼんくらではないようだ。博覧会は明治40年(1907)年にやったようだ。



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